このブログでは何回も書いてるんですが、僕は
「パリで生活してパリの一部になる事」を人生の一つの目標にする
という仮説が正しいかどうかを確かめにフランスへ来たんです。
そのために、
- フランス語は勉強したし、
- 英語の試験も通ったし、
- フランスや歴史の勉強も一通りやったし、
- EU関連の勉強もしたし、
準備はちゃんとやりました。
ただ、一週間過ぎてみて、何か悟りました。
パリは悪い場所じゃないけど、言うほど凄い場所じゃない。
街中を歩いてみると、日本では考えられないような危険がいっぱいだし、
イメージしてた芸術・文化の発信地としての「パリ」はそこには無かった。
飛行機に13時間乗って見れたのは、
なんでこんな町でパリコレなんかやるんだろう?って感じに廃れてて、
でもそんな生活を楽しんでるパリジャンの人たち。
そういうのもいいけど、これは僕の望む物ではない。
壮大な仮説検定の終了、って感じ。
もちろん、このための期間得た物は凄い多いし、それは大切にします。
でも、今はもう、昔の幻想を捨てて新しい方向へ走ってゆきたい。
僕は、映画『マトリックス』の例が好きなんだけど、
人生の仮説検定って、
"Do you want to take the blue pill, or the red pill?"
みたいな感じ。
知らない世界が見える事で、幸せになったわけじゃないし、不幸になったわけじゃないし、でも次元が増えた感じ。
そのレースは、走ってる時が一番楽しくて、ゴールしてしまうとどっと疲れる。
でも、そういうレースをやり続けたいな~と思う。
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