2009年2月24日火曜日

前進

おかげさまで体調はだいぶよくなりました、金森です。

このブログでは何回も書いてるんですが、僕は

「パリで生活してパリの一部になる事」を人生の一つの目標にする

という仮説が正しいかどうかを確かめにフランスへ来たんです。

そのために、
  • フランス語は勉強したし、
  • 英語の試験も通ったし、
  • フランスや歴史の勉強も一通りやったし、
  • EU関連の勉強もしたし、
準備はちゃんとやりました。

ただ、一週間過ぎてみて、何か悟りました。

パリは悪い場所じゃないけど、言うほど凄い場所じゃない

街中を歩いてみると、日本では考えられないような危険がいっぱいだし、

イメージしてた芸術・文化の発信地としての「パリ」はそこには無かった。

飛行機に13時間乗って見れたのは、

なんでこんな町でパリコレなんかやるんだろう?って感じに廃れてて、

でもそんな生活を楽しんでるパリジャンの人たち。

そういうのもいいけど、これは僕の望む物ではない。

壮大な仮説検定の終了、って感じ。

もちろん、このための期間得た物は凄い多いし、それは大切にします。

でも、今はもう、昔の幻想を捨てて新しい方向へ走ってゆきたい。


僕は、映画『マトリックス』の例が好きなんだけど、

人生の仮説検定って、

"Do you want to take the blue pill, or the red pill?"

みたいな感じ。

知らない世界が見える事で、幸せになったわけじゃないし、不幸になったわけじゃないし、でも次元が増えた感じ。

そのレースは、走ってる時が一番楽しくて、ゴールしてしまうとどっと疲れる。

でも、そういうレースをやり続けたいな~と思う。


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