2011年12月31日土曜日

大掃除

大掃除、と呼ぶには少しおおげさだが、

一日かけて部屋を整理してみた。

今年は「自宅」と呼ぶ場所が3回も変わったし、

ガラクタ類は比較的減っている方。

でも、この家に来てから、まともに荷物を整理する機会がなかくて、

ダンボールが隣にいる状態でずーっと生活をしてきたから、

整理整頓をという意味合いもこめて。


棚の中には、小学校の時にもらった年賀状とか、

二度と使わないであろうゲームボーイなんかが。

高校時代の旅行の思い出品とか、日記とかが出てくると、ついつい読んでしまう。

「家族の温かみ」って何だろう?とか中学時代の時から悩んでたんだなー、とか、

初恋の時の思い出の品を見て回想したり、とか。

そういう時間も豊かな人生には必要だから、全部捨てずに、

思い出として見返したい物は「中学時代」などと名前につけたボックスで整理する事に。

ちなみに、高校時代のボックスの中には当時受けたテストの記録があった。

理系はほぼ95点以上だったのに、文系は70点台だったんだな、自分。

そんな自分が文系学部に進学し、そしてファイナンスをやってる、ってのがちょっと不思議。


あと、捨てる分量が多かった物は本。

200冊くらい捨てる事にした。

将棋の定跡の本なんか、もう読まないしなー。と。

でも、約50冊ある将棋と囲碁の本は、高校1-2年の間で買って読破したものなんだよね。

しかも、本屋さんの立ち読みした物はその倍以上あったはず。

とすると、週に一冊は将棋の本を読んでたんだな、すげー。

こちらは、近藤先生のサインが入ったゴキゲン中飛車の本を残し、全て処分しようと思う。

さすがに著者から直接もらったり、サインしてもらった思い出のある本は捨てられない。

ちなみに、近藤先生とは二枚落ちで勝った経験があるなー。


あと、流し読みの自己啓発本も捨てた本の中に何十冊かある。

千円くらいの本を、どんどん買って、どんどん読んでいく。

そういう癖がついたのは、大学に入ってからかな。

社会人になった今でも、常に一冊以上の本がカバンに入ってる。

空いた時間を使って、色んな考えに触れて、自分の世界観を広げようとい試み。

結局人のアウトプットはインプットを組み合わせただけだからね、

インプットした者勝ちな気がする。


本を整理する時、必ず迷うのは、どういう順番で本棚にいれるか。

今乗僕の場合、部屋に本棚が2つある。

左の本棚は明るい茶色で、右の本棚は近代的な白。

左の本棚は根を詰めて「勉強」をする用にしよう、と決め、

上から哲学、歴史、経済学、商学、語学、等の本をまとめて入れた。

図書分類法と一緒で、やっぱり哲学→歴史→社会科学になるのは、

人間の心理が関係してるのかな?

右の本棚は、小説とか自己啓発本、旅行やスポーツ等の趣味に、芸術関連の本が並ぶ。



空間を作り上げるためには、コンセプトが必要。

「なんでもあり」だと、すごく中途半端な部屋になってしまって、居心地が悪くなるんだよな。

僕の場合は、実家に戻った意味は、

  • 家族との関係修復
  • 家事を一部Outsorceする事で時間を作り、勉強に使うする
という大きく分けて2つの目的があった。

なので、当然部屋は勉強をする場所というコンセプト。


イスもOkamuraのバロンチェアだし、机も幅が140cmくらいある。

整理された本棚が2つあって、とても気持ちいい。

気分よく新年が迎えられそうだ!

2011年12月24日土曜日

趣味

先の投稿を書いていて思ったのだが、

僕は勉強が趣味なのかもしれない。

Input needed for future businessは必要に迫られてやってるが、Other learningも多い。

例えば、相対性理論や西洋美術史を独学で勉強したるするのはそれ。

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人間の趣味っていうのは、そう変わらないらしい。

僕がこの22年間生きてきて、これからも一生続けたいなと思う物は、この3つ。

  • 色んな分野への知的好奇心に基づいた勉強 (座学や読書だけじゃなくて)
  • 10km程度のジョギング
  • もう指が回らなくなってるが、それでも好きなピアノ
そして、その下にあるBランクの「趣味」としては、
  • クロールが速くなりたい水泳
  • 奥深さが底知れぬ、ワインテイスティング
  • 感性を刺激してくれる西洋美術 (好きな画家:ジャクソン・ポロック)
これは10年後も続けてるかなー。どうだろう?

そして、今後始めたいと思ってる物としては、こんな感じ。
  • 一台数十万するから躊躇しているバイク(自転車)
  • 音楽の生演奏を聴きに行く(特にオーケストラとジャズ)
  • 映画
下二つは時間がなくて出来てないけど、バイクはそのうち始めてもいいと思う。

目指せトライアスロン。きっとショート(Olympic Distance) なら余裕っしょ。

勉強と自己投資

Blogの方は久々でしたね、放置してしまってすみません。

現在、クリスマス・イブの午前4時ですが、

彼女のいない僕には関係ないので、

午前4時、絶賛勉強中です。笑


社会人になってから、24時間をフルに使おうという意識が増え、

学生時代よりも勉強意欲が高まった気がする。

今日はそんなお話をしようと思います。


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僕は、学生時代の頃から、かなりの勉強好きでした。

よく話すエピソードですが、

高校生の時、慶應の経済学部に入る事が決まった瞬間から、知的好奇心でもって専門書を探しに本屋さんへ。『経済学入門』というタイトルの数百ページある専門書を何冊か読んで、基礎的な知識を仕入れてしまったため、大学前半の授業が全くつまらなかった。
大学の授業はいつも一番前で聞いていて、大講義でも構わず質問を教授にぶつけていた。レーザーポインターを授業に持込み、ホワイトボードを差しながら教授と話し合った事も。
ドイツ留学が決まった瞬間からドイツ語を勉強し始め、一ヶ月でドイツ語検定3級(準2級だったっけ?)を取得。勉強開始3ヶ月で渡独し、A2のレベルに滑りこむ。そして、半年の滞在でB1レベルに。
等々、コレに関してはネタがつきない。

大学に入ってから月に1万円以上はかならず本にかけてたし、

ゼミの勉強のために常にIMFやらの論文を200-300ページはカバンに入れてたような。

今考えると凄いですね・・・。笑


さてさて、経済学が「活きてくる」くらいの知識をつけて大学を卒業する事ができ、


そこから就職をして「ビジネスマン」になりました。

(僕は「会社員」という言葉が嫌いなので、敢えて「ビジネスマン」と呼ぶ。僕は社長のビジネスパートナーとしてファイナンスをやってる。会社に言われた事をこなす「会社員」ではなく、ビジネスのためにいいと思った事を率先してやるようにしてる。いつも、その二歩手前で終わってしまう事が多いけど。)

そして、周りを見渡してみると…

社会人になってから、勉強する量がほぼゼロになる人がいかに多いかに驚く。

会社から言われた研修やら、資格試験の勉強やら以外に、

自主的なinputをする人がいかに少ないか。


だけど、当然、どんなに優秀な人だったとしても、

20代前半までのinputで一生食っていける訳ではない(と思う)。

もちろん、大学院まで行った人でも同じ。

普通はみんな「社会人一年生」だし、

会社とはどういう場所なのか、どういうスキルがあると上手く行くのか、

に関して持ってる知識なんか、ほぼゼロに等しいんじゃないかな?

もちろんOJTで色んな経験をしていくんだろうけど。

それで十分なの?大丈夫?と僕は問う。


僕が今いるGEという会社は素晴らしい会社。

特にFMPというプログラムに入ると、仕事以外の勉強を課せられる量が多い。

そこでFinanceの専門性を身につけて、Leadershipとは何かを学んで、

仕事のためのアウトプットをより良くするためのinputをしている。

これだけ量が多いと、これで十分なのではないか、とも考えられる。

これは僕も同意見で、これくらい勉強してれば、

社外で特別に何かしなくてもいいのかもしれない、と思う。


でも、他の会社へ行った同期から話を聞くと、毎日Routine Workで終わりらしい。

Routine Workが17時とか18時とかに終わり、

そこから先輩やら同期やら友達やら飲みに行ったりして過ごすらしい。

楽しい生活かもしれない。

彼女との惚気話なんか聞かされると、いいなーと思う事もある。


他の人は知らないけど、それでも僕は勉強をしなければならない。と思う。

プロ野球選手は、2-3時間の試合がある日でも、2-3時間は練習をする。

試合が無い日も入れたら、練習7:試合3くらいだろうか?

サッカー選手は週1回の90分の試合のために、

週6で2-3時間のグラウンドの練習をし、その他ミーティング等で戦術を練る。

こちらは、練習9:試合1。


それでは、社会人はどうかというと、試合10の人が凄く多いと思う。

アウトプットばっかりで、インプットが殆どない。

やってる人でも勉強1:試合9くらい。

せめて、勉強5:試合5くらいだったら、かなりアウトプットの質が変わるのではないか、と思う。

もちろん、ビジネスとプロスポーツとは性質が異なるし、

どうしてもアウトプットが多くなるのはよく分かりますが。


だからこそ、僕は勉強をしなければならない。

勉強をしていない多くの人よりも一歩、二歩、と前に進める。

その一歩・二歩の積み重ねが、数年後に凄い力になっていくんだと思う。

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最近、ワーキングチェアを買ったのもそのため。

オカムラのBaron Chairという、一流のイスを買った。

学生時代よりも座ってる時間が長くなるので、

それなりにいいイスではないと、体に負担が出てくる。

この椅子にしてから、本当に気持ち良く勉強ができる。




社会人になったらお金は比較的あるので、

ちょっと無理すれば色んな物に投資ができる。

もちろん、遊びに使うのもいい。人間関係は人生の宝だ。

でも、僕は勉強をしたい。


20代は思いっきり勉強をして、色んな経験をして過ごしたい。

そしたら、30代くらいには仕事もうまく回り始めるだろう。

そしたら、人生を満喫し始めればいい。


ただ、この時間にそう言っているのは、

クリスマス・イブに独り身だから、

とい風に聞こえるかもしれないが。笑