2009年3月31日火曜日

教育

1.
PCPでは、欧米式の対話式の授業をやります。

というか、少なくとも昨日の面接で、
"We're trying our best to do so."
みたいな感じで言ってたので、期待してます。

日本全体でやると、教師の数を増やさなければならない、というのはTusbasaがコメントしてくれた通りです。

でも、少なくとも、そういう環境にいれる事は幸せ。

「せめて自分だけは・・・」

みたいな事になっちゃうけど。


2.
昨日の面接で、「日本の経済を良くするためには?」みたいな質問をされた子がいて、その子は教育にお金をかける事を挙げたらしい。

今の自分が、瞬間的にそういう発想が出来るか?って言われると疑問かも。

瞬間的に思いついたのが、ケインズの

穴を掘るためにお金を使い、穴を埋めるためにお金を使えば、景気は良くなる。

という考え方でした。笑

僕は経済学に縛られ過ぎですね。笑笑


3.
三田の図書館で日経読んでたら、

省エネ製品を購入した分の贈与税を軽減させる、という話が載ってました。

若い世代の消費を刺激する、省エネ製品を普及させる、とか良い事ずくめのように書いてあったけど、

色んな目的がごっちゃになって、変な・よく分からない物ができたな~という印象です。

見た瞬間の印象としては、若い世代の消費を刺激する⇒生前贈与、という発想が幼い感じがします。

Tsubasaのコメントにもあったし、勝間和代が言ってるけど、若者に対する政策資金を増やす必要があると思う。

若い世代の消費が弱いのは、若い世代が稼げてないからだと思う。

教育をはじめ様々なサービスの質が悪ければ、個人が得られる知識とかの資本が少なくて、そこに問題があると思うんだよね。

だから、生前贈与が起これば一時的に消費は増えるかもしれないけど、

根本的な解決にはつながらないから、またすぐに戻ってしまう。

短期と長期のお話ですね。

いきなりのミス

入ゼミ・PCPが決まり、一安心。

っと思いきや、いきなり教授に迷惑かけてしまいました。
○○さんに△△ってメール送っといて(Cc:教授)
って夕方に教授に頼まれたので、昨晩遅くにやろうと思ったら、それでは遅かったらしく、

しびれを切らした教授が、自身で連絡をしたらしい・・・

お詫びのメールを、英語で打ったのが今朝6時半頃。

時間感覚・緊急度合いをとり間違えたのが原因でした。

マジ反省。


それはともかくとして、教授からのメールが、凄い丁寧で感動しました。

起こった問題についての理解を深めさせ、反省を促すような文体。

俺が逆の立場で、あんなに冷静なメールが打てるかな~と思うと・・・尊敬します。

俺だったら、「何で○○しないんだよぅ!」ってわーわー書いてたかもな。苦笑


反省しながらも、良い教授のゼミに入ったな、と感じて、

良かったような悪かったような寝起きでした。

まぁ、もちろんミスしないに越した事は無いんだけど。

PCP選考

無事に通過しました。

選考方法なんですが、配点が
  • 英語:30%
  • 日吉での成績:10%
  • 筆記試験:30%
  • 面接:30%
なんです。

「英語」というのは、TOEFLのスコアと、英語教員に書いてもらった推薦状の評価の事。

なので、実は始まる前から4割決まってるんです。

朝、学校に着くと、みんな武隈のミクロやってて驚きました。

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いや、計算方法を身につけるには良いけど、試験直前に見るような本じゃないでしょ。笑

最後の、「ミクロをマスターしようと思うのなら・・・」っていうのは、嘘なので気をつけてください。

ブログ見ててミクロ勉強したくなった方は、演習本ではなく、本屋さんでちゃんとした入門書を買ってください。

ちなみに服装ですが、9割方スーツでした。

僕は、明るい色のカジュアルなセーターを着ていって、周りからは少し浮いてたようです。笑

でも、選考には関係ないと思うので、楽な格好が一番だと思います。

僕は、私服が一番リラックスして試験受けられるので、あえて私服にしました。



ちなみに試験問題は、
ミクロ
  1. 消費者の限界代替率を定義し、それが限界効用の比になる事を証明しなさい。(10点)
  2. 生産関数 z=x^1/2・y^1/4を持つ企業の費用関数・供給関数を求めなさい。(10点)
  3. ナッシュ均衡・シュタッケルベルグ均衡とは何か説明しなさい。(10点)
マクロ
  1. 選択肢穴埋め問題。消費関数・貨幣乗数と信用・修正版フィリプス曲線など。(20点)
  2. 財政拡大政策と金融緩和政策の違いは何か。IS-LMの範囲内で考えて、説明しなさい。(10点)
って感じでした。

過去問とか、Googleで検索しても出てこないのですが、来年からはこれがヒットしますね。多分。

一晩経っても、内容って結構覚えてるもんですね。

この問題量で、90分も試験時間が90分は結構長めなので、記述のところを詳しく書きました。

ここで、昼休憩でご飯を食べて、面接の時間発表。

僕は一番最初の組でした。


面接は、学生4人×教授2人で、10分間・英語でした。

一人あたり2.5分の時間で、試験の3割の結果が決まる、ってのが妙なプレッシャーでした。

入室して、一人ずつ志望動機(制限時間無いけど、だいたい1分~2分くらい?)を言う。

そして、その志望動機に応じて、教授から簡単質問が来る
  • ゼミはどうするの?両立できるの?
  • キャリアプランとして○○って言ってたけど、それって△△って事?
などなど。

でも、僕は教授に顔を知られているので、
"I know which zemi your going to."
とか言われて、志望動機以外は全く会話せずに終わりました。笑


そして、他の人が面接してる間に2時間以上の超長~い待ち時間があって、

三田⇒白金高輪⇒麻布十番⇒三田という散歩コースを辿りました。

個人的には、オーストラリア大使館あたりの雰囲気が、のんびり落ち着いてていい感じでした。


結果発表は5時で、教室の外に番号が張り出されてるんですが・・・。

字が小さくて(おそらく10.5)、しかも紙が一枚しか無かったので、人が凄い事になりました。

まぁ、番号が一番上にあったので、ぱっと見つかって良かったのですが。

今年の合格者は41名だそうです。

不合格だった人の主な原因は英語だったらしい。

来年度PCP希望する人は、英語を頑張らないとだね。

終了後、簡単な説明があって解散。

ここまでは悪くなかった・・・

2009年3月29日日曜日

六本木

今日は、ともちゃんと一緒に六本木を散歩しました。

本当は六本木アートナイトを見に行く予定だったんだけど、

アートイベントは深夜がメインだったらしいので程々にして、

売り場回ったりおやつ食べたり、色々まったりしてました。笑

一日人と会ってると、色々話せて、その人の色々なところが分かって面白い!って思いました。

気づかされたのは、

・どこかで聞いた話を引用する時は、相当程度に内容を記憶してないと、厳密なお話ができなくなる

という事。

別に堅苦しい話をずっとしてた訳じゃないんだけど、

ぱっと真面目な話になった時に、

見聞きした物を色々説明する時に、記憶が曖昧だと非常に困る。

今日は「大雑把でゴメンね~」とか言って互いにごまかしてたけど、

それじゃダメな時もあるんだろうな~

なんて帰りの電車で思いました。

えっと、ちなみにミッドタウンの公園でポテトチップス食べてた時に、ハトに糞落とされました。

マルセイユに続きです・・・。笑笑

僕の頭は、地上数メートルから見ると、ハトが糞を落としたくなる何かに見えるんでしょうかね?

生物の研究してる人、教えてください・・・。

さて、明日はPCPの試験!

切り替えて頑張ろう~。

2009年3月28日土曜日

教育の問題

モバイルリサーチ会社のネットエイジアが、小・中・高校生を対象に実施した『学習に関する調査』の結果によると、授業内容や問題集でわからないことがあった場合に、先生に質問【しない】生徒が約6割(全くしない:14.7%、あまりしない:43.1%)にのぼることが明らかに。【質問するのが面倒だから】(49.1%)という返答がもっとも多かった。 

詳細はコチラ

個人的には、非常に興味深い統計だと思います。

日本の教育制度という物は、教師から生徒への一方的な「教育」で、「教えた物は分かれ」という感じなんでしょうか?

日本の学校教室の、教師に全員が正対するスタイルは、僕は良くないと思います。

日本の教育制度ってのは、戦争のために全員が最低レベルの知識を持てるように作られているので、規律を乱すような行為は嫌われるのですが・・・軍隊みたいですね。笑

思うと、僕は学校環境については非常に恵まれていた

小学生時代は主にアメリカで過ごしたため、自由に質問する・批判する、というクセがついた。

ついでに、日本の補習校にも行ってたので、アメリカでは天才扱いでした。

というのも、アメリカ人4年生くらいになるまで掛け算をやらないので。笑笑

で、アメリカの学校の凄いところは、

「知識があるなら、別に習わなくていいんじゃん?」

とか言ってくれて、特別措置として、授業時間を別の事をする時間にしてくれた事。

時には2つ上の学年に算数を教えに行ったり、

時には高度な勉強を教えてくれたり、

時にはパソコンで遊ばせてくれたり。

とりあえず、彼らは多様性を受け入れるだけの余裕を持ってた。

日本に帰ると全員が一律の授業に戸惑う。

担任の先生が優しかったのとか、色々な要素が重なってギリギリでなんとかなったけど、

変な教師とぶつかって学年を巻き込んだ騒ぎになったり、色々大変だったな~。

日本では、議論を嫌うようで、新しい視点を提供してクラスの中で目立つとかいうのは嫌われるし、

それ以前に、良い事をして目立つ、っていう観点があまり無かったんだろうね。

英語が話せる僕は、

「中学校の英語の時間にコレをやらされると大変だ!」

っていう思いで、受験勉強を決意。

そして、無事、SFCに受かる。

SFCでは、授業に多様性は無かったから、ある程度全員一律だったかな。

でも、英語はレベル分けされてたから、レベルが低くて困る事は無かったし(むしろ逆だった)、とりあえず息苦しい状態ではなかった。

高校に入って知的好奇心が旺盛に成り始めた時に気づいたのは、質問をすると、先生は必ず好意的に応えてくれて、「半学半教」の雰囲気があった事。

それが凄い良かった。

大学になって感じたのは、

僕が頑張っても、生徒を認めてあげようとしてくれるような教授・スタッフなどがいない事。

授業後に質問をする事は、ほとんどの教授にとって「厄介」以外の何物でもなかったし、

自分の知りたい事・分からない事、を教えてくれる人が誰もいなかった。

大学生が目指すべき方向性は、高校の時のように狭くない、という事なのかもしれないけど。

とりあえずそれが凄い残念。

フランスへ留学した時の授業は、全て対話式。

分からない事は聞く、教授は「専門家」なのでテーマに関連する事は全て答えられて当たり前。

そして、そのやり取りの中で、教授側が「学生から何か学べるかもしれない」と考えて、授業しに来ている。

この関係性が素晴らしいと思う。


話がずれてしまったが、

日本も対話式の授業を導入すると良いと思う。

そうすると、半分以上の先生がクビになるような気がするけど、

少なくとも日本の大学のレベルは上がるし、満足できる授業になると思うのだが・・・。

2009年3月27日金曜日

草食男子は、画策しない

以前、飲み会で出た話題とぴったりの記事があったので、ここに引用したいと思います。


この文章の口調からも分かるように、価値観が時代を経るにつれて大きく変わっているようです。

ある人の言い方を借りれば、

「自分にとっては青信号がともっていたとしても、相手にとっては青信号ではなかった」

という事がある訳です。

どうやら、「終電過ぎて飲む⇒好きな人と一緒にホテルに泊まる」のは青信号ではない、という人も結構いるようです。

彼らによれば、宿泊先がラブホで無いならそのまま寝るだけでいいしょ、って感じらしい。

価値観というのは幅が広いですね。

僕には理解できませんが・・・

そういったところで相手と「以心伝心」ができないとなると、

・人間関係の上で非常に困るだろうし
(例えばこのケースなら、手を出たら、相手は「そんな気は無かった」って事になり、一気に気まずくなる)

・日本の良いところでも悪いところでもあった、「言わずもがな」という物が崩れているというだけで、大ニュースである気がしました。

シェリーを飲みたい」と言えば分かる、というような事ができた時代は、もう昔なんですかね~。

ドライシェリーなら、本当は食前酒なんだけどね。笑

2009年3月26日木曜日

お勉強?

今日は、机に向かってお勉強の日でした。 

夕飯食べて、一息ついて机に戻って、使い終わった紙を見てみると、 

・経済のお勉強:5枚 
・ワインの銘柄暗記:7枚 
・その他:1枚 

って、ゼミ試験の勉強メインにやれ~!って話ですよね。 

赤(AC Médoc)を一杯だけ飲んだ後に、気づいてしまったんです。笑 

PCPの試験範囲や過去問は公開されて無いし、何勉強したら良いのが分からない、というのが本音です。 

とりあえず、ミクロ・マクロなら期末試験でA取れる程度の知識は身についてる。 

授業で習ってないような内容も一通り知ってるし(AD・ASとか。笑)、 

最近のマクロ経済学の話題もある程度知ってるし、 

重要と思われる論文は15本くらい読んだし、 

吉野ゼミの過去問3年分を計1時間半くらいで全部解けたし、 

もうOKじゃね?って感じ。 

ついでに言うと、昔解いた武隈は無くしました。 

LOSTです。 

まぁ、大丈夫やろ、って感じ。 

という訳で、次はイタリアワインのDOCGでも覚えるか。笑笑

2009年3月25日水曜日

ワイン

フランス帰ってきてから、ワインを飲むのが一つの趣味になってて、

少し真剣に勉強しようかな、と思ってそれ関連のブログ作りました。

日本人の年間ワイン消費量は、一人辺り2.7リットルとかなり少なめなのを知ってますか?

「平均」と聞くと均質的なイメージになりますが、

おそらく、大勢の全く飲まない層と、

少数の大量に飲む層に分かれるんじゃないかなと思います。

ちなみに、フランスの平均は50リットル以上だそうです。笑

まぁ、文化の差なんだろうけど。

2009年3月23日月曜日

ゼミの勉強

ゼミ試験の勉強をやってるのですが、

ただ復習するだけだとつまらないので、レベルを上げて、

Microeconomic Analysis
Microeconomic AnalysisHal R. Varian

おすすめ平均
stars学部生にもお薦め!
stars大学院のミクロ経済学テキスト
starsIt's jolly good for Graduate School Students!
starsIt is good

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を読み進めてみました。

コメントにもある通り、"Graduate School Students"、つまり院生用のテキストです。

内容は分からなくは無いんだけど、数式を展開するのに一苦労。

詳しいところまでよくまとまってて良書なのですが、ちょっと時間がなくなりそうです。

つまり、本来の目的であった、ゼミ試験までにミクロが制覇できそうに無い。

という訳で、この本を制覇するのは今度にして、もう少しレベル落とそうかな、と迷っています。

ミクロは消費者理論しか終えてないので、

生産者理論、部分均衡、一般均衡、不完全競争…

とやらねばならない範囲が多いのです!

一方、消費者理論はめっちゃマニりました。

消費者の効用関数がGordon型ならば代表的個人が正当化されるとか、

需要関数から間接需要関数が導けるとか、

無駄にマニアックなところまで知ってます。

試験には無駄・・・でも、どこかで役立つかも。

さぁ、少し楽な方向へ進もう。



2009年3月22日日曜日

同窓会

昨日は、リーダー塾同窓会でした。

僕は実行委員だったのですが、人生で初めてアノ規模の物の企画に関わったので、色々と新しい経験ができました。

と言っても、ずっとパリに居た分、他の委員の人に頼った部分がかなり多かったのですが。

我らが塾長代理の榊原英資さんが来て講演をしてくださり、自由交歓があり、という感じ。

英資さんと控え室で二人になった時は、どうなるかと思った~。

英資さんはフランスに詳しかったので、パリ留学の話をしたらそこそこ盛り上がって、安心しました。

初めて留学が「実際に」役立ちました。笑笑

さて、皆さんも気になる講演内容ですが、簡単にまとめると、

・中流層の解体⇒Professionalの時代という流れの中で、学生は、何らかのプロを目指すべき。
・プロとは、「他人に置き換えられない」という事であり、そのためには自分を良く知る必要がある。
・自分をよく知るためには、多様な人を知り、その中で自分を位置づけする必要がある。

・日本という国は、良い意味でも悪い意味でも特殊な国である。
・早い時期から海外へ行って、自国を客観的に捉えられるようになるべき。
・日本の良い面(ex:高度な文化)は、維持・発信すべき。
・日本の悪い面には、例えば「異質な物を理解する力が弱い」が挙げられる。

・日本国と同じように、一人一人にも強み・弱みがあり、それを客観的に把握できるよう勤めるべき。
・Professionalの時代においては、基本的には、一生学び続けるという姿勢が大事。
・Professionalとは一点集中では決してなく、色々な物を知っている幅の広さは深堀りする時に役立つ。
(ここで、「アイデアは既存の物の組み合わせ」という英資さんお気に入りのYoungの考え方が参照される)

という感じでした。

その他、TA陣ともお話する機会もあり、

・資本主義には、どこかで貯蓄を美徳とするような「宗教的な物」が必要なのではないか?
・金森君の強さは、文系でいながら、理系の話題にも抵抗なくついて行ける事だと思う。
 ⇒例えば、メーカーに就職したら強いのでは?

とか、他にも色々あるんだけど、硬い話ができました。

夜は打ち上げがあり、一次会、二次会と参加しました。

二次会の話題が面白かったのですが、それは、またの機会に投稿します。

それ以外の事で考えた事。

・自分の持っている知識内で、色々仮説を立てて、考える事は大事。大学生の視点から、高校生が考えている事が幼く見えたとしても、それは決してバカにされる事ではない。逆に、社会人の視点から見たら、僕らの考えも幼いのかもしれない。

・問題意識を持ち、考える事は大切。でも、その作業を自分・友達だけでやるんじゃなくて、先人の知恵も利用して行うと良い。その意味で、学問は非常に重要。学問を軽視して「イノベーション」と叫んでる連中が多いけど、それは幅が狭い。

・イベントを企画・運営というのは、囚人のジレンマを打破するような状況かな、と感じた。1対1じゃないけど。

・企画・運営する側に回るという事は、イベントのオイシイ部分をフルに楽しめなくなる可能性がある、という事である。一方、イベントの参加者から感謝されるという事でもあり、そこの部分はある種のトレードオフなんだと思う。とすると、企画・運営に関わる人たちは、一時の楽しみよりも人脈を大事にするような人たちかな。

・安い飲み屋で、わ~っと飲むのは嫌いだ。食事に少しお酒が付く程度か、カネ出して旨い酒を飲む方が僕は好き。

・経済を極めるのも大事だけど、理系的な分野にも手を出してみよう。

・社会の秩序を崩す形での、「面白さ」はあまり良くないと思う。

そのくらいかな。

とりあえず、実行委員の人たちはお疲れ様でした。

2009年3月20日金曜日

不確定性原理

ゲーテルの不完全性定理は数学の世界における人類の知の限界を表していますが、

どうやら物理学にも限界があるようです。

ハイゼンベルグの不確定性原理という言うそうです。

簡単に説明すると、二つの物理量を知りたいとしても、

少なくともどちらかは誤差が付いてしまう、という事です。

その後の量子力学は、その不確定性をめぐって

・ボーアらのコペンハーゲン解釈
・アインシュタインらの隠れた変数理論

に分かれたそうですが、いずれも哲学的・思想的な話で、科学ではなくなっています。

人間の知・ロジックには限界がある。

面白いな~

経済学の教科書より

昔読んでたテキストを復習してたら、こんな部分が出てきた。
このように拡充された所得決定理論の一つのメリットは、それがスタグフレーションの事態の解明にもいくばくかの光を投じうるという点に見出される。いまもし政策当局が物価上昇を抑制することを意図して、AD曲線を(中略)押し下げることを意図したとする。しかし、そのときもし別個に石油ショックのようなサプライ・ショックが起こったとして、人々の予想物価上昇率がより高まったとすれば、総供給曲線もまた(中略)上昇すると考えられよう。するとその場合(中略)、実質産出量は(中略)落ち込んで、しかも物価上昇率はかえって(中略)高まってしまう。つまり典型的なスタグフレーションの事態が発生するのである。
政策当局が物価上昇を抑制することを意図:金利引き下げ(≒マネーサプライ増加)、積極財政

ピンポイントで的中してて笑いました。

要するに、今はスタグフレーションって事ですね。

ちなみに、一年前ほど前の富士吉田市の演奏旅行の時に、スタグフレーションが来る事を僕は予言してました。

三田会の人たちや、ワグネリアンの前だったので、覚えてる人もいるかと思います。

2009年3月18日水曜日

美術館めぐり

今日は、都内の美術館めぐりしました。

ルーブル行った時に、フェルメールが 《au Japon》ってなってたのが非常に残念で、悔しさを胸に上野へ行く予定でした。

でも、東京で乗り換える時に、散歩がしたい気分になったので、結局皇居から歩いていく事にしたんです。

丸の内の界隈はビル街に見えて、皇居を眺めながら少し休めるカフェがあったりなんかして、ゆっくりしてる人たちがたまにいる。

フランスっぽいな~とか思ったり。

そして、皇居の東御苑は無料な割によく整備されてて、観光目的の外国人が多い。

日本に外人が訪れるような観光スポットあるんだ~って感じました。

緑が豊かで、色んな鳥が飛んでて、都会の真ん中にいるとは思えない感じでした。

向こう側はビルなんだけどね、パリも良かったけど東京もいいのかな、なんて考えてしまいました。

途中で東京国立近代美術館という物があるのを見つけてぶら~っと寄ってみて、

菊池芳文の「小雨ふる吉野」とか、河合玉堂の「行く春」なんかを見ながら、屏風って面白いな~と感じ

東山魁夷の「道」を見ながら、日本の芸術も面白い、と感じました。

7月からゴーギャンの有名な

D'où venons nous? Que sommes-nous? Où allons-nous?》

という作品が来るので、見てみると良いと思います。

そこからさらに散歩し、上野の国立西洋美術館に到着し、ルーブル展を見学。

それが、平日の昼間だというのに、人がいっぱいなんです。

日本人も芸術を大事にするんだ、と思って安心してると、彼らの会話は、
「この額縁がキレイ」
「ルーベンスって有名じゃないよね?」
「ディズニーランドにありそうな感じの絵だね。」
とか、どーでもいー事しか話してないんです。芸術の知識がある人は無いんですかね?笑

絵に共感するでもなくしないでもなく、一つずつ絵を番号順に眺めていき、最後まで行くと「あ~疲れた」と行って帰る。

美術館来て楽しいのかな?と思ってしまいました。笑

ルーブルみたいに、写生してる学生とかいたら面白いのにな~。笑笑

僕はバロック~フランス古典派あたりの絵画は特に好きなので、色々楽しみました。

クロード・ロランの絵はロンドンでも見れたので、結構色々見れてる気がして嬉しいです。

精密に書かれてるのに、光の描かれ方によってピントが上手くぼけたように見える感じが大好き。

企画展は人がいっぱいだったけど、訪れる価値がありそうです。

その後常設展を見たのですが、人が少なくてがっかりでした。

クールベ、ゴーギャン、コロー、モネ、ルノワールなど、思った以上にいい作品はあるので見てみる価値ありです。

ちなみに、前庭にはロダンのカレーの市民があります。

これも、多くの人がスルーするんですよね。


パリから帰ってきてから、一番パリっぽい日を過ごしました。

東京でも、案外まったりスポットはあるみたいです。

2009年3月17日火曜日

防備録

昨日は、入ゼミの本登録があって、僕が希望するところは定員割れでした。

あとは試験を頑張るだけ、っていう感じ。

その後、友人と経済についてパブで語り、夕飯は秋山准教授と愉快な仲間たちでご飯食べに行きました。

どんな話題になっても、秋山さんと話していると、世の中の裏側の部分・汚い部分が見えてきて面白いです。

ミスコンの話でも、テレビ局との裏工作の話が出てくるし、

入試の話でも、人々が数値データにいかに騙されてるか、メディアがいかに騙しているか、の話になるし。

ちなみに、慶應卒業する時にBが3つ4つくらい以内に収まれば、卒業式で金時計がもらえるそうです。

案外可能性アリなので、狙ってみると楽しいかも。笑笑

でも、懐中時計じゃなくて腕時計なんだって。


帰りは、小学生からの友人のT君と電車で就職の話について話してました。

彼はトレーダー志望らしいんだけど、恐ろしいほどの根拠の無い自信を持ってて、なんか怖かったです。

良し悪しはともかくとして、自分にはそんな事できないな~、と考えてしまいました。

YAPPAの伊藤さんのようなクールさが感じられなかったのが不思議。


まぁ、昨日はそんな感じ。

ただの日記というか防備録になってしまったけど。

2009年3月15日日曜日

Paris 最終日

最終日は、Ayakaとモンマルトルへ散歩。

サクレクールの上まで上ると、パリの町が一望できて、締めくくり!って感じでした。

夕方にはDiploma Ceremonyがあり、卒業証書が渡され、最終成績がA+であった事を教えられました。

遊びだけじゃなくて、学生として勉強面でも評価されるのは幸せな事です。

Sciences-Poのホームページにも、僕らの様子が掲載されてます。

その後はTutor二人と一緒にセーヌ川のクルーズ。

フランス人でパリに住んでるのに、二人ともクルーズした事無いんだって~。

世界遺産にもなっている川沿いの建物たちを眺め、夜のパリの見納め会をしました。

«Aux Champs Elysées»歌ったり、馬鹿やりまくったけどね。笑




船が旋回して、エッフェル塔が目の前に来た瞬間に点滅のイルミネーションがスタートする、

とかいう、めっちゃ最高のシチュエーションにも恵まれ、マジ感動。

その後、夕飯をみんなで食べて、ホテルに荷物を置き、チューターと一緒にクラブへ。

午前2時くらいまでクラブを楽しみ、ホテルに戻って松本さんと2時間語ってました。

自分より知識が多い人と話すのは、自分が吸収できる事が多いから、めちゃくちゃ楽しい。

相手は大学院生だから僕より4年多く勉強してるし、知識・経験で差が出るのは当然だけど、自分は勉強不足だな、って感じました。

そして、あっという間の二時間でした。

その後3時間の仮眠を取り、荷物を積め、朝食を食べ、あっという間に出発の時間。

バス会社と若干のトラブルがある物の、ほぼ順調に空港でチェックイン・出国審査・手荷物検査・搭乗。

こうして、僕の一ヶ月の留学生活は終わりました。

振り返ってみると、あっという間。

パリの良い部分も汚い部分も知れて、幻想ではなくて具体的なイメージとしてフランスを捉えられる事ができるようになったのが一番の得たもの。

それに、ニュースとか専門家の話とかでEUの話題が出てくる事があっても、相当程度に理解ができるだろうな~という自信と、それを裏付ける知識が身についたのは、Sciences-Poの講義のおかげです。

それと、Sciences-Poで出会った仲間
現地の学生との交流は皆無だったけど、日本から来てる学生との関係は大事にしたいと思う。

最後に、日本を客観的に捉えられるようになった事。
フランスと日本を比較できる事で、また一つ視野が広がった気がします。
これってすごい大事。

帰りの電車の中で思ったのは、日本はやっぱり経済大国だな、という事。
山手線の中じゃなくても、デパートがたくさんあるし、中級以上の住宅街もたくさんあるし、活気がある町がたくさんある。

川崎・横浜の方もそうだし、赤羽・大宮の方へ向かっても、千葉の方へ向かってもそうだから凄い。
物乞いもホームレスも殆どいないし、やっぱり奇跡的な経済発展があったんだな~って実感させられる。

とりあえず、凄い成長になった。

留学費用高かったけど、その価値は十分にあったと思う。
まぁ、全額自分で出してないから、なんとも言えないけどね。

Thanks for everything, Sciences-Po.

2009年3月13日金曜日

最終日

今日は、フランス最終日です。

昨日は、皆でチーズフォンデュやってて、相当遅くまで飲んでました。

ウチの部屋に10人くらい来て、皆で立食パーティー、みたいな感じ。

皆ちょっとずつ持ち寄ると、すぐ楽しいパーティーの出来あがりなんだね。

僕はソーテルヌのシャトーと、アルザスのピノノワールを持って行って、

麗ちゃんが別の美味しいワインを四本くらい持ってきてくれてくれたので、

ワイン好きの僕としては凄い幸せだったのですが、

皆あんまり飲まないから結構余っちゃいました。

僕一人で10杯くらい飲んでました。

ソーテルヌ三杯分くらい余ってるの、勿体無い…。

一応、Premiers Crusの分類の物(Ch. Coutet )を持っていったのにな~。

ちょっと残念。

麗ちゃんのデザートワインも半分以上余ってるので、欲しい人どうぞ。

今晩はディプロマのセレモニーがあり、夜はセーヌ川のクルーズ。

荷物詰めながら、パリ生活も終わりか~と名残惜しい雰囲気になっています。

今日は日中は空いているのですが、観光名所を見るというよりも、Paris Styleな生活の雰囲気を感じて帰りたいと思います。

昼からワインとか、カフェで隣の人と話しかけるとか、芸術を見るとか。

ちなみに、僕の受けたプログラム(パリ政治学院春季在外講座:慶應義塾大学)は、


で紹介されてるので、興味ある人は見てみてください。

写真とかも掲載されてます。

さぁ、荷物を詰めよう。

2009年3月12日木曜日

Moulin Rouge

結局15人で行って来ました。

踊りが揃ってなかったのは残念だけど、とりあえず雰囲気が凄い。

マジ圧倒されて帰ってきました。

この前、おっぱいについて書いたのが一部で反響を呼んでいるようですが、

今日、そんな物を沢山見ました。

最後とか、ダンサーは皆上裸だったし。

でも、エロイとかそういうの以前に、ダンスが衣装・装飾と共に芸術になってました。

あの雰囲気作りが凄い。

ディズニーなんかの比じゃないくらい、経験価値が高い。

そして、ジャグラーとか腹話術の人とかのレベル高すぎ。

マジ感動。

表現する言葉が見つからないので、これ以上書いても無駄な感じがします。

という事で、こらへんで。

とりあえず凄かった。

2009年3月11日水曜日

楽しむという事

今日、はっとさせられる出来事が二つあった。

どちらも、一緒にパリにいる女の子の発言。


一つ目は、自由時間が2時間半ほどあった時の事。

後輩から、「先輩何するんですか~?絶対遊んだ方がいいですよ~。」という一言。

当たり前過ぎなくらい当たり前なんだけどね。

どうしても論理的に考えてしまうタチなんだよね。

残りは何日あって、パリでは○○と△△が見れてなくて、時間が○○時間あるって事は…って感じ。

「楽しむ」って何だろう?とか考えながら、カフェでワイン片手に考えさせられました。


二つ目は、皆を連れて、フランスの旅行代理店でツアーの予約をしに行った事。

数日前から予約をしようと試みてるんだけど、ネット環境・代理店の対応の不備などの原因で相手との意思疎通が上手くできてなかった。

僕が幹事的な役割だったのもあるんだけど、頭の中は皆を先導する事・契約の事でいっぱいでした。

そんな中で、隣にいた女の子が一言。

「金森君、ノートルダムがキレイだよ。」

頭の中にそんな余裕がなくて、「そりゃそうだ」とか素っ気無い返事して終わったっけ。

その時、一応顔だけノートルダムに向けたら、その景色の素晴らしさに絶句。

言葉が一言も出ませんでした。

そういえば、夜のパリはまだ見に行ってないな。


二つの出来事とも、僕の性格を良く表してる出来事かもしれないな、って感じました。

くだらない所でよく悩み、人生が一点集中、というか余裕が無いんだよね。


まぁ、明日は男2・女13でムーラン・ルージュに行き、

明後日はSatokoの誕生日パーティーをやり、

明々後日はセーヌ川でクルーズやって、

その次の日は朝から空港で日本へ帰ります。


こう書くと、客観的に見てすごく楽しそうです。

これを「主観的に楽しい」にするには、どうしたらいいのかな?

なんて考えながら、そろそろ荷物詰め始めます。


さて、明日は美術館めぐり。

もう一度見ておきたい作品を見に行く事にします。

僕のお気に入りは、

「黒、白、黄、赤の上の銀」(ジャクソン・ポロック)

「モルトフォンテーヌの思い出」(コロー)

「印象・日の出」(モネ)

かな。

印象派が好きなのが色濃く出てますね。

なので、ポンピドゥー・ルーブル・マルモッタンの3つを見たい所だけ回ります。

残念ながらルーブルの時代の絵画には、びびっと来る物があまり無かったので、ルーブルは軽めに回ります。

その代わり、マルモッタンを重めに回ろうかな。

そして、できたらオルセーも行きたい。

授業、間に合うかな?笑笑

でも、こんな芸術に囲まれて生活できるフランス人達は幸せですね。笑笑

Lapin


パリ滞在中に、どうしてもウサギを食べたいと思っていたのですが、

皆が結構怖がってたので、スーパーで買って自分で調理してみました。

人生で二回目の自炊!笑

ウサギのフィレのソテー・プロヴァンス風ってとこかな。笑笑

見た目によらず、鶏肉のささみのように、パサパサした感じでした。

ちなみに作り方

①ウサギのフィレ2枚とバター15g程をフライパンの中に入れて、強火で2分熱します。

②塩・胡椒・プロヴァンスのハーブで味付けをし、中火で10分加熱します。

③ウサギを皿に移し、フライパンにワイン・水を少々加えます。

④アルコールが飛んだら、フライパンの中のソースをウサギにかけます。

終了。

二回目にして、ようやく料理っぽい物が作れました。笑

自炊って大変だ。

2009年3月10日火曜日

お腹の上のポニョ

おはようございます。

金森は、パリ生活でいつの間にか太っていたようです。

鏡の前に立ってて気づいたのですが、

留学メンバーから、「金森君、太ったでしょ。」って言われて、そのヤバさに気づきました。

まぁ、あと一週間はウマイもん食って、いっぱい遊んで、

日本帰ってからは、いつもの質素な生活に戻ります。

治安

今朝、Corvisart駅で事件がありました。

銃を持った男が立てこもり、たまたまいた何人かに発砲。けが人が数名。

警察はその男を撃つ事を決断し、男は銃殺される。

僕がちょうどCorvisart駅を通過した数分後に、事件が発生。

電車二、三本後に乗ってた人は、電車が不通になってしまたそうです。

ちなみに、場所はパリ13区、中心地からやや外れたところ。

東京だと、三田くらいな感じの位置でしょうか。

僕の住んでる、Place d'Italyの隣駅です。

パリの駅感覚っていうのは凄く狭くて、地下鉄で1分半、徒歩で7・8分、って感じ。

なので、もうすぐそこでした。

パリで人を狙った犯行は珍しい事らしいけど、まぁ怖いですね。

2009年3月9日月曜日

女性の胸に関する考察

(一部性的な内容が含まれているので、不愉快に感じる方は読まないでください)

フランスに来てから思う事があるので、今日は、女性の胸について書こうと思う。

一行目を見て、爆笑する人と、ドン引きする人が、少なくとも3人ずつくらいはいるのは承知です。笑笑


さてまず何よりも、女性の胸の本質というのは、赤ちゃんに授乳する事だと思う。

生まれたばかりの赤ちゃんは視力が良くないのに、その胸からお乳を飲む必要がある。

そして、赤ちゃんは誰に言われるでもなく、おっぱいからお乳を飲む。

という事は、胸の形状には、
  • そこに目がとまるようにさせる
  • 口を当てて吸い付こうとさせる
という二つのアフォーダンスがあるんだと思う。

よくある話ですが、自然界の仕業、ってやつですね。

まぁ、常識的に考えたら当然の事。


パリに来ると芸術に触れる事が多いんだけど、絵画とか彫刻って裸婦像が凄く多い。

そんで、裸⇒上半身は必ず描かれる、んですよね。

やっぱりそこには「そこに目がとまるようにさせる」というアフォーダンスの力があったんじゃないかな、と思うんです。

歴史的に見ても、ボッティチェッリの時代から上半身の裸を描く頃は許されてたし。

ちなみに、芸術の世界において女性の下半身を描くという行為は、かなり段階的に開放されてます。
  • ルーベンスは裸を書きすぎて、「肉屋」というあだ名を付けられ、好ましくない物として扱われる
  • マネ『草上の昼食』『オランピア』で、一般人の裸が始めて書かれる
  • ゴヤ『裸のマハ』で初のヘアヌード
とかとか。まぁ余談だけど。

ピカソの絵を見ると、
  • キュビズム的な構成の絵でも乳首だけはグリグリに書かれてる
  • 人物像を見ても、女性像の殆どが、胸の下まで含まれてる
と、女性の胸がいかに印象的だったかがよく見える。


また、エロチシズム博物館に行くと、女性は下半身より上半身に焦点を当てた絵・彫刻等が多い。

あ、本番の絵が一番多かったかも…。

あと、博物館に流れる映像なんかを見ても、まずは上半身から行ってる。

だから、そういうアフォーダンスはあるんだと思う。

ちなみに、あの博物館はアツアツのカップルが本番前の雰囲気作り、みたいな感じで行く場所のようです。

映像の前でずっと抱き合ってキスしてるカップルが何組もいました。

パリで観光しようと思ってる人は、一人で行くのはやめた方がいいと思います。

アドバイスという名の余談。笑

あと、エロチズムって言う人がたまにいるけど、これは間違いです。これまた余談ですね。


まぁ、主張をまとめると、
  • 女性の胸は、自然界から、授乳という目的のために、魅力的な形状などのアフォーダンスが与えられている。
  • その魅力は、授乳という目的を離れ、高尚な芸術・低俗なエロチシズムに大きな影響を与えている。
という事です。

これって、そのまま10ページくらいの論文がかけそう。笑笑

この仮説を検証してみるには、男性ではなくて女性に意見を求めるのがいいんだろうけど、こんな事面と向かって聞けるような女友達はいないので、ここに書いてみました。

ドン引きな人はごめんなさい。

2009年3月7日土曜日

深夜トーク

今週、深夜まで飲みながら話す、ってのが二回ありました。

という訳で、その事について少し書きます。

一回目は、ブリュッセルにいた時に、ビール飲みながら。

男子部屋にいたんだけど、結局Mr.Matsumotoと一対一でずっと話してました。

話を要約すると、僕が
日本特有な、無駄に厳しい上下関係は、基本的に従わなくて良い。
どうしても「上」の立場の人がその価値観から脱却できない場合は、しょうがないから一時的に従ってあげれば良い。
という事を主張し、それに対して彼が
日本の(そういう)伝統っていうのは、長い歴史を通じて作られた物で、従わないと社会で損をする。
今の世の中では、商社とか、日本の伝統的な企業が支配的だし、急激な変化という事は起こらない。
と主張した感じ。

ここでいう伝統っていうのは、体育会系的なノリだったり、先輩を立てるだったり、そういう物を指してます。

普通に、「俺の事敬えバカ野郎」的なお説教かと思って早めに切り上げようと思ったら、思ったよりもまともな話し合いになったので楽しかった。

結局、革新的な変化を嫌う政治学をベースにしてる人間と、理想を達成するためのダイナミズムを分析する経済学をベースにしてる人間の違いな気がした。

「進化できる物が生き残れる」とか、イノベーションが大事、とか言われるような時代において、僕は革新的な変化を求めたい。

その痛みも全部乗り越えて、どんどんチャレンジ。

リーダー塾をはじめ、そういうイノベーションを起こそう的な価値観の人にinfluenceされてるからかもしれないけど。

結局は価値観の違い。

でも、松本さんがビールで顔が赤くなって、だんだん話の論理性が無くなってきたから、この会話は終了。

でも、政治の世界について基本的な認識が出来たし、「政治を知りたいけど、やりたくはない」という自分の中のスタンスができました。


第二の飲みは、パリにてワイン屋さんで何本か仕入れて、女の子6人+僕+Mr.Hirataで。

フランスにはワイン屋さんがたくさんあって、大体の要望には応えてくれます。

日本だと、どんなに安く見積もっても5千円するようなクオリティの物が€10くらいで買えるんです!

ワイン好きの僕にとっては幸せな事で、昨日はグラスで8杯くらい飲んでました。

まぁ、話題は年頃の男女+深夜っていう感じの話題だったので割愛します。笑笑

あえてコメントするならば、「恋愛って個人的だな」って思った。

コインゲームとかいう定番中の定番的な事をやってる中で、

「この中で彼氏・彼女になってもいい、と思える人がいる人」っていう質問と、

「彼氏・彼○○○○○○行ったがある人」(一部伏せます)という質問とで、コインの数が全然違う。

世間的に人気があるのと、個人的な関係を持つのは別次元という事。

恋愛は、「『超』個人的」ですね。

僕が誰かが凄いかわいいと思っても、それは超個人的で、その子が実際にモテるとは限らないんだね。

これは、今朝のメトロの中で思い返していて思ったんだけどね。(to Satoko who always asks me about where I come up with these ideas)

深夜まで酒飲みながら話すと楽しいし、充実する事も多いけど、翌日がグダるのでプラマイで微妙かも。笑

まぁ、明日はグダらないように早く寝よう~。

おやすみなさい。

2009年3月5日木曜日

ブリュッセル



ブリュッセル(ベルギー)にある、EU機関の見学に行ってきました。

フランスの学校の人が仕切るので、ルールが何でも自由。

例えば、
  • 全員でホテル行く予定だけど、どこか観光したい人は、最悪14時に○○前にいてれば大丈夫
  • 先生が道が分からなくて聞く
  • 生徒を置いて先生が帰る
などなど。

とりあえず、全員大人なんだから、大事な部分さえ守ればあとは大丈夫だよね、という感じ。

時間も5~10分程度の遅刻は問題なし。

こういうルールは僕は大好きで、

新幹線に全員乗れればOKなので、事前集合は全員必修でないので、おみやげ買っててOK

とか、僕の性格にぴったりです。

日本は、「一人の行動が団体行動を乱すので、勝手な行動を慎んでください」という感じ。

旅行を楽しむ空気が無くなっちゃうよね。笑

改めて、日本って堅苦しいなーと感じてしまいました。

さて、メインの講義の方はというと、コミッションの職員や欧州議会の議員の人と、日本・EUの関係に関して話が聞けました。

感じた事は、
  • 欧州は欧州の事しか考えてなくて、互いの利害が一致するという範囲内で「日本は重要」である。
  • 欧州に利益を提供できなくなった日本は、重要ではなくなる
という事。

日本・EU関係の専門家二人が、そういう口調で話してた。

やっぱり、「全員仲良く」ではなく、世の中は見にくい利害の争いなんだね、と感じました。

ブリュッセルの観光もしたんですが、まぁ特筆すべきは小便小僧くらいですかね。

最初から探したかったんだけど、「小便」をフランス語でなんと言うか分からず、

ジェスチャーで伝えるには恥ずかし過ぎるので、訪れるのが最後になってしまいました。笑

ブリュッセルは小さな町で、本当に特筆すべき物が無い。

EUが出来る前は、どうなってたんだろう?って感じでした。

ただ、街中にやたら銅像が多い事と、工事中のまま放置されてる道路が多い事が印象に残ってます。

あと、チョコとワッフル食べました。

これでベルギーは制覇かな。笑笑

まぁ、そんな感じです。

今はパリに帰ってきていて、明日からはまた授業です。

あと残り一週間少しになってきたけど、勉強も遊びも頑張ろう。

2009年3月3日火曜日

傍若無人

フランスに来ると、生活の中に変な刺激が無い。

テレビは点けないから刺激が無いだけだけど、

街や電車の中の広告も殆ど無いし、

変な音楽に洗脳される事も無い。

その分、自分と向き合う時間が増える。

まぁ、グループ行動を常にしてるような「日本人」の観光客には違うのかもしれないけど。

もう二週間も経って、自分と本当に向き合えた。

日本にいる時から分かってはいたけど、純粋な「自分」像が凄いよく見えてくる。

理想とは遠く離れていて、そして何年も前から変わらない「自分像」が。
  • 勉強は真面目を装って、授業外は全く打ち込まず
  • 人と関わるのが下手で
  • 誰かをあつかましく教えたりするのが好きで
  • どこまでも気分屋で
  • 束縛が嫌いで
  • 2~3年周期で浮き沈みがあって
そんな感じ。

それが「金森俊揮」という人間なのかもしれない。

数年前から続いてる自分も、そこから変わろうとしてる自分も、そこから何も変わってない自分も。

変われていない事に気づいてしまった僕は、少し辛い。

僕は榊原型じゃなくて、斉藤型の人間になりたい。

どうやったら、あぁなれるんだろう?と思う。

非連続な変化が5個も10個も起こらないと、変われないんだろうな。

PCP+嘉治ゼミとかいう金森俊揮らしい選択肢じゃなくて、

藤田ゼミ+テニサーとかいう選択肢にしてみるとか。笑

これは流石に冗談だけど、今の僕に足りない物はテニサー的なノリだと思う。

早く日本に帰って、これを見てくれてる人たちに会って、一緒に飲みたい。

そんで、何かフィードバックをもらいたい。

彼ら、彼女らならなんて言うかな~、

普通な顔して、「金森、ばっかじゃないの~?」とか言って、

僕には無い価値観・発想で、何かアドバイスをしてくれそうな気がするんだけどな~

それも、自分への甘えなのかな?

とりあえず、今のままの自分ではマズイ。

その認識は3年前も今も変わらない。

2009年3月2日月曜日

旅の感想

旅をしてて思った事

まず、フランス人は誰にでもすぐ話し出す

TGVの中では、子連れのお父さんと一緒だったんだけど、

何もなくても、「日本とフランスは何が違うと思う?」とか、

電子辞書とかケータイとか出してると、「それなぁに?」とか、

とりあえず何でもフランス語で聞いてくる。

片言のフランス語でも結構通じるもので、一人旅なのに相当会話してました。

マジ予想外。


でも思い返してみると、インド人の女の子3人組とか、アメリカからのカップルとか、フランス人に限らず色々な人と色々な話をしてた。

そういえば、英語では感想を聞く時、

"How did you enjoy it?"

って聞くんだね。普通に知ってたけど、改めて考えてみると面白い。

enjoyする事が大前提で、それをhowと聞いてるんだね。

一方で日本だと、席が隣になった人とは会話しないし。

日本語って会話が進みにくい言語なのかもね。

そんな、感じで、人の温かさをすごい感じました。


一方で人の恐ろしさも味わいました。

僕のかばんを取ろうとした少年は僕と同い年くらい。

お金もなさそうだったし、おそらく親もいないんだろうな、って感じ。

なんだか可愛そうになりました。

フランスの第二の都市なのに、そんな危険なんだね。

通りがかりのおばさんにもマルセイユは危険だよ、って言われたし。

フランスの犯罪は、強盗は多いけど、殺人とか強姦とかは少ない。

日本と正反対なんだね。

どっちがいいとかじゃないけど、

日本のように物欲が満たされる社会だと、逆に人を傷つけるような犯罪が増えるのかな?とか考えました。

それなら、いっそう貧富の差が激しくて、物の取り合いだけがたまに起こる社会の方が「安全で幸せ」かもしれない、なんて考えました。

横浜駅で通り魔、刺されただけで荷物は無事、とかいう意味不明な事件とかも起きないだろうし。

とりあえず、でも楽しかった。

以上。

ニーム(二日目)


朝食を済ませ、7時半にホテルから旧港の駅へ向かう。

すると事件発生

すれ違う少年が、時間を聞いてきたので答えてあげると…

その瞬間に僕のカバンを奪い、ナイフを突きつけてきました。

マジ死ぬかと思った。

相手は刃物を持ってるから近く抵抗はできない物の、

カバンには色々大事な物が色々入ってるので、マルセイユの町で追いかけっこ。

5分くらい追ったところで、通りがかりのおじさんに出くわしました。

そのおじさんが「向こうには警察がいるぞ」と言ったら、

少年はあきらめて僕のかばんを投げ捨てて逃げました。

右手少し切られたけど大した怪我じゃなくて、まぁとりあえず無事。

朝からとんでも無い事件だよ…。

その後は、ゴッホで有名なアルルの町まで行き、

活気の無い、静かな、南仏らしい町並みを1時間半くらい散歩しました。

少しお土産を買ったところで、すぐ次へ。

今回の旅は、Pont du Gardを見たかったから、駅近くのバスの運転手に聞いてみると、

「そこに行くなら、アヴィニョンからバスに乗るといいよ。私のバスはアヴィニョンまで行くよ~」

と言われたので、それに乗る事に。

ところがアヴィニョンに着いてみると、バスが無い。

「今日は無いみたいだね~、ハッハッハ~」

とか適当にごまかされました。

それでも、どうしても行きたかったので、アヴィニョンのinformation Centreで聞いてみると、ニームからなら可能性があるそう。

というわけで、ニームへ移動。

1時間半後に発車するバスが見つかり、少し街中を見学。

闘牛とかやる円形劇場と、何だかよく分からんメゾン・カレとかいう建物を見学。

そして、バスでポン・デュ・ギャールへ。

古代ローマ時代に作られた巨大な水道橋で、世界遺産の一つ。

感想としては、

・橋全体が景色と一体化してる
「景観を壊すな~」とかよく言うけど、これだけの巨大な建物が景観と一体化してるのは、驚くべきことだと思う。

・古代ローマの技術すげー
まず、車とかクレーンとかを無しに、どうやってあんな物を作れるのかが全く考えがつかない。
しかも、全体として平らに見える物の、水道橋なだけに、緩やかな傾斜がつくように精巧に計算されてる。
信じられないっすよ。

帰りは、バスが20分遅れるから、山奥に置いてかれたんじゃないかとビクビクさせられる事もあったが、無事にニームへ到着。

そこからパリへTGVで帰って23時45分。

地下鉄でホテルまで帰って24時ちょい。

一人旅初だけど、「生きてる~」って感じだった。

マジ充実してた。

さて、今日からまた授業だ。笑

マルセイユ(一日目)


早朝からパリを出て、マルセイユへ。

マルセイユ着が10時半くらい。

細かな地図は無かったので適当に放浪しながらも、早めにホテルを探して荷物を預ける。

旧港へ向かうと、無数の船が停まる地中海の港が!

マジで感動でした。

昼食は近くのレストランでアリオリを食べて、観光へ出発。

イフ島行きのチケットを取り、ノートルダム・ド・ラ・ガルドへ。

ノートルダム・ド・ラ・ガルドは山の上にあるお寺なんだけど…、

山の上からの景色の素晴らしさに感動。

これだけで、マルセイユ来て良かったと思いました。

写真を何枚か撮るも、全然良さが伝わらないために諦め、絶景の前でぼーっと立ってました。

結局、お寺は殆ど見ずに終わったんだけど、宗教とか建築とか興味無いし、まぁいっか~って感じ。

そんで山を下ってすぐにイフ島に向かうボートに乗り込む。

地中海をクルージング、っていうといい感じに聞こえますね。笑

イフ島にある牢獄みたいなのを見学し、海から見える港町に景色にまた感動。

ただ、アホウドリに糞落とされたのが、悔しい。笑笑

二時間くらいぶらぶらした後、港に戻り、少しお土産を買いました。

お土産屋の前で、ゲイのおじさんに絡まれ、「ウチに来ないか?」って誘われました。

丁重にお断りして、夕飯へ。

夜はブイヤベースを食べて、10時半くらいに寝ました。