今日は友達が家に来ていて、
ちょっとピアノ弾いたり歌ったりした。
「やっぱ俊揮って才能が溢れてるよね…」
みたいな事を言われた。
昨日は、新しく友達になった人とボウリングに行ったんだけど、その時も、
「金森君って苦手な物ってあるの?」
って言われた。
自分が、様々な面でハイスペックだと思われている事について考えてみる。
~~~~~~~~~~
僕が「得意」なものを考えてみると、
「真剣にハマってた物」と「要領だけ押さえにいった物」の2つがある。
ピアノは3歳くらいから、親の影響で教室に通ったのがきっかけで、
気付いたらショパンが大好きな小学生になっていた。
カーネギーホールで演奏したり、結構いい経験もさせてもらった。
これはかなり真剣に取り組んだ成果だと思う。
今ではピアノは全然練習してないけど、
その時に得た音感・読譜力なんかが活きて、
カラオケでは音程は外さないし、たまにハモったりもする。
最近ではジャズが趣味になってるけど、それもピアノが弾けるからこそのもの。
一方で、例えばボウリングなんかは「要領を押さえにいった物」の部類に入る。
高校時代、友達と遊ぶ物で実力が問われる物といえば、ボウリングとカラオケだった。
カラオケは最近の曲さえ知ってれば、ピアノで培った音感でそれなりに歌えたので、
となると、ボウリングが課題だった。
普通、お遊びでやると、スコア100くらいが目安になるんだけど、
なかなか安定して100が超えられない。
だから、恥ずかしい思いをしないために、本屋さんでボウリングの本を立ち読みし、
ウェブで上達法を調べて勉強した。
やってみてビックリだったのは、簡単な「スパット理論」を覚えて、フォームを整えれば、
どんな時でも、Average120くらいは出せる、という事。
今ではたまに遊んでも、130-140くらいはコンスタントに出せる。
コツを抑えれば、どんな事でも比較的カンタンに「中級」程度まで上がれるんだな、
と学んだのはこの時だったかもしれない。
いずれにしても、これらは普通の素人よりは上手いけど、
プロの足元にも及ばない程度の実力しかない。
ピアノなら辛うじて田舎の三流レストランでの演奏くらいならできるかもしれないけど、
全くもって音大生の足元にも及ばないし、
長距離走や囲碁は…って感じですね。
だから、「すごいね~」って言われても、「?」って感じがする事もある。
しかも、仕事の「会計」やら「財務分析」やらも、使い始めて二年目の新人。
あくまで、フツウの非力な日本人です。
~~~~~~~~~~
じゃあ、金森君の本質がどこにあるのか、と考えると、
良い点:学ぶスピードが速い、要領を押さえるのが上手い
悪い点:最後のツメが甘い、ザックリで満足する、人に弱みを見せられない
というような感じなんじゃないでしょうか?
自分で言うのも変だけど、
確かに、僕は他の人より「それなりに知ってる事、できる事」が多い気がする。
大学の専門だけじゃなくて、数学、物理、脳科学、経営、法律、政治、哲学はある程度知ってる。
西洋音楽や絵画もそれなりに知ってるし、ワインも詳しい。
海外生活は計7年くらい、訪れた国は25ヶ国。日本語、英語以外に、ドイツ語、フランス語が使える。
その理由の一つが、他の人より好奇心が強いのか、
未知のテーマが出てくるとすぐに調べたくなる事。
暇な時は、本屋さんで色んなジャンルの本のエリアを見て回るのが好きで、
毎週、仕事や専門とは別の本を3-4冊は読んでる。
新しいテーマが出てくると、2-3週間でざっくり掴めてる事が多い。
この前のジャズなんかはいい例。
一方で、何かができない自分を許せない、という自分がいるのも事実。
「実は○○が苦手なんだよねー、てへ」なんてできないタイプ。
基本的に「わー金森君凄いね~!」というのに慣れてるので、
何かが「下手」だったり「知らない」という状態がちょっと怖いのだ。
だから、しっかり仕込んでおく。
どんな分野だって、将棋でいう定跡のような物があって、
ちょっと勉強するだけで、素人から中級レベルに上がれる。
一週間も勉強すれば、将棋はただの素人に負けないでしょう。
ちょっとの努力で覚えられて、すぐ効果の出る、
費用対効果の高い「ミニ知識」なる物は世の中にたくさん存在する、
という事実に気づいてからは、
「下手してカッコ悪いところ見せるんだったら、ちゃんと仕込もう」
っていうクセがついてて、なんでもひと通りやっちゃってる。
それを何回も繰り返していくと、
「楽して、ある程度の知識を身に付ける方法」を探し始めて、要領がよくなる。
一方で、「へー詳しいね~」くらいの知識が身についたら満足しちゃう。
高級なフレンチに行く機会があったとして、
ワインリストを見せられて困惑する前に、ワインについて勉強しとこう、という具合。
だから、ある程度注文の仕方と、楽しみ方が分かればOK。
本当は、ソムリエさんに対して、
「実は、全然分からないんですよねー。どうやって選ぶんですか?教えてください」
って素直に開き直れる人が羨ましく見えたり。
この、短時間で本質を見極めて中級に到達する方法、
っていうのは世界に誇れる、僕の強みだと思ってる。
将来、ビジネス書とか書いたら売れるテーマかな?なんて。笑
GEのFMPってのも似てて、
新しい職場へ行って、何も分からないところからスタートし、
半年でそれなりに理解するところまで到達する、
っていう繰り返しだからね。
一方で、そんな事しなくても、素直な心とコミュニケーション力をもって、
「実は知りません」って言えるのも大事だな、と感じる。
どちらにしても、努力と素直さのバランスで、
新しい世界をどんどん切り開けていけたらいいな、と思う。
ちょっとピアノ弾いたり歌ったりした。
「やっぱ俊揮って才能が溢れてるよね…」
みたいな事を言われた。
昨日は、新しく友達になった人とボウリングに行ったんだけど、その時も、
「金森君って苦手な物ってあるの?」
って言われた。
自分が、様々な面でハイスペックだと思われている事について考えてみる。
~~~~~~~~~~
僕が「得意」なものを考えてみると、
「真剣にハマってた物」と「要領だけ押さえにいった物」の2つがある。
ピアノは3歳くらいから、親の影響で教室に通ったのがきっかけで、
気付いたらショパンが大好きな小学生になっていた。
カーネギーホールで演奏したり、結構いい経験もさせてもらった。
これはかなり真剣に取り組んだ成果だと思う。
今ではピアノは全然練習してないけど、
その時に得た音感・読譜力なんかが活きて、
カラオケでは音程は外さないし、たまにハモったりもする。
最近ではジャズが趣味になってるけど、それもピアノが弾けるからこそのもの。
一方で、例えばボウリングなんかは「要領を押さえにいった物」の部類に入る。
高校時代、友達と遊ぶ物で実力が問われる物といえば、ボウリングとカラオケだった。
カラオケは最近の曲さえ知ってれば、ピアノで培った音感でそれなりに歌えたので、
となると、ボウリングが課題だった。
普通、お遊びでやると、スコア100くらいが目安になるんだけど、
なかなか安定して100が超えられない。
だから、恥ずかしい思いをしないために、本屋さんでボウリングの本を立ち読みし、
ウェブで上達法を調べて勉強した。
やってみてビックリだったのは、簡単な「スパット理論」を覚えて、フォームを整えれば、
どんな時でも、Average120くらいは出せる、という事。
今ではたまに遊んでも、130-140くらいはコンスタントに出せる。
コツを抑えれば、どんな事でも比較的カンタンに「中級」程度まで上がれるんだな、
と学んだのはこの時だったかもしれない。
いずれにしても、これらは普通の素人よりは上手いけど、
プロの足元にも及ばない程度の実力しかない。
ピアノなら辛うじて田舎の三流レストランでの演奏くらいならできるかもしれないけど、
全くもって音大生の足元にも及ばないし、
長距離走や囲碁は…って感じですね。
だから、「すごいね~」って言われても、「?」って感じがする事もある。
しかも、仕事の「会計」やら「財務分析」やらも、使い始めて二年目の新人。
あくまで、フツウの非力な日本人です。
~~~~~~~~~~
じゃあ、金森君の本質がどこにあるのか、と考えると、
良い点:学ぶスピードが速い、要領を押さえるのが上手い
悪い点:最後のツメが甘い、ザックリで満足する、人に弱みを見せられない
というような感じなんじゃないでしょうか?
自分で言うのも変だけど、
確かに、僕は他の人より「それなりに知ってる事、できる事」が多い気がする。
大学の専門だけじゃなくて、数学、物理、脳科学、経営、法律、政治、哲学はある程度知ってる。
西洋音楽や絵画もそれなりに知ってるし、ワインも詳しい。
海外生活は計7年くらい、訪れた国は25ヶ国。日本語、英語以外に、ドイツ語、フランス語が使える。
その理由の一つが、他の人より好奇心が強いのか、
未知のテーマが出てくるとすぐに調べたくなる事。
暇な時は、本屋さんで色んなジャンルの本のエリアを見て回るのが好きで、
毎週、仕事や専門とは別の本を3-4冊は読んでる。
新しいテーマが出てくると、2-3週間でざっくり掴めてる事が多い。
この前のジャズなんかはいい例。
一方で、何かができない自分を許せない、という自分がいるのも事実。
「実は○○が苦手なんだよねー、てへ」なんてできないタイプ。
基本的に「わー金森君凄いね~!」というのに慣れてるので、
何かが「下手」だったり「知らない」という状態がちょっと怖いのだ。
だから、しっかり仕込んでおく。
どんな分野だって、将棋でいう定跡のような物があって、
ちょっと勉強するだけで、素人から中級レベルに上がれる。
一週間も勉強すれば、将棋はただの素人に負けないでしょう。
ちょっとの努力で覚えられて、すぐ効果の出る、
費用対効果の高い「ミニ知識」なる物は世の中にたくさん存在する、
という事実に気づいてからは、
「下手してカッコ悪いところ見せるんだったら、ちゃんと仕込もう」
っていうクセがついてて、なんでもひと通りやっちゃってる。
それを何回も繰り返していくと、
「楽して、ある程度の知識を身に付ける方法」を探し始めて、要領がよくなる。
一方で、「へー詳しいね~」くらいの知識が身についたら満足しちゃう。
高級なフレンチに行く機会があったとして、
ワインリストを見せられて困惑する前に、ワインについて勉強しとこう、という具合。
だから、ある程度注文の仕方と、楽しみ方が分かればOK。
本当は、ソムリエさんに対して、
「実は、全然分からないんですよねー。どうやって選ぶんですか?教えてください」
って素直に開き直れる人が羨ましく見えたり。
この、短時間で本質を見極めて中級に到達する方法、
っていうのは世界に誇れる、僕の強みだと思ってる。
将来、ビジネス書とか書いたら売れるテーマかな?なんて。笑
GEのFMPってのも似てて、
新しい職場へ行って、何も分からないところからスタートし、
半年でそれなりに理解するところまで到達する、
っていう繰り返しだからね。
一方で、そんな事しなくても、素直な心とコミュニケーション力をもって、
「実は知りません」って言えるのも大事だな、と感じる。
どちらにしても、努力と素直さのバランスで、
新しい世界をどんどん切り開けていけたらいいな、と思う。