これまで数年間にわたって、
このブログを通じて、色んな事を発信してきた。
今日、職場の人がこのブログについてMentionしていて、
ちょっとドキッとした。
思い消せば、思った事を思ったままに書くがために、
「金森君と何かあると、何でもウェブに載せられそう」
と避けられるような事も何度かあった。
(注:実際には著名人以外の場合は本人に許可を取らない限りは匿名にしてます)
でも、ブログをやってて良かった、って思う事も何度もある。
今日はそれについて考えてみようと思う。
僕がブログを始めようとしたキッカケは、
高校の時、勝間和代の影響を受けて、だった。
誰でも「発信する側」に回れるウェブ世界を代表するものとして、
すぐにブログを始めよう!などと色んな人にウェブを勧めてるのを聞いて、
僕もやってみようかな~という思いで始めた。
とても単純なきっかけだった。
あの頃歌われてた、「有名人と同じ土俵で」情報が淘汰されるWeb 2.0的な話は、
結構ウソだったのはご存じの通りだと思う。
結局ツイッターでフォロワーが多いのは有名人(とガチャピン笑)。
世の中は、結局はメディアの力が強いんだなーと感じる。
一方で、「弱い絆」に代表されるWeb2.0的な関係は、
それまでに類を見ない形で発展しているんだと思う。
代表的なのはtwitter。
僕の場合、例えば、見ず知らずの和歌山の主婦の方が、
たまに励ましてくれたりして、とても元気が出る。
この間は、twitter上で本の趣味が合いそうな人をベースに、
読書会みたいなのを開こうとしたら、
半分以上の人が東京に住んでなかったりして驚いた。
日常でそんな事はなかなか起こらない。
140文字という短さ故に、ふと自分をさらしてしまう事で、
知らない人同士が、お互いを身近に感じられるのがtwitterの凄いところ。
それではブログはというと、その間、と考えると良いんだと思う。
140文字のブログって、短すぎて面白くない。記事にならない。
ブログの場合、大体は30分~60分くらい考えながら書く。
その場の思いつき、にしてはちょっと重めの発信となる。
だから、記事に含まれる情報量が多くなる。
「仕事だん!疲れたなう。」ではなくて、
「仕事をしていて感じた事」というような具体的なテーマが設定される。
だから、どちらかというと、似たコミュニティーの人が多い印象を受ける。
例えば、僕が大学の授業についてブログで書き込めば、
その授業について興味のある人が、Googleで検索した時にヒットして、メールををしてくる。
そのテーマを、「何十分も使って記事にした自分」と、
「そのキーワードを検索した相手」というマッチ。
「僕もこういうテーマについて興味があるんです。今度会いませんか?」のような、
リアルな友達よりちょっと広く、
似た趣向・考え方を持った友達ができる事もある。
これが良い事1個目。
2個目に挙げるとすれば、考えが整理される事。
日ごろ忙しいと、なかなか深く何かを考える事がない。
だから、朝、パソコンを開いてブログを書こうとしてみる、
という日がたまにあるのは良い事だと思う。
「どんな事を発信すればいいんだろう?」なんて考えているうちに、
日ごろちょっと引っかかってるような事が、頭の中で相互作用しながらまとまっていく。
そして、アウトプットをするために、「自分で納得」モードから、
「人に伝える」レベルでの整理度に持って行こうとする。
人生の学びって、アウトプットしないと忘れちゃうから、とても大事だと思う。
最後にあるとしたら、自己紹介の代わりになる事かな。
「金森君って人紹介するねー」となれば、
「金森俊揮」と検索すれば、どんな人かは大体分かる。
趣味や所属はもちろん、誕生日までもがfacebookに載ってる時代だけど、
考え方を世界に発信できるのはブログしかないと思う。
日本ではtwitterという140文字の流れ作業にハマってく人も多いけど、
Blogは別で続いていって欲しいな~と思う。
みなさんもブログ始めましょう!
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