最近考える事の一つは、exposureについて。
FMPは色んな物に対するexposureが多くて、
例えば、CFOとランチして話を聞いて学んだり、という事がある。
その時に、人事の方から、
「こういう機会は貴重なので、是非有意義に…」
というお話をいただく。
ここで、僕はいつも「?」となってしまう。
そりゃ、「有意義に」なのは分かるけど、本当に「貴重」なのかな?と。
この感覚は、僕の育ち方が原因なんだと思う。
もともと小さいころから「本物」に触れる機会が多くて、
パリのルーブルとか、モーツァルトの生家なんかは小学校低学年で行った。
たまにカーネギーホールでのピアノ演奏を聞いたりしてて、
小学校4年の時は自分でも演奏した。
中学から野球をやりはじめた時も、
さほど強くはないチームの控え選手だったけど、
全国に行くようなチームの様子を見たり、対戦したりした。
中高と、学期末には落語や能を観に行ったり、
やっぱり本物に触れる機会が多かった。
高校では、「日本の次世代リーダー養成塾」に参加して、
マハティールとか、経団連の会長とか、人間国宝の柿右衛門とか、
凄い人の話を聞く機会があった。
中高で毎年あった修学旅行でも、
一流の物を体験する機会があったっけ。
大学に入ったら、ワグネルという合唱団に入り、
畑中先生という一流の指揮者の指揮で歌った。
大学の授業も、PCPではその道の第一線で活躍するような人の話が聞けた。
パリやドイツでも、その国の一流の教育を体験する事ができたんだと思う。
学生新聞の取材記者やってた時は、
たくさんの政治家と一対一でお話をさせてもらえたし、
マイケル・ムーアの取材なんかも経験できた。
自分の実力が伴ってるかは置いといて、
一流の物に振れて、近づこうとしていくという事に、
生活していくうちに慣れたんだな、と気付いた。
それが、僕のうけた教育の最大の価値なのかな、とも思う。
GEではFMPという立場で、
色々なExposureを受けて、一流を目指していく。
頑張ろう、と思う。
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