2012年5月3日木曜日

ジョギング

2年前くらいからジョギングにハマり、

気づけば、いつも走ってる。

皇居で走ってから仕事に行ったり、

土日に2時間くらい汗を流す事もある。

「金森くん、よく走るね~」

と言われる事が多いので、

ジョギングについて考えてみたいと思う。


僕がジョギングをはじめるキッカケになったのは、

大学時代の友達が、

「朝走ると、頭の回転が良くなるよー」

と教えてくれたから。

その友人の事を、色んな意味で尊敬してた僕は、

「彼がそれだけ言うなら、やってみようかなー」

という感じでジョギングを始めた。


最初は10分走るのもキツかった。

中学の時から走るのは苦手だったもんな~

なんて考えながら、

「頭の回転が良くなる」という言葉を信じて、

週に2-3回走るようにした。


一ヶ月もすると、30分くらいは軽く走れるようになった。

明らかに自分が成長してるのが分かる。

その感覚が楽しくて、

今週はこのコースを2周走れるように、

来週はこれを3周走れるように、

という小さな目標を立てて、

大学が始まる前に走ってた。

この頃から、「頭の回転が良くなる」というのはどうでもよくなった。


2ヶ月が経つと、15kmくらい走れるようになり、

そうすると、小旅行ができるようになる。

当時の自宅は藤沢にあり、

江ノ島まで往復でちょうど15km。

鎌倉までだと20km。

授業のない日は、よく江ノ島まで走った。


これくらい走れるようになると、マラソンを意識し始める。

「僕にもフルマラソンが完走できるのだろうか?」

挑戦してみたい気持ちがだんだん強くなった。

調べたら、ちょうど留学へ行く先のケルンでマラソンがあるらしい。

これだ!って思って、自分の目標にした。

ドイツ語を必死に解読しながら、エントリーしたんだっけ。


留学先の街のケルンでフルマラソンを走る、

というだけで、留学生の間でちょっとした話題になった。

ライン川沿いを毎日走っていたので、

地元のランナーとも知り合いになった。

「今日はいい天気だね」とか、

「マラソンまであと何週間ですね」

といった会話を、地元の人とドイツ語でやるようになったのもこの頃。


そして、緊張の初マラソン。

目標のサブ4には届かなかったし、

エネルギー補給を間違えて35kmの壁にやられたけど、

最後まで歩かず、堂々の4時間09分台で完走。

この瞬間から、運動に対する苦手意識はなくなっていったんだな。

これが僕が市民ランナーになった瞬間。


初マラソン完走後、9割のランナーは走るのを止めるらしい。

達成感を味わったら、もう十分、となるのだそう。

でも、「走る」というのは僕の性格にあってるのか、

筋肉痛が引いたら、すぐに走り始めた。


マラソンの勝負は、スタートの時点ではだいたい決まってる。

4ヶ月前から、レースに向かって体を作る。

体感を作って、持久力をつけて、スピードをつける。

オリンピック代表クラスの選手でも、数ヶ月走らなければ完走すら危うい。

逆に、ちゃんと準備すれば、誰でも完走できる。


忙しくてもスケジュールを割いて、

やるべき練習をこなさなければならない。

今日は体が重いなって思ったら、メニューを軽くする。

雨が降ったら、風邪を引かないように短めのメニューにする。

でも、今週は計40km走って、持久力をこれくらいつけなければならない、

という目標はちゃんと達成しなければならない。

食べる物、栄養にも気を使う。

必要な栄養素が取れてないと、20kmは走れない。

長距離ランナーは貧血になりがちなので、鉄分は多めに取る。

などなど、こうして考えると、なかなか厄介なスポーツなのかもしれない。


でも、努力が必ず報われるのも、

目標に向かってしっかり準備していく感覚のも好き。

日々にリズムが生まれて、規則正しい、健康的な生活になる。

体を動かすと元気になるし、栄養もちゃんと取れば、もっと元気になる。

だから、今も続けてるんだろうな。


今朝は二日酔いを取るためのジョギング。

雨の中の5kmのおかげで、今日も元気で過ごせる。

有酸素運動は、体の調子を整えてくれるんだなー。

最近は週に4-5回、計30-40kmくらい走る。

朝、目が覚めたら、食事を取って、運動で体を起こして、

そして一日の活動に入る。

今日も一日楽しむぞ―!

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