2012年5月20日日曜日

「忙しさ」とtwitter

「忙しい」という状態は興味深い。

例えば、仕事がたくさん降ってきたとか、

急に家族と何かやらなければならない予定が入ったとか、

試験前で勉強をしなければならないとか、

忙しくなる理由、というのはたくさんある。

いつも余裕を持って生活するように心がけている僕も、

たまには忙しくなるものだ。


自分が忙しいから、といっても必要な物には時間を使う。

いくら仕事が忙しくても、ご飯を食べないわけにはいかないから食べる。

「ゴメン、最近忙しいから来月にしよう」などと、

友達に見放されない程度に連絡は取り合う。


ただ、全てのやりたい事ができないくらいやる事が多いと、

「やりたい事」の中から取捨選択し始める。

電車の中では小説を読むのではなく、一日のプランニングをやろうとか、

試験前だから取りあえず勉強に2時間は割かなきゃとか、

体鈍るのは嫌だけど、ジョギングは1時間じゃなくて30分にしよう、とか。

だから、「忙しい」時ほど、自分のpriorityの持ち方に気付かされる。


僕は、すぐ成果の出る物に飛びつく傾向があり、

忙しいと、「ジョギング」とか「友達との連絡」とかを完全シャットアウトしてしまい、

100%仕事や勉強に集中してしまう悪いクセがあって、今も矯正中だ。

ただ、本当に「忙しい」時ほど、自分のプライオリティーの置き方が如実に出る。


一方、不思議な存在なのがtwitter。

忙しいからツイートがなくなる、という訳ではない。

「忙しくて死にそうなう」

なんていうツイートがたまに流れる。

30秒で発信でき、しかもあまり考えずに思いのまま発信できる手軽さのおかげなのか、

どんなに忙しい人でも、twitterでなんとなく近況が見れるようになってる場合が多い。


僕もたまに、友達のメールは放置なのに、

「ジョギング30分だん。」なんてツイートをする。

普段twitterをしてる人だと、よほど抑制しようと意識しない限り、

そういうツイートを無意識的にしてしまう。

それは、つまるところ、

友達のメールを返信するのに5分くらい使うより、

ジョギングをする方が僕のプライオリティーが高いのですよ、

という事を表してる事になる。

別にその友達が嫌いな訳でもなくて、

色々な理由があって、そうなってる。


  • 友達は多少連絡を取らなくても大丈夫
  • 友達の雑談は急用ではない
  • 友達のメールは電車の中でじっくり考えてから返信しようと思ってる
  • 返信するには、色んな人とスケジュール調整しなきゃいけなくて面倒
  • 最近運動してないから、ここで運動しとかないと体が鈍る
  • 今日はいい天気だ
などなど、色んな理由が考えられる。


じゃあ、他の人のtwitterとメールや電話でのコミュニケーションを見ると、

これがまた絶妙に面白い。

「最近忙しいから今週の予定は…」とメールでは言ってた人が、

「土曜日は家でまったり!夕方だけ友達とお散歩」なんてツイートしてる事もある。笑

とすると、twitterが本音で、本人のの置き方。

もちろん、どうしようもなく疲れていて、

土曜日に半日くらいは家でぐーたらしないとモタない、

というのも分かるけど。


一昔前なら、メールでのコミュニケーションに集中にしてればよかったけど、

最近は色んな場所からの情報が相手に伝わるから、怖いなーと思う。

なるべく本音に近い形で、Consistentなメッセージをwebでは発信しないとな。

やっぱり本音は、記録に残らない電話や対面での会話、という形がいいのだろうか?


ちょっと考えてしまった、日曜日の午前中。


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