2013年6月15日土曜日

コストパフォーマンス

限りある資源をどう使うのか、

っていう事を考える時に、

コストパフォーマンスという考え方が欠かせない。


世の中には、「全てパーフェクトだけども高い」という選択肢がある。

その一方で、「ある方面においては決定的にイマイチだけど、まぁまぁ安い」

っていう選択肢がある事を見失う事が多い。

その時に、「何のためにそれをやるのか?」っていう目的意識を持ってないと、

無意味な出費をしてしまう事が多い。


例えば、僕はワインラバーだけど、

どんな場面でもいいワインを飲もうとはしない、

という面で、コストパフォーマンスを常に考えてる。

ショップで買って、家で飲むと3,000円のワインは、

普通のレストランで飲むと7,000円くらいする。

グラスだと、800-1,200円くらいする。


いいお店で女の子と二人でムードを作りたい時は、

レストランでそこそこのワインを買う。

でも、相手がワインに詳しくなかったら、

「ワインがある」という事が大事なので、

中くらいの値段のワインで十分。

無理して高いワインを買わず、お手頃ワインで楽しむのも一つの幸せ。


逆に、ワイン大好きの友達とワインを味わう会を企画する時は、

友達の家でやったり、BYOでワインを持ち込ませてくれるお店でやる。

美味しいワインは、自分でこだわって選ぶ。その代わり、料理はそこそこで十分。

一本1,000円で持ち込ませてくれるお店、っていうのは結構あって、便利なのです。


どんなシチュエーションでも、自分の満足度に影響する要因が1-2つあり、

実はどうでもいいというメトリックスがたくさんある。

世間的に見ればいいワインをたくさん空けてるので、贅沢してるように見えるけど、

今日の目的を決めて、お金の使い方にメリハリを効かせてる。

高級店に行って、湯水のごとくお金を使う、という事は絶対にしない。

っていうか、高級な料理に高級なワインをぶつけると、

料理とお酒が喧嘩して、どっちが主役か分かんなくなっちゃうし。笑

ちゃんと考えて、節約して、でも自分が満足できるように計算してる。


だから、ワインに限らず、他の人とは違った資源配分になることが多い。

CPAの勉強には100万円を投資し、

ワインスクールに50万円くらい投資したのは、

実は安いかったなて思ってる。

でも、突然誘われた夕飯で5,000円使うのは高いなって思うし、

夕食会のために少し前から準備した10,000円の高級ワインを親友と飲む時は安いなって思う。

初任給で買ったのは、勉強用のイス10万円。これも安い買い物だった。

多分、僕は凄くケチで、でも凄く思い切りがいいんだと思う。


という訳で、多様な価値観を肯定しつつ、

自分の金銭感覚には介入されたくない。

これからも、お金の出費には厳しく、でも、自分のためにはお金を惜しまず、

メリハリを持ったお金の使い方をしたいな、って思う。

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