お金の使い方、ってその人が出ると思う。
どれくらい稼いでるかは別に、
何に価値を置くのか、というその人の様子がよく出る。
世の中にある一流の物でも、たいていの物は買える気がする。
例えば、ワインなら、Ch. Margauxが飲みたければ5万円くらいで売ってる。
軽い気持ちで買おうと思う人は少ないだろうが、
どうしても買いたければ、お金を貯めれば買える。
時計だってそう。
変なダイアモンドがついてるやつはさておき、
普通の「一生物」の時計は、数十万円。
IWCとかBreitlingだって、百万円もかからない。
お給料によるだろうけど、
一年くらい頑張って節約して貯めれば、
新入社員でも買えるのではないかと思う。
長くても、2年くらいあれば、確実に手が届く。
他の物を犠牲にすれば、という条件付きだけど、
車くらいになると、そうはいかないかもしれない。
でも、ベンツだって300万円~500万円くらい。
こちらはさらにハードルが上がるけど、決して無理ではない。
数千万円のマイホームを買う一般庶民なら、買おうと思えば必ず買える。
じゃあ、買うかというと、そうはいかない。
皆、ベンツはお金持ちの物だからと敬遠するし、
「身分にあった生活」をしようとする。
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世の中で一番残念なのは、物の価値を分からずにお金を使う事だと思う。
つまり、高級腕時計の価値を分からずに着けてる人。
とりあえずデパートへ行き、ブランドのコートを買ってる人。
日常生活は、どうでもいいものにあふれてる。
家で使う食器、お昼ご飯、勉強に使うノート。
手帳、文房具、携帯電話。
机、シャンプー、洋服。
色んな物に囲まれた生活をしてて、
実は多くの物は「どーでもいい」。
つまり、ほかの物との取り換えがきく。
でも、ほんの一部の物にこだわりがある。
そこに、どーんとお金をつぎ込んで、
幸せを見出せたらいいな、と思う。
別に全ての物にお金をかける必要はない。
ただ、自分の「大切にしてる何か」のこだわりポイントについては、
それなりに語れるような人がいいな、と思う。
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