2012年1月7日土曜日

お金の使い方

お金の使い方、ってその人が出ると思う。

どれくらい稼いでるかは別に、

何に価値を置くのか、というその人の様子がよく出る。


世の中にある一流の物でも、たいていの物は買える気がする。

例えば、ワインなら、Ch. Margauxが飲みたければ5万円くらいで売ってる。

軽い気持ちで買おうと思う人は少ないだろうが、

どうしても買いたければ、お金を貯めれば買える。


時計だってそう。

変なダイアモンドがついてるやつはさておき、

普通の「一生物」の時計は、数十万円。

IWCとかBreitlingだって、百万円もかからない。

お給料によるだろうけど、

一年くらい頑張って節約して貯めれば、

新入社員でも買えるのではないかと思う。

長くても、2年くらいあれば、確実に手が届く。

他の物を犠牲にすれば、という条件付きだけど、


車くらいになると、そうはいかないかもしれない。

でも、ベンツだって300万円~500万円くらい。

こちらはさらにハードルが上がるけど、決して無理ではない。

数千万円のマイホームを買う一般庶民なら、買おうと思えば必ず買える。


じゃあ、買うかというと、そうはいかない。

皆、ベンツはお金持ちの物だからと敬遠するし、

「身分にあった生活」をしようとする。


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世の中で一番残念なのは、物の価値を分からずにお金を使う事だと思う。

つまり、高級腕時計の価値を分からずに着けてる人。

とりあえずデパートへ行き、ブランドのコートを買ってる人。


日常生活は、どうでもいいものにあふれてる。

家で使う食器、お昼ご飯、勉強に使うノート。

手帳、文房具、携帯電話。

机、シャンプー、洋服。

色んな物に囲まれた生活をしてて、

実は多くの物は「どーでもいい」。

つまり、ほかの物との取り換えがきく。

でも、ほんの一部の物にこだわりがある。

そこに、どーんとお金をつぎ込んで、

幸せを見出せたらいいな、と思う。


別に全ての物にお金をかける必要はない。

ただ、自分の「大切にしてる何か」のこだわりポイントについては、

それなりに語れるような人がいいな、と思う。

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