2012年1月8日日曜日

早生まれだからかもしれない

僕は昔からスポーツが不得意だと思ってる。

その意識は、フルマラソンを完走したからといって変わらない。

育ってきた中で、体の中に刻み込まれてる物なんだと思う。

同年代の中では、長距離走の体力は相当ある方なんだろうけど。

その理由が、早生まれだからかもしれない、というのを思った。


中学時代、野球部だったけど、

その時も技術や経験以前に、同じ学年の子に体格負けしてた記憶がある。

背の順ではいつも前の方。

体育の授業なんかでも、

サッカーは当たり負けするし、

バスケではリングまでの距離が違うし、

ドッジボールでは投げる球の威力に差が出る。

まともに勝負できるのはバレーボールくらいで、あとは全然だった。



その時の記憶を頼りに、

特にスポーツでの「劣等感」を持ってた人をFacebookで検索してみると、

不思議な事にみなさん、4-9月くらいに生まれてる。

これが有名な「早生まれは損」という話なんだな、

と妙に納得してしまった。


だから、僕はスポーツは向いてなんだな、と早めにケリをつけて、

皆が手を出してない勉強の世界で興味を探した。

中学校3年生、野球部を卒業して時間ができた時、

興味本位で読み漁ったのが経済と高校数学の参考書。

確かMESEというゲームで勝てないのが悔しくて、

勉強すれば勝てるのかな、とミクロ経済学の本を読もうとし、

そこに出てきた微分が分からずに読む、という流れ。

結局数学IIIに微分が出てくるなーと思って読んだら定義しか書いておらず、

極限の概念を勉強するために数学IIの本を買ったんだった。

そして、気付いたら数学が大好きになっていて、

赤チャート6冊をひと夏で全部読破したんだったな、懐かしい。

本来の目的であったMESEで勝つ、というのは忘れ去られ、

「数学が得意の金森君」

というポジションを確立し、そこから

「理系が得意の金森君」

となり、大学で経済学をやり始めた頃から、

「勉強が得意な金森君」

と変わっていったんだよなー。


少し変わったのは、ジョギングを始めた頃。

それもきっかけは、「体動かすと、脳の回転がよくなって勉強がはかどる」と聞いた事。

気付いたらフルマラソンを走れるようになっていて、

少しは運動への苦手意識が取れてる。


決して運動神経は良い方ではないが、悪い方でもないはず。

実際、初マラソンが4時間09分台、というのは陸上経験者を除けば、かなり上位だと思う。

普通の人から見ると、相当な運動好き。


でも、僕の中では、「体力がない」というのにはFactで言い返せるようになった、という程度。

やっぱり中学・高校と、各スポーツで劣等感があるせいなのかな。

早生まれって、思わぬところでマイナス。


妊娠から出産まで10か月かかる事を考えると、春~夏は日本ではNGなんだな。

海外は9月始まりが多いから、それも考慮すると、新年明けたタイミングでの妊娠がベストらしい。

年末のバカンスで、なんて。笑

まぁ、結婚したとしても、そんな事は考えないだろうけどね。


でも、一つのコンプレックスの原因がはっきりして、ちょっと良かった。

ちなみに、小学校時代は野球、サッカー、テコンドー、水泳、スキーなどなど、

さまざまなスポーツを季節ごとに楽しんでた。

だから、小さい時の思い出がたくさんあって、スポーツはすごく好き。


アメリカでは1月生まれは早生まれではなかったからかもしれないけど。

苦手意識は忘れて、色々楽しめたらいいな、と思う。

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