2012年3月7日水曜日

いい雰囲気を作る

仕事でもプライベートでも、

いい雰囲気を作ってる人、というのが必ずいる。

彼らは、いいアイデアを持ってたり、色んな事を知っているとは限らない。

でも、皆のバラバラな気持ちを目標へ向かわせるための

プラスのエネルギーを発してる。


逆に、一緒にやりづらい人、というのも多数いる。

特に、頭が良い人で、目標しか頭にないとこうなる。

理詰めで考えていて、世の中は全てロジックで動く、という考え方。

昔の僕は間違いなくこのタイプだったのだろう。


さて、仕事を初めて11ヶ月が経ち、

僕の「社会人一年目」もそろそろ終わりが近づいている。

この一年間、僕が一番学んだ事は何か、といったら、

間違いなく、

人はLogicでは動かない

という点を挙げる。


入社したての頃は、仕事とは社員は会社に雇われてやってるんだから、

嫌な事で、責任者がやるのは当たり前だ、

と思ってた。

「これこれこういう理由だからやってください」

というコミュニケーション。

別に間違ってないし、正当な行為。

でも、これだと、Additional Workをやってもらいたい時に躓く。

「何でそんな事やらなきゃいけないの?」 「それだと大変だから嫌だ」

となってしまう。

相手が社会人なら、表向きはそういう対応を取らないけど、

そういうお願いは、

相手のTo Do Listの一番下に毎日残り続けるだけになってしまう。


昔の上司に習った事の一つは、

「一緒に仕事をしていて楽しい人になる」

「この人のためだったら、ちょっと頑張ってもいいかな」

と思ってもらえる人になる、という事。

"The art of small talk"とか、Inclusivenessとか。

まだIn progressだけど、こういう意識を持てた事はすごく大きい。


これはわざわざ金森君には伝えなくてもいいか、

という情報が、雑談を通じて入ってくるかもしれない。

この仕事は金森くんに頼んでみよう、ってなれば、

より色んな事を理解するチャンスをもらえるだろうし、

職場でのCredibilityも上がる。

理詰めでは遠回りをしてるように見えるけど、

実は色んな意味で近道だったりもする。


仕事でもこんななんだから、

これまでプライベートでは目的第一になりすぎて、

いろんな人に嫌な思いをさせてきたんだろうな。

所詮、どんな活動も人間の営みであって、

人間は感情で動く生き物。


でも、こうやってすでに問題点が意識ができてれば、

解決策を考えてるうちに、必ず改善されてくる。

こうやって、どんどん成長をして、

素晴らしい人間になっていけたらな、と思う。


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