2011年2月5日土曜日

最後の晩餐

留学先のケルンで仲良くしてた友達と、

事実上の最後の晩餐をしてきた。

遅くまで語って、結局午前5時くらいに帰宅したっけ。笑


ケルン大学に来て意識した事の一つは、

日本人で固まらない事、異文化を体験する事。

だから、最初は異様なまでに日本人との交流を経ってた。

その代わり、
  • アメリカ人(4人)
  • フランス人(2人)
  • ベルギー人(2人)
  • フィンランド人
  • デンマーク人
  • ポルトガル人
  • アイルランド人
という西洋どっぷり、しかも超Internationalな13人の仲間に加わる事ができた。


留学先で、自国の人と固まるのは日本人だけでなく、

フランス人はフランス人と、

イギリス人はイギリス人と、

イタリア人/スペイン人はラテン系で、

という感じで固まっていく傾向がある。

だから、こういったInternationalなグループに入れたのはとてもラッキー。

共通言語が英語なんだけど、

フランス・ベルギー人同士だとフランス語で話したり、

そして、皆レベルは違えどドイツ語も喋れるから、

色んな言語が飛び交って面白い。


昨日は、各国での性に対する考え方の違いについて話してて、

フランスでは、学校の授業の一環で一人一つコンドームを配布されて、

バナナを使って使い方を教わるらしい(デンマークも同じらしい)

とか、やっぱり国によって違うな~って思った。

日本の「草食化(Herbalization)」現象とか、

なぜAVやラブホ街が形成されるのかとかも話したし、

(フィンランド人が、I feel the suppression of natural needs... って的確に捉えてて驚いた)

最後まで話題が尽きなかった。

色んな話をして、色んな考え方を聞けたのは、留学の最大の成果だと思う。


昨晩面白かったのは、

そういえば、俺らドイツ語使ってないよね~って話をして、

じゃあ、やってみよっか~ってノリで、

一気に皆の会話がドイツ語に切り替わった事。

ぶっちゃけ、B1レベルもあれば、頑張れば、普通の話題はついてける。

ドイツに来る時は、ドイツ語はほとんど分からなかったのに、

最後の夜には、友達とドイツ語で語れるようになった、っていうのも面白い。

すげー進歩。


昨日の別れ際は、笑顔でHug。

とても爽やかだった。

すでに昨年末にアメリカ人4人はミネアポリスに帰り、

先週、ポルトガル人はリスボンに帰った。

今日はもう、ストラスブールとブリュッセルへ友達が帰ったんだろうか。


ケルンの街は良かったけど、街はただの背景で、

そこで出会った仲間が留学の経験の中心にある。

だから、この街に長くいても、

もう友達がいなくなったこの街では

僕のやる事はなさそう。

友達は世界中に散り、それぞれの場所で次の人生を歩んでいく。

僕もその一人。

ケルンで出会えた仲間とまた会える日を信じて、

次の一歩を踏み出す。

さて、いい加減Packingしなきゃ。

日本でも、きっと素晴らしい人生が待ってるはず!

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