2011年2月27日日曜日

相場観~初任給で生活する~

そろそろ2月も終わりですね。

最近更新していなくてごめんなさい。

帰国後は色々バタバタしていて、忙しかったので…


さて、4月からの就職に向け、一人暮らしを始めようかと考えています。

僕の社会人生活のスタートはこんな感じ:
  • 初任給:約400万円(Overtime含めず。ボーナス無し。内定者によっても違うのかな?)
  • 勤務地:日野(吉祥寺、赤坂への配属替え、研修の可能性あり。)

勤務地を考えると中央線沿いが良いのかな~と考えています。

中央線沿いの駅は馴染みが無いので、

電車で行っては降り、雰囲気なのかを探る、

という事を結構してます。


さて、初任給400万円という数字。

こちらのソースによると東京に住む人にお平均額面月収が314,600円、

これは、ボーナス無しだと377.5万円。

計4ヶ月分だとしても、503.4万円。

ちなみに、国税庁によれば、平均給与は、

男性:538.7万円
女性:271.0万円
平均:434.9万円

なんだとか(賞与込み)。

初任給としては、破格の高待遇だと思ってます。

就職先に感謝。


ところが、ここから実際に計算してみると、

そんなに余裕はないんだな~って感じます。

大学時代、何かと名目をつけて「必要だ」と言えば、

親がお金を出してくれてたので、それと比べると、意外でした。

やってみましょうか。


額面:年収400万円

健康保険料:13,120円/月(労使折半)=157,440円/年
厚生年金保険料:22860.8円/月(労使折半)=274,329.6円/年
所得税:130,500円
住民税:場所にもよるが、約10万円くらい

手取金額は333.7万円(退職金とかの積立が無い場合で、この他にも、会社によって色々と天引きされる可能性があります。)

という事は、ボーナスが春・秋各2か月分出ると仮定したら、

毎月の手取りは20.8万円

そして、ボーナスが各41.7万円。

健全な財務状況を保つために

家賃は収入の1/3以内に収めるべき、と考えると、

家賃は7万円程度

という事になります。

都内だとキツイですね~。


さらにBreak Downすると、節約コースで、
  • 家賃(共益費込み):7万円
  • 水道光熱費:1.5万円
  • 食費(自炊多め):2.5万円
  • 交際費:2.5万円
  • 服飾費:1万円
  • 通信費(ネット/電話):1万円
  • 日用品費:1万円
  • 貯金:1万円
というプランを作ると、月に17.5万円になります。

そこから贅沢をしたとして、
  • ジムの会員権:1万円
  • 趣味・娯楽:1万円
  • 交際費:+1万円
くらいすると、ちょうど手取り月収と同じくらいになります。

とすると、初任給で僕が生活した時の相場観が掴めてきます。

特に就職活動中の実家生は、参考になったんじゃないかな?


もちろん、年収400万円前後で

子供二人と奥さんを養ってる方が多くいらっしゃるのも、僕は知っています。

そういう方々は、本当に、心から尊敬します。

守る物があって、そのために一生懸命働いている、というのは素敵だと思います。


初任給が良い/悪い、じゃなくて、

数字に落として考える事の大切さが身にしみた気がします。

都内への往復交通費の1690円が、

面白そうで買った本の1260円が、

今までの人生で一番重く感じられます。

さて、家さがし家さがし~

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