2010年8月4日水曜日

一歩踏み出す勇気

成田エクスプレスを予約し、

飛行機を予約し、

留学用の保険も申込み、

銀行やカード会社との契約を見直し、

色々な意味で、留学準備が整ってきた。


あとは、パリで何泊するかを決め、

宿泊場所(たぶんCitadines:設備が整ってるのに安い)を予約し、

パリ~ケルン間のThallysを予約し、

家主と家の鍵の受け渡しの約束を取るだけ。


それができれば、最低限、僕は留学に行ける。

ここまで、やらなきゃいけない事に追われてたけど、

やる事に終わりが見えて、

いよいよ留学!となると、

若干の恐れを感じる。

「よし、いくぞー!」ってなるはずのところが、

心が100%前を向かずに、

ちょっと後ろに引っ張られるような要素がある。

不思議だなぁ~。


パリでは、PCPの仲間に会ったり、

昔行けなかった場所に行ったり、

逆に、昔よく行ってた場所を訪れたりなんかして、

のーんびり楽しく過ごす。


ケルンに着くと、

生活の基盤を作るための仕事をし、

大聖堂や美術館なんかをめぐったりしてると、

きっと授業がすぐ始まる。

ドイツ語は真面目に勉強してきたから、

レストランの注文とか最低限の事はできる自信はあるし、

英語なら日常生活レベルにおける不安は無い。


人生で初めて家事を全部自分でするけど、

きっと何とかなると思う。

家は1DKで、一人暮らしにしてはとても広いし、

ネット接続も、電話接続もデフォルトで付いてて、

手間はかからない。

生活に関して、本当に困ったら、大学が助けてくれるだろうし。


100%で前に進めないのは、何でだろう?

日本でやり残した事があるわけでもない。

最低限の直前に会いたい人は、基本的に連絡を取ってて、

おそらく、ほぼ皆会えると思う。

もう既に、会えない人も何人かいるだろうけど、

だからって、半年後に僕が日本に帰ってきたとして、

関係が途絶えるかどうか、くらいの危うい関係にはならないと思う。


二郎もすた丼も食べたし、

寿司も天麩羅も蕎麦もうどんも食べた。

うな重だって、牛丼だって食べた。


六本木ヒルズも行ったし(アカデミーヒルズの解約もしました)、

東京タワーも登ってないけど拝めてきた。

横浜スタジアムも行ったし、中華街も見た。

慶應の三田キャンパスも訪れたし、

福沢諭吉のお墓もお参りに行った。


ケルンでマラソンに出るのはめちゃ楽しみだし、

早く現地で銀行口座開いてエントリーしたい。

トレーニングは相変わらず順調で、

昨日も今日も10kmずつ走った。

ペース的にも、4時間切れそうなペースで練習ができてるし、

予定通りの完璧な調整状態、という感じ。


でも、ほぼ全ての舞台が整ったところで、

最後の一歩を進むのがちょっとだけ怖い。

人間は、不確実性を目の前にすると弱くなるのかもしれない。

その一歩を踏み出さない訳にいかない。

ちょっと怖い。

でも、もう後戻りできない。


明日は、浅草寺にでも行こうかな。

僕は、何かあるといつも浅草寺に行ってお参りする。

どんなに海外生活をしたとしても、

きっと、浅草寺だけは、たまに寄りたくなるんだろうな。

あのお寺には、色々な思い出がある。

それをお話するのは、またの機会にしますかね。

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