Köln Hbfへ向かってます。
パリでの数日間の事について更新する機会が無かったので、
せっかくなので、ここで振り返りたいと思います。
さてさて、今回の滞在は、大きく分けると3つの成果があったと思います。
①友達関連
日本で知り合っていて、パリに留学に来ている友達に会えた事。
PCPからHECに行ってる友達はもちろん、
Sciences-Po時代の友達や、
大学のフランス語の授業が一緒だ子にも会えて、
とても楽しかった。
②等身大のパリを再認識
La Défenceのビジネス街、
パリ市民の憩いの場のBois de Boulogneなど、
普通の観光ではなかなか行かないような場所に行けた。
友達が住んでる一般の民家にも入ったり、Passageを歩いたり、
観光地としてではなく、住む場所としてのパリの在り方を認識。
③パリと比較した状態の日本を再認識
パリからすると、日本のこんなところが変かな~という点をいくつか。
- 異常な時間でも店がやってる
- ビジネスマンがいつまでも仕事をやってる
- 一般人が街中を歩く時の危機意識が少ない
- ゆっくり人と話せる場所が少ない
- 街全体に統一感を持たせようという意識が皆無
- 「流行に乗る」といいながら、皆が付和雷同で、多様性が少ない
- 皆がブランド物を持ってる
特に治安については本当に思う。
Sciences-Poの時とは違い、
基本的に個人で行動してたから、
治安に関してはとても敏感だった。
日本ってアホみたいに安全。
とても気持ち悪いけど、「おめでたい国」だと思う。
④その他
他には、有名な絵画見たり、美味しいワインを飲んだり、
と、フランスを満喫した。
特に、Impression, soleil levant (Claude Monet)が一番好き。
たくさんの船が描かれているのに、
主役は、あくまで太陽になるように工夫されている。
だから太陽が、Soleil levantなのだ。
しかも、「ルアーブルの長め」というタイトルではなく、
Impression (印象)とつけた。
本当に、Masterpieceだと思う。
あとは、ワイン博物館。
ソムリエさんとワインの話をしてたら、
"Are you a wine expert in your country?"
と聞かれた。
"Do I look like one? I'm just a student."
とか冗談言ったら、
"Oh, then you're a great wine lover"
って言われた。笑
でも、これらはおまけ。
やっぱり、①~③が今回の成果。
今後の自分にとって、大きな資産になる。
さて、リエージュを通り過ぎ、
そろそろ、ベルギーも中盤で、
あと一時間もしないうちにケルンに着く。
駅についたら、ケルン大学の学生が僕を待っててくれて、
そのまま、新しい家までタクシーで行く。
家では、大家さんが待っててくれて、
そこから、本当の留学生活が始まる。
力の抜けた笑みがこぼれるほど緊張して、
胃の裏がキリキリ痛むくらい楽しみ。
とりあえず、進むしかない。
進めば、きっと色々と見えてくる。
この感覚、去年のABFの企画以来。
そういえば、去年立ち上げたABFは、
今年も後輩が続けてくれていて、
おそらく今は最終日の打ち上げをしている。
聞いた情報によると上手くいてるみたいで、
僕はとても幸せ。
僕がPCPのためにできた事は少なかったけど、
このABFだけは他人に誇れる成果だと思う。
ドイツでは、僕は何者でもない。
日本での全ての肩書が通用しない。
だからこそ、人間としての僕が試される。
その勝負が、あと数時間で始まる。
半年で、何者かになって帰ってこれますように。
でも、その後はGEに入り、何者でもないところからスタートする。
そして、そこから何者かになれたら…
どうなるのだろう?
人生、新しい環境に入り、何者でもないところからスタートし、
何者かに成り上がる事に繰り返し。
とりあえず、自分の全てを出し切ろう。
人間としての金森俊揮を思いっきり表現しよう。
もう、アーヘンに着いて、
車内アナウンスがフランス語からドイツ語に変わった。
街並みもドイツになった。
いよいよだ!
頑張れ、自分!
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