2010年8月19日木曜日

日本で最後の一日

今日は、日本最後の一日。

朝から荷詰め。

預ける荷物は23kg。

超過料金取られないか、ちょっとだけ心配。


それより、

朝からパソコンが不調でどうなる事かと思った。

結局正午くらいからずーっとPCに向かいっぱなしで、

慌ただしく過ごしてたら、いつの間にか一日が終わってしまった。

結局、Windowsを再インストールして、

プログラムを最初から入れなおし。

幸い、データ関連はすべてバックアップが取れたので、

大きなダメージもなく、

ただただ、時間だけが過ぎた。

午後、留学の荷物にリカバリーディスクが必要ということに気づき、

夕方にDVDやらメディアケースやらを買いに行き、

仕事から少しだけ早く帰ってきた父親を交え、

家族3人でワイン片手に夕飯を食べ、

さっき、僕が用意してたEisweinを空けました。


結局、日本を去るという実感もなく、

特に大きな怖さ・悲しみといったネガティブな感情もなく、

人生の一区切りをここに付ける、というほどの精神的な余裕もなく、

一日が終わろうとしている。

PC不調のせいで、手荷物まで手が回らなかったので、

手荷物の整理は緊急の課題かも。


半年の留学って、微妙な長さ。

去年、一か月パリに行った時は、

特に日本を離れてさみしいとも思わなかった。

大きな覚悟は無かったし、

前に向かっていく気持ちがいっぱいだった。


友人の中には、1年のいわゆる「交換留学」を経験した人も多いけど、

彼ら・彼女らは、挑戦心・野心の中に、

結構な覚悟というか、畏れを持ってる人が多かった。


僕は、半年間の留学。

その意味では、とても中途半端。

長いけど、決してめちゃめちゃ長いわけではない。

覚悟も中途半端、日本を離れる寂しさも薄く、

一方で、前に向かっていく気持ちも薄い。

ちょっと眺めの旅行にしては長いし、

なんともキリが悪い。

中途半端な将来への期待と、覚悟をもって、

明日、僕は日本を旅立つ。

明日の夜、僕はどんなことになってるんだろうな?

フランスで、ドイツで、

多少の夢をもって、

そこそこの覚悟をもって、

旅立つ。


結局、PCの修復に追われて、

日本で最後の一日は、

なんとなく過ぎて行った。

また、6か月後には戻ってくる。

そう思うと、そんなに怖くはない。

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