2010年4月5日月曜日

さて、今年一年をどう過ごすか?

自分に足りない物の方向性が少しずつ見えてきた。

きっかけは、就活コンサルタントの常見陽平さんからの一言、

「金森君は、めちゃくちゃ優秀なんだけど、コミュニケーションが自己満足になってる」

優秀かどうかは知りませんが・・・

Logicを通す事が最優先されていて、

専門用語を並べたててしまっていて、

相手と共鳴して高めあう、

という状態になってなかったかな、と反省しました。

よく、最初は一匹狼でスタートして、

徐々に結果を出して認められていくのが僕のスタイルになりつつあるけど、

最初が一匹狼になりやすいのは、そのせいかも、

と妙に納得させられました。


この後、色々な気づきがあって、

くだらないレベルだと

飲み会のイッキなんかも楽しくなってきて(笑)、

もっともまともなレベルだと

人づきあいが、もっと誠実になってきて、

色々な変化がありました。

こういう偶然って凄くうれしい。

人生の新しいベクトルを見つけたみたい。


さて、常見さんもブログで取り上げていましたが、

「無縁社会」の衝撃というNHKの番組、

実は僕も大注目していて、

ついさっき録画していた物を見ました。


まだ自分の中でまとまりきってないけど・・・

アメリカ的な資本主義が日本に浸透していく中で、

要素還元主義というか、「自己責任論」が発展していった。

学生は高所得が得られる外資コンサル等に憧れを抱き、

例えば、そこでの手法である「ロジカルシンキング」が社会的にヒットするなど、

「論理こそが大事」といった価値観に進んでいく。

労働市場が流動化しすぎて、

だんだんと人々が分離されていった。

というようなイメージを持っています。

おそらく、他にも色々なファクターがあると思うんだけど、

大きくは外れていないはず。


人間を動かす要因のほんの一部であるLogicは結構極めたとして、

Logic以外の部分に焦点を充てた一年にしたいと思う。

Motivationの管理とか、人と人との関係性とか、そういった物。

ここを外さなければ、大学生活最後の一年、

有意義な物になると思う。


ちなみに、照屋華子・岡田恵子両氏の『ロジカル・シンキング』は、

めちゃめちゃ良い本です。

書かれている事は、とても正しいし、

僕もすぐ見れる位置に一冊持ってます。

ただ、それが全てでは無いよ、という事です。

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