2010年9月2日木曜日

留学の意義

ドイツに来て一週間が経ち、

大学のプログラムが始まり、

少しずつ仲間ができていってる。

そんな中で思うのは、

留学の意義って、そもそも何だろう?という事。


日本から出るときには

「異文化に身を置く」

というとても抽象的な事を言っていたけど、

それは、具体的にどういう意味だったのだろうか?

そもそも、そこまで具体的に詰められてなかったのかもしれない。


こっちに来て、まず大変だったのは、こちらの習慣に慣れる事。

新しい家で落ち着くのは当然だけど、

スーパーがどこにあって、

お店での買い物の仕方の独自のルールがあって、

自分の話す言語の半分くらいしか通じなくて…

といった独自のハードル。

例えば、ペットボトルはスーパーで回収すると25セントになったり、

お店に入るときは店員に挨拶をしなければならなかったり、

という事。

でも、こんなのは関東から関西に引越せば経験できるし、

場合によっては、2駅隣に引っ越した時に直面するようなハードル。

言語の壁はあるけど、

たとえば東北の人の方言が分からないのと同じ。

最初びっくり、だんだん慣れて、そのうち適応していく。


あとは、友達関連。

でも、「ドイツ人はこうだから…」という経験はまだしてない。

国際感覚が強いドイツ人しか会えてないのかもしれないけど、

見た目じゃドイツ人だかフランス人だかポーランド人かなんか分からんし、

特にCharecterとして上位概念でくくる必要性を感じない。

Aさんはこういう人で、Bさんがそういう人で…

といった感じで人間関係を捉える、という点では、

何も変わらない。

ただ、AさんをGet to knowする機会が与えられたくらい。


そういう意味では、今のところ感じてるのは、

留学の機会って、

「日本で作られた自分とは違う自分」

を探す&作る時間なのかな、という事。


日常が英語になっても、

場所がドイツになっても、

僕は僕。

ただ、その僕に違う角度から光を照らす事によって、

新しい僕が発見できるんじゃないかな、

と期待しています。


さて、今日も楽しみ!

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