このまま留学生活が終わっていきそうで、
その間に僕は何もできなさそうで、
とても怖い、というのが第一感。
とにかく、形の上では「一ヶ月」という区切りがついたので、
色々振り返ってみようと思う。
ケルンに留学に来て思ったのは、
異文化の人と打ち解けるスピード感、の大事さ。
ヨーロッパの人は特に、初対面の人と上手く会話する能力、
色々な背景をもつ人に対して、
適切な話題を提供して場を盛り上げる能力に長けてる気がする。
最初の一ヶ月間、
Networkingの能力で一歩遅れを感じながら、
全力で色々な人と絡んでいく、という感じだった。
もちろん、自分の中でもBreakthroughはたくさんあって、
対人能力が飛躍的に向上したと思う。
形式的な話だけすると、
ラテン系の人に会ったら初対面にキスするとか、
社交の場としてのクラブ嫌いが治ったりとかだけど、
何よりもPersonalityとして、とても広がった気がする。
初対面の人に対して自分の魅力で勝負して、
人脈を作ってく感じは、だいぶ身についたと思う。
さてさて、このブログを見てる多くの人は僕の事をよく知る大学生なだと思うので、
敢えて強調しておくと、
ケルンに来てから、
「英語が話せる事の大切さ」
というのを身にしみて感じました。
こちらではドイツ人よりも、留学生同士の交流の場が多いのですが、
会話はもちろん全て英語です。
Networkingも、相談事も、全て英語。
日本で「英語が喋れる」というのはB2レベルを指してると思う。
でも、Networkingに必要な流暢さ/笑いの感覚/スピード感や、
日本人として日本を他人に紹介する時に歴史/政治/経済について説明するための語彙は、
C1-2レベルで無いと厳しいと思う。
日本のほとんどの大学生は、というか、
慶應経済のPCPでも1-2割くらいしか当てはまらないのでは?と思う。
英語が上手く話せない人は、
話半分で聞かれてしまい、
「表面上のやり取り」には参加できても、
笑う場面で笑えず、時に話に流れを折ってしまい、
いつのまにか端に追いやられてる感がある。
自分は、英語がなんとか喋れるので、
「どうやったら、初対面の相手と英語で上手く話せるか?」
「どんな話題を振ったら、相手のウケが良いか?(日本語と英語で違います)」
というのを考えながら、少しずつ上達した感じ。
今は、なんとか、上手くできてると思う。
この点に関しては、親に本当に感謝。
僕は4才~10才までアメリカで育ち、
中学・高校は帰国子女クラスのあるSFCで学ぶ。
大学は慶應で帰国子女クラスの授業を取り、
専門課程では、専門の授業も大半は英語、
という、とてつもなく恵まれた環境で勉強してきた。
だからこそ、今、少し壁にブチ当たるくらいで済んでる。
特に内向的な性格のアジア人は団体と絡むのを諦めて、
自国民同士で自国語で交流し始めてる。
この差は、とても大きいと思う。
一個だけ今でも不安なのは、
あと5ヶ月ちょいしか無い留学生活を終えた時点で、
何を得たいのか?という事。
親友や恋人を作るにしても将来また会えるともしれず、
勉強するだけなら慶應とそう変わらない。
旅行しまくるのも一つの手だけど、それも、なんか違う気がする。
ここの点、ハッキリさせないといけないと思う。
コンサル流に、問題設定→解決策の提案→実行をしていく。
でも、それ以外は、全てがとても上手くいってる。
色々な面で成長し、自分を向上させられてる。
こんな環境を与えてくれた親に感謝。
しかも、ほぼ即答でOKだったんだよね。
週末はアムステルダムに行っていて、
連絡が取れなかったんだけど、元気かな?
そのうち、親にも連絡を入れよう。
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