2009年1月4日日曜日

バカロレア

バカロレアとはフランスの公的な大学入学試験で、これに合格すれば好きな大学に入学できます。

日本だと、センター試験みたいな感じですかね?

ある年の総合コース経済社会系の哲学の問題は次の通り。

次の3つのうち、一つを選んで自由に論じなさい。(制限時間:4時間)

  1. 人は自分自身に嘘をつくことができるか?
  2. どのような条件の下で一つの活動(une activite)は労働(un travail)となるのか?
  3. 「実験」(l'experience)と「観察」(l'observation)が単に素材としてのデータを抽出するだけだという見方に対して疑問を投げかけたベルクソンの文章を読んで、コメントする。

これは大変だ。笑

大論文を書く時間は無いので、1.に対する5分で考えた僕の意見を。笑

1.自分人身に嘘をつく事はできるが、それは長続きしないと思う。一般的に、「自分の本心」と「自分の行動」が違う向きを向いている状態は精神的に不安定である。このため、「自分の本心」と「自分の行動」のどちらかが時間をかけて変化し、同じ向きを向く事になると思う。

通常の「自分への嘘」は、精神的に辛くなり長続きしない事が多い。また、もし長期間「自分への嘘」が続いた場合は、「自分の本心」の方が変化してしまい、新しい自分の本心が自分の行動にあわせるのである。

う~ん、これを4時間も考えて書くのは、相当な論理的思考力が必要ですな。

さすがフランス。

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