2009年10月26日月曜日

浅田真央が感じている物

フィギュアスケートの浅田真央選手が、

スランプに入っていて、

自己ワースト記録を出しました。

とあるインタビューで彼女は、

昔はワクワクして試合に臨んだ。今は勝ちたいと思う。2005年のグランプリファイナルで優勝したとき、大勢の観客を前にした緊張感のなかでの達成感は、こんなに気持ちいいものなんだと初めて実感した。

というコメントを出していますね。

これはおそらく、プロとアマチュアの差なんだと思います。


僕はピアノをやっていたのですが、

アマチュアの僕は、楽しく・思うように演奏ができれば良くて、

観客から拍手がもらえれば最高、

というスタンスでした。

気分が乗る時に、その気分どおりの演奏を行うんです。

こういう自由な気持ちで挑むと、

緊張感が無いので失敗はしにくいし、

結果として最高のパフォーマンスが出やすい。


一方、プロのピアニストとして演奏する時には、

間違える事は絶対に許されない。

自分の感情とは無関係にパフォーマンスを求められるため、

「悪い状態でも、いかに上手く演奏するか」

がメインになってくる。

感情面をいかに理性でコントロールするか、

が焦点になってくる。

僕は、そういうのが嫌で、

ピアノは趣味として、感情のままに演奏したいな~と思って、

だから音大には進みませんでした。


さて、本題の浅田真央に戻ると・・・

彼女は今、

「感情のまま」というアマチュアのレベルから、

「理性で制御」というプロのレベルへのステップアップを

しようとしている段階なんだと思います。

もちろん、技術的には超一流なんだろうけど
(フィギュアの技術は、詳しくないので分からないが)

精神的には、まだアマチュアですね。


比較すると、石川遼君なんかは、

もうプロの域ですね。

逆境において、集中力を高める術なんかを、

かなり身に着けているんだと思う。


個人的に、真央ちゃんには頑張って欲しいので、

長い目で見て、彼女が成長してくれる事を願っています。

と、少し上から目線で投稿してみる。笑

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