スランプに入っていて、
自己ワースト記録を出しました。
とあるインタビューで彼女は、
昔はワクワクして試合に臨んだ。今は勝ちたいと思う。2005年のグランプリファイナルで優勝したとき、大勢の観客を前にした緊張感のなかでの達成感は、こんなに気持ちいいものなんだと初めて実感した。
というコメントを出していますね。
これはおそらく、プロとアマチュアの差なんだと思います。
僕はピアノをやっていたのですが、
アマチュアの僕は、楽しく・思うように演奏ができれば良くて、
観客から拍手がもらえれば最高、
というスタンスでした。
気分が乗る時に、その気分どおりの演奏を行うんです。
こういう自由な気持ちで挑むと、
緊張感が無いので失敗はしにくいし、
結果として最高のパフォーマンスが出やすい。
一方、プロのピアニストとして演奏する時には、
間違える事は絶対に許されない。
自分の感情とは無関係にパフォーマンスを求められるため、
「悪い状態でも、いかに上手く演奏するか」
がメインになってくる。
感情面をいかに理性でコントロールするか、
が焦点になってくる。
僕は、そういうのが嫌で、
ピアノは趣味として、感情のままに演奏したいな~と思って、
だから音大には進みませんでした。
さて、本題の浅田真央に戻ると・・・
彼女は今、
「感情のまま」というアマチュアのレベルから、
「理性で制御」というプロのレベルへのステップアップを
しようとしている段階なんだと思います。
もちろん、技術的には超一流なんだろうけど
(フィギュアの技術は、詳しくないので分からないが)
精神的には、まだアマチュアですね。
比較すると、石川遼君なんかは、
もうプロの域ですね。
逆境において、集中力を高める術なんかを、
かなり身に着けているんだと思う。
個人的に、真央ちゃんには頑張って欲しいので、
長い目で見て、彼女が成長してくれる事を願っています。
と、少し上から目線で投稿してみる。笑
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