彼の活動について、色々相談に乗った。
人と話してると不思議な物で、
自分が普段無意識的に考えてる事が、
突然言葉になったりする。
昨日は、自分がやる事を絞る、
という話をメインでした。
同時に5つの事頑張ろうとしてもできるハズがなくて、
一つ一つの活動から何かを得ようとするなら、
1つか、多くて2つが限度、という感じ。
野球部にいる事で「得た物」を考えるとすると、
- 野球のルールへの理解
- 野球の技術
- 野球で使う道具の手入れの方法
などという、「野球特異な物」と、
- チームワーク
- リーダーシップ
- メンバー間の意見の違いへの対応力
といった、「応用のきくもの」に分かれる。
前者を手に入れるだけなら、
野球部とテニス部と卓球部に同時に加入しててもできるだろうけど、
後者を手に入れようとなったら、
相当の時間と労力を野球部に費やさないといけない。
野球部一本でやってる人でも、
中途半端な気持ちでやってたら、
そういった収穫が無いかもしれない。
僕は、限度は2つだと思っていて、
二つの活動のそれぞれで何かを得ようとするのが、
精一杯の欲張りだと思う。
これをやるためには、
- 相当な精神力
- 気合いと根性
- 優れたタイムマネージメント能力
- ある程度の体力
が必要だと思う。
こんな話を、数時間かけて後輩にした。
昨日は、以前の反省を生かして、
話のポイントを1つに絞ったので、
後輩のどこかに話が残っていると思う。
そして、後輩に言われて嬉しかったのが、
「金森さん、例えが上手くて分かりやすいです」
という一言。
言われた瞬間、
高校2年生の時に「日本の次世代リーダー養成塾」に参加した際、
YAPPAの伊藤社長が、
「上手いたとえ話ができるかが、物事の本質をつかんでいるかの一つの指標」
と話していたのを思い出して、
少し嬉しくなった。
まだノーストライク・ノーボールなんだから、ストライクゾーンの球を全て振りに行かなくて良い。好きな球に絞って、長打を狙いに行け!
なんて帰り際に言ったっけ。
言葉で考えた事もなかったけど、
自分の中にあった感触を言葉にしたら、色々出てくる。
「自分の中心にある物」に、
少しだけ近づけた瞬間でした。
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