Bunkamuraザ・ミュージアムでやってる、
「語りかける風景」という展覧会。
風景画の台頭に仕方が、
人物画⇒窓の外の絵⇒だんだん風景がメインに
と西洋美術の時代ごとの変化と合致していて、
とても面白かったです。
印象に残ってる作品は、
ポール・シニャック『アンティーブ、夕暮れ』
拡大すると分かりますが、
細かい点描画のような形で、
光の放つ色彩を描いています。
他にも、
ヒューベル『後ろを浮いてたたずむ女性、窓の前』(1926年)
で、鑑賞者の視線を窓の外へ向ける絶妙な図面の構成だったり、
ルベール『ヴォージュ地方の狩り』(1828年)
で、風景に対して人間の扱われ方がとても小さくて、
「人間の存在の小ささ」みたいな主題を感じたり、
と、紹介したい作品がたくさんあったんですが、
残念ながらWEB上では画像があまり載っていない模様。
一周した後は、
Les Deux Magotsで座り込み、
2時間くらい、読書したり、空想に耽ったりして、
自分という人間について、
自分の将来について考えてました。
パリのクオリティーにはかなわないにしても、
やっぱり、最高だな、ここ。
ちなみに、Bunkamuraの展覧会は7月11日までなので、
まだ行ってない人は、今週末に是非!
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