2010年3月30日火曜日

PCP

昨日はPCPの試験でしたね。

6期生の皆さん、おめでとうございます。

そして、これからよろしくお願いします!

PCPを一緒に盛りたてていけると良いですね。

今日はゼミ試験もあるみたいなので、

そちらを受ける人も頑張ってください!

2010年3月28日日曜日

PCP

明日はPCPの試験ですね。

皆さん、頑張ってください!

ちなみに、去年ですが、

午前中の筆記試験の後に、

僕はすぐ面接だったのを覚えています。

結果発表まで3時間あったので、

とりあえず暇を潰そうと思って、

三田~白金高輪~麻布十番~三田

と散歩したのを覚えてるな~。

「絶対受かったでしょ!」って思って出発したんだけど、

白金あたりのパン屋さんで

クロワッサンを頬張ってた辺りから

なんとなく不安になって、

確か、麻布十番で福沢諭吉のお墓参りをしたんだっけ。

そんで、帰り道は色々な事を考えてたな~。

大学3年生はこんな一年間になると良いな、という感じで。


この一年間、とてつもなく成長してた。

大学3年の前半は、大きな飛躍があった。

PCPの代表になって、なかなか苦労したけど、

ABF2009を無事に企画できて、

自分が本気出せば不可能と思った事もできるんだな、って思った。

秋学期は、突っ走り過ぎて、

最近そのガタが来てる感じ。

伸びすぎな時は、手を戻すのが本手。これ囲碁の基本。


さてさて、話はそれましたが、

その後、実は麻布十番~三田キャンパスの道のりを迷ってしまい、

相当ギリギリで、バテバテのままPCPの試験結果を見ました。

合格したのがちょうど一年前かと思うと、

この一年間、とんでもなく遠くまで進んだな~という感じです。

ほんと、自分でもびっくり。

一年って、とても長いね。


小学生・中学生は、体が大きくなったし、勉強も身に付けたけど、

活躍のフィールドはさして変わらなかった。

高校生・大学生は、体の成長が止まってきた分なのか、

勉強はもちろん、活躍のフィールドが半端なく広がってきた。

大学最後の一年間はどうなるのかな~?


でも、今予想したとしても、どうせ当たらないんだろうな。

大きく成長しているのか、手を戻しているのか、

それにしても社会に出る前に、立派な大人になってたいな。

就職活動は、Applyばっかで能力が伸びにくいから嫌いだ。

はやく、自分の成長につなげたい。

あらゆる面でね。

2010年3月27日土曜日

質問

あ、そうそう。

PCPに限らず、経済学に関する質問をしたい人は、ご遠慮なく。

ちなみに、質問内容によって、質問者のレベルが見えてきます。笑

質問する事でとりあえず安心したい人、

一生懸命頑張ったんだけど、なかなか理解できないから聞いてくる人、

たいして調べもせずに、「わ~っかり~ませぇ~ん」な人。笑


ちなみに、就職活動のグループディスカッションも同じなようで、

一人の発言を3つか4つ拾い出すだけで、

その人の考えかたや性格が見えてくるのだとか。

面白いですね。

最近、アクセス数が

最近、僕が更新してようと、してまいと、

アクセス数が100近くを推移してますね。

PCP希望の2年生なのかな?


僕は5期の代表ですが、

代表は試験・面接には一切関わらないので、

僕のブログを覗いても、試験には有利になりませんよ~。

あ、過去の書き込みの中では、

多少有利になる物があったかもしれないが。笑笑

あと、PCP内での日常を書いている事が多いので、

PCPに行こうかまだ迷ってる人にとっては有益な情報が多いかも。


さて、せっかくの機会なので、

PCPの代表の仕事を少しお話しましょう。

PCPというのは、まぁ、よくもまぁ、こんなテキトーな組織が成り立ってるな~

というくらい自由で、まとまりのない組織です。

学生一人一人の自主性が重んじられていて、

よく言えば自由、悪く言えばバラバラです。

そんな組織とも言えない組織を、上手くまとめてくのが代表、

というと伝わりますでしょうか?


その自由さ加減のお話をしますと、

授業が週3-4コマあって、

全て1限~3限にあるんです。

という事は、授業直前に教室にやってきて、

授業が終わったら、次の予定があるんで、すぐ解散。

PCPが全員集まる時間は、基本的に先生が喋る時間だけです。


さて、じゃあ、代表の仕事とは何かといえば、

①授業関連
②学生関連
③雑用

で大体が網羅できていますかね。


①の授業関連とは、

たとえば授業の内容をもっとこうして欲しいといった学生の要望を集め、

教授との交渉窓口になるという事です。

何か察知したら、

授業直前にアンケートを実施して、その結果分析して、

教授にアポとって、話しに行ったり、という感じです。


②の学生関連とは、

学生がまとまりやすいような企画全般。

例えば、

・飲み会をする
・合宿をする
・ソフトボール大会に出るために経ゼミと交渉する
・延世大学と勉強会をする

といったアクションを、自分でやっても良いし、誰かにお願いしても良い。

でも、そういった物を管理するのは代表。

延世大学では、現地の学生さんや教授の前で、

「Asian Business Forum 開会の挨拶」のようなプレゼンやったりしました。


③の雑用は、授業関係ですかね。

たとえば、教授から○○やっといて~

というタスクが突然降ってくる事があります。

そういう時に、「お前がやれよ~」とか「秘書にお願いすれば良いやん!」とか思いながらも、

事務作業をさせられるのも代表です。笑


さて、なんだか面倒に感じるかもしれないけど・・・

でも、実はとてもやりがいのある仕事です。

PCPには、普通のゼミのように、

・どういう役職を立て、それぞれがどのような権限を持つのか?
・どの時期に、どのような企画をやるのか?

といった縛りがありません。

どのような形式でやるかは、その代次第。

3年生と4年生も独立していて、

一緒に合宿を企画する事もあれば、

別々に飲み会を企画する事もある。

本当に自由です。笑

自由すぎて大変ですが。笑笑


PCP受ける人は、

是非PCPの代表になるっていうのも検討してみてくださいね!

僕の一つ上の代は、

メンバー全員に何か役職をつけて、

PCPの一員という意識を高める、

という方針を採ったそうです。


ちなみに、僕の代は、

「飲み会担当」「イベント担当」等は一切いません。


そして、僕が何か言い出さなくても、

「OB会やりたいんだけど、金森はいつなら来れる?OBの名簿ってあるかな?」

「4年生の追いコンもやりたいね!誰とお話をすればよいかな?」

「ソフトボール大会は俺が仕切る!」

「PCPの新入生になる人に、こういう資料を配布を配ったらどうだろう?」

と皆で意見をもってきてくれて、実現に向けて動いてくれます。

皆で、「良いPCPにしたい!」っていう思いが共有できてるんだろうな~。

僕はとても幸せです。


打ち合わせ

今日は、一日の大半が打ち合わせ・雑談だった。

一年前は遠い遠い存在だと思ってた多くの著名人の意向が

僕の日常生活に大きな影響を及ぼしている事にビックリ。

お世話になっている大人の方々から貴重なアドバイスをいただき、

一生懸命耳を傾ける。

そして、ここまで僕を支えてきてくれた仲間と一緒に、

今後の打ち手を考える。

相手の持ち駒が分からない将棋をしてるみたい。

でも、この状況は、なんとか脱する必要がある。

明日もまた勝負。

どんどん、前に進もう。

そうしたら、きっと何かが見えてくる。

見えてくると良いな~。

2010年3月26日金曜日

新PC

ちなみに、この投稿、新しいPCから送ってます。

SONYのType-S、以前と同じ型のUpgraded Versionです。

まだ1時間くらいしか使ってないけど、

Core i5のスピード感に感動してます。

Windows 7は、めちゃ使いやすい。

ちなみに、このPC、画面左上にネームが入ってます。

Toshiki Kanamoriと刻印されているので、

僕のPCだと一目で分かります。

嬉しいですね、こういうの。

Leadership

昨日は二社、面接を受けた。

一社目の面接では、

「リーダーシップを発揮するために必要な物はなんだと思いますか?」

という質問があって、少し考えさせられた。

僕の答えは、
  1. チームビルディングの能力
  2. 目標を設定し
  3. 個別のタスクにブレイクダウンする能力
  4. メンバーの期待を上向きに裏切り、常に結果を出し続ける能力

の4つ。実際、そういう経験はいくつかある。

1~3が上手く揃うと、確率的に結果が出る可能性が高くなる。

1-4が揃うと、いい感じに団体がまとめられる。

1と3は、リーダーでなくてもできる。

これは、俗に言う「リーダーシップ」という物。

4の結果に責任を負うのがリーダー。

これは、論理では説明ができない。

一種の才能かも。


この、面接時に思いついた、即席のフレームワーク、

結構いろいろな面で応用できるかも。

現状は、「目標設定が上手くできてない」とか、

「チームビルディングがいまいち」とか。

MECEに近い感じだと思う。


自分の所属する各団体が、どういう立ち位置にいるのか、

よく考え、行動に移すとよいと思う。

がんばろう!

2010年3月22日月曜日

Offな思考

就職活動に毒されて、

なかなかOffな思考ができない。


あと、Add Valueな思考になりすぎて、

Team memberとは仕事上の付き合いに終始しがち。

就職活動のGD等を通じて、

仮想Caseに対して最大限add valueして内定を頑張って取るのと、

そこそこadd valueしながらも出合ったメンバーと関係性を構築して、

今後の人間関係の広がりを楽しむのと、

どちらが自分の将来にとって良いんだろう?と悩む事がたまにある。


そして、考える事が面接・スケジュール・志望動機etc.で、

なかなかリラックスできない。

なんか寂しい生活ですね。


少しリラックスしたい、なんて思う。

俺がValueを発揮しなきゃいけない場所は、

就職活動のGDのような仮想世界ではない。

Realな世界の中で「金森」が必要とされている場所がたくさんある。

う~ん、悩むな~。

とりあえず全部吐き出してみる。

2010年3月21日日曜日

某企業からのPersonality診断結果

仕事をしていく上でのあなたの特徴

  • 新しいものの見方をしようとします。問題にぶつかったときに、柔軟に問題を捉え、いろいろな角度から発想して、解決案を案出することが得意なようです。全く新しい独自の工夫をすることが好きで、人と同じような定型的なやり方や考え方を好まないでしょう。
  • やさしい問題よりも、複雑な問題にぶつかるほど意欲が出るタイプです。筋の通ったものの見方をし、問題にぶつかったときに、解決に向けて合理的な推論を行ないます。問題を解くこと、難しい問題に立ち向かうことが好きなようです。
  • 自己主張し、相手を自分の思う方向に引っ張っていきたいと考えているようです。自己顕示欲が強く、人前で堂々としていられるタイプです。他人との関わり合いというよりも、自分について常に意識していることの方が多いかもしれません。
  • 大勢の人と一緒にいることを好まず、知らない人が多くいる場所はあまり得意ではないかもしれません。他人とあまり関わることなく、一人で仕事に集中したいと考えているようです。自分一人で行動することができるタイプだといえるでしょう。

グループの中でのあなたの役割タイプ

  • 新しいアイデアや戦略を考案していくタイプです。チームが成功することに貢献しますが、チームへの忠誠という点についてはあまり意識していないかもしれません。評価に対して非常に敏感で、誉められると気をよくする面もあるようです。
  • 他のメンバーを励ましたり、チーム内の調和を維持するといったサポート的な役割をとることには、あまり興味がないようです。負けず嫌いな面があり、自分一人で考えて行動する傾向があるでしょう。

あなたのコミュニケーションスタイル

  • 知性で説得をしていくタイプです。相手のニーズを分析し、複雑で高度な解決策を提案して、論理的に説得することができるでしょう。適切な概念を武器に相手に影響力を行使しようとする傾向があります。ただし、相手に理屈っぽいと思われる場合もあるかもしれません。
  • 相手の価値観やスタイルに自分を合わせるようなことが苦手であると思われます。頑固で、柔軟さに欠けてしまいがちな面もあるかもしれません。自分の意見を強く打ち出し、独自のスタイルを貫いていく傾向があるでしょう。

あなたがストレスに感じやすい要因

  • 自分のやりかたでやる自由がなく、独自性が発揮できない状況におかれるとストレスを感じやすいようです。
  • 知的な刺激が十分でなかったり、内容が単純で論理性が求められない仕事に対してストレスを感じるようです。

あなたが得意なストレス対処法

  • 危機に際した時に、人間的に成長できる、変貌できるチャンスだと考えて、状況をポジティブにとらえることができます。前向きな思考で努力していけるタイプです。

土日はオフ

昨日・今日はオフです。

予定調整以外は、

就職活動関連は何もしていません。笑

そんなオフの一日。

散髪中の時・・・

大学3年生の終わりなんだから、就職活動大変でしょう?どんなところ受けてるの?

と美容師さんに聞かれました。

その後、

なんでその会社なの?どういう会社に興味あるの?今、何社くらい受けてるの~?

せっかく気分転換しに、完全に就職活動の話題でした。笑笑


まぁ、そんなハプニングはさておき、昨日・今日はオフ。

Inputも良いけど、Piano弾いたり、美術館行ったり、散歩したり、

しっかりRefreshしよう!

じゃないと、やってられない!笑

選択と集中

就職活動が本格化すると、

なかなかInputする時間が取れない。

以前は色々な本を読んでいたのだが、

最近は時間も無いので、

選択と集中が必要となる。

つまり、Inputする分野を絞ってくる必要がある。

とすると、Inputの分野はどれにしようか?

という問題が生じる。

当たり前の問いなのだが、

なかなか立てる機会が無かった。

おそらく、

人生論・自伝・環境問題

等はとりあえずパスして、

経済・政治・宗教

の3つを重点分野にしようかな。

この3分野、会話としてはタブーとされがちだが、

人生観を築く上で大事。

というか、この分野に関する知識・議論が、

今の日本に足らないと思う。


就職活動もほどほどにして、

今日は本を読もうかね。

2010年3月17日水曜日

就職活動

この時期まで来ると、

大半の起業は応募を締め切っていて、

各社、ESや筆記試験、

早いところだとグループディスカッションや面接、

という選考のプロセスに入っている。

色々な人に会っていく中で、

とても刺激・勉強になる。


一方で、Excelで管理してると明らかなのだが、

エントリー企業数は変わらず、

徐々に選考から漏れていく。

つまり、自分が入社する可能性がある企業が減っていく。

減っていって減っていって、

最終的にどこか一社決まればよいんだけど、

減っていく一方なので怖いな~とも思う。


とりあえず、今日は某起業の最終選考を受け、

内定が出るかは4月以降に連絡をいただけると言われた。

ある意味、一つやり切った。


でも、怖いな~。

こればかりは運だから、しょうがないのだけれど。

全部落ちたらどうなるんだろう?

という不安があると、なかなか伸び伸びとできない。


僕は、他の人たちとは明らかに違った就職活動をしている。

エントリーして企業が3社以上被った人を知らない。

そして、エントリー数も他の人の半分くらいでしょう。

そんな「金森流」の就職活動を自ら選んでやっているからこそ、

結果が悪くても誰も同情してくれないだろうし、

他人以上に、結果の責任は自分で負う。


その覚悟はできてるけど、少し怖いな。

でも、毎日が挑戦。

そう考えると楽しい。

さぁ、明日も頑張ろう。

PCPの友人の思考実験

PCPからカナダへ留学へ行っている仲間が、

彼のBlogにて提起していた問題。

彼のこの投稿は少しふざけてるところがあるけど、

読めば彼の頭の良さが皆さんにも伝わると思う。

FacebookやComment欄を通じて、

僕と彼とのやり取りがあるので、

ぜひぜひ、皆さんも考えてみてください。


彼の指摘を整理しながら議論を展開すると、まず、

「企業が利益を出すためには、限界費用を上回る価格をつけられるように独占力が必要。」

と主張している。

これは理論的には正しい。(ミクロ経済学の初歩です)

ただし、一部修正が必要なので直していくと…


まず、ミクロ経済学でいう「利益」とは、「適正利益を上回る利益」の事であり、

財務諸表上の利益とは異なる。

このため、「ミクロの理論上は」ある程度の利益が出る。

これは、経済学部生でもよく勘違いしているので、注意!笑


さて、彼がやっているようにLong Termにおける効率性を考えて、

企業が技術開発・コストカットをしていくと考えれば、

これは、Marxの言葉を借りると、

「特別剰余価値をめぐる競争」

という事になる。

説明すると・・・

企業は、他の企業よりも優れた条件の商品を提供できれば有利になるため、

開発・効率アップに尽力するインセンティブが生まれる。

周囲がこの競争に参加するようになると、

生き残るためには、自社だけ競争に参加せざるを得なくなり、

その結果、全員がこの競争に参加する事を強制される。

ゆえに、競争激化がおこり、技術進歩が促進されると共に、

競争に敗れる企業も出始める。

研究開発には企業体力が必要だし、

コストカットには規模の経済性がひとつのポイントになるため、

無数な小さな企業群が、徐々に淘汰・吸収合併され、巨大化してくる。

ゆえに、市場経済は独占を促進させる。

という事になる。


ゆえに、Marxの考え方に従えば、自然と独占がおこる。

独占になると、完全競争市場で成り立っていた「(適正)利潤ゼロ」は成立しない。

そして、余剰利潤はR&Dなどに周り、企業は差別化の色を強める。

友人は投稿において、p>MC(つまり、利潤が正)になる6つの可能性を考えているが、

そんな事しなくても、独占が成立するので、利潤は正なのである。笑


次に、彼の後半部の問題提起

「Marketingは社会のためになるのか?」

を考えたいと思う。

これは、経済学の完全競争市場モデルの話ではなくて、

さまざまな摩擦が存在する現実社会のBusinessの問題である事に注意。


そもそもMarketingとは何か?という事を定義しておく。

厳密に定義しようとすると、


「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」


という感じになる。

これをブレイクダウンすると、

①顧客が真に求める商品・サービスとは何かを考える
②顧客が求める商品・サービスを作る
③そのサービスに関する情報を顧客に届ける
④そのサービスを効果的に得られるように工夫する

の4つに分けられる。

友人はMarketingと、Advertizingを勘違いしているようだ。笑

さて、Marketingが市場に与える効果を考える。


①は市場調査・商品企画。

市場調査:人件費がかかり、インタビューされる側の時間も取られるのでマイナス。 (Cost)

商品企画:人件費分だけ社会厚生にマイナス。 (Cost)


②は商品開発

ここも、コストがかかる。

しかし、既存の財以上の効用を生み出すような、良い商品・サービスが思い浮かべばプラス。


③は情報提供(Cost)

コスト面ではマイナス。

ただし、今まで商品(やその便益)を知らなかった人が、

その商品を知ってHappyになればプラス。

不要な情報を与えられたらマイナス。


④はそのサービスを効果的に得られるための工夫

他の商品との組み合わせの紹介、新しい使い方の提案、

こういうのは、Cost/Benefitは微妙。

よりHappyになれるような工夫が見られればプラス。


総じて言えるのは、

実行段階ではCostがいくらになるかは確定しているが、

Benefitがどれくらいあるのかは不明であるという事。


さて、ここまで、暗黙の仮定として、

消費者は自分の絶対的な価値観を持っており、

その価値観は変化しない、という仮定を置いている。

そこを外してやるとどうなるか?


個々人の感覚は、周囲によって影響を受ける。

みんなが良いと思う商品の価値は、自分にとっても上がる、としよう。

そうすると、自分がHappyになるかどうかというのは、

周囲がそれをHappyと思うかに依存する、

という当然ながら、とても複雑な関係が出来上がる。


ある情報がAさん個人にとって良い情報であれば、

Aさんの感情が周囲の人たちに影響を及ぼして、

世間的にプラスの評判を受けるだろう。

しかし、それが別のBさん個人にとって悪い情報だったとすると、

Bさんの感情は、世間の評判にマイナスの影響を持つ。

じゃあ、結果的にどうなるのよ?というと、

それは世間の中のAさんとBさんの影響度によるし、

別の影響力のあるCさんがAさんやBさんにどれくらい影響されやすいかにもよる。

要するに、分からないのである。


その、よく分からないその結果がCostに対するBenefitである。

だから、「ぜんぜん分からない!」というのが本音である。

結果的にBenefitが出てきた物は"Brand Image"と呼ばれる。

いろいろMarketing手法はあるのだが、要するに結果論である。笑


だから、3Cとか4PによるMarketing Mixみたいな物の上に、

Buzz Marketingとか、キャズムとか、

○○マーケティングみたいな本がたくさん出てるのだと僕は思う。


少し長くなったな。

でも、こういう風にWeb上でも学問に関してやりあえるのは、

幸せな事かもしれないな、と思った。

2010年3月16日火曜日

金森は・・・

頭の良くない人と仕事をするのは苦手かも、

なんて言われた事がある。

よく考えてみると、そうかも。

「俺の言ってる話は正しいでしょ?ロジックはこうで、こうで・・・ほらね!」

っていう感じで喋る事があるかも。

頭脳明晰な人からの正当な指摘は受け入れるが、

なんとなく、で語ってる人の指摘は排除する傾向があるかも。


振り返ってみると、

就職活動で成功しているケースは、

面接官が頭が良くて、ロジックで話してくるケース。

逆に、ロジックの展開についていけない人が面接官の時、

もしくはそういう人がいるGDの場合、

残念な結果になる可能性が多いかも。


そこが課題。

そこが強み。

味わい

昨晩、ワインのブラインドティスティングをしました。

記憶が正しければ、こんな感じ。

<白>
・Chablis 1er Les Vaillons
・Gavi di Gavi
・忘れた(ボルドーのSB+Se)
・Macon

<赤>
・Geverey Chambertin
・Le Haut Medoc de Giscours
・Chianti Classico

全部均一のグラスに入れてもらい、全て当てました。

だいぶ勉強の成果も上がっていて、

7種類の個性を嗅ぎ分けられるようになりました。


でも、分析的にばっかり飲んでると、

ワインを感じる事はできない。

感性に従って、ワインを飲んでみるのも良いかも。

そういう場合はティスティンググラスではなく、

ワインに合わせて、グラスを変えてやると良い。

ボルドー・ブルゴーニュといったワインの特性が最大限に引き出せるよう、

産地ごとにカスタマイズされたグラス。

「味わう」という感覚が、今の自分には欠けている。


これは、対人でも同じ。

相手を分析的に捉えようとして、

「○○なタイプか?それとも△△か?」

という捉え方をしている限り、

その人の本質を感じ取る事はできない。

たまには、感性に従って相手と接してみるのも良い。

そういう感覚が、最近の僕には欠けていたのかもしれない。


今の僕には、心のブルゴーニュグラスが必要かも。

2010年3月14日日曜日

創業者の力

先日、ワークスアプリケーションズの牧野CEOのお話を伺う機会があった。

大雑把に言うと、

・ベンチャーがイノベーションの力を持っている。
・イノベーションを起こせるかは、初代の経営者の力。
・経営者が交代したら、交代して10年くらい経つと、安定期に入ってしまう。

という事を言っていた。

プラスして、

・2022年に私が引退してから、ワークスは徐々に「人材排出企業」として有名になるだろう。ただ、その頃のワークスにはイノベーションを起こす力は無くなっているかも。

というようなお話があった。


本当かよ、と思って、

人材排出企業リクルートで検証してみた。

僕は経済界の有名人を大量にしっている訳ではないので、

Wikipediaに頼ってみた。

リクルートの説明ページを見て、

リクルートの創業者である江副氏がリクルートを退社したのは、

1988年のリクルート事件の時。

さて、一方、「出身の著名人」を見ると、

ほぼほぼ90年代の、特に後半に辞めて独立・転職してる人が多い。


という事は、

リクルート事件は社会的に大大大問題だったけど、

江副氏ら経営陣には相当な人材育成力があって、

経営陣の退陣と共に内部環境が変化し、

成長するフィールドを求めて優秀な層が独立。

彼らが外部で成功していき、

リクルートは「人材排出企業」

と呼ばれるようになった。

という仮説が成り立ちそうですね。


どうなんでしょう?

2010年3月8日月曜日

Input

大学1・2年生はInputばっかりだった。

でも、最近一人でOutputしてる状況が多くて、

なかなかInputしていない事に気づいた。

何をInputしようかな。

一芸に秀でれば・・・という言葉に従うと、

経済学を学んでいった方がいいのかな。

現代日本経済論とか、経済思想史とか。

または、ヨーロッパの経済が俯瞰できるようになったりすると、

自分の今の知識を活かせて良いのかもしれない。


一方で、自分の弱点を補強する意味合いでいけば、

歴史系のInputが足りない。

西洋史や日本史の知識は皆無。


新しい世界を広げるのなら、

ワインエキスパートの資格試験狙うのも面白そうだし、

アフリカとか中東とかの政治経済の様子なんかにも興味がある。

音楽とか絵画の教養も深めたい気がする。


ただし、全部はできないんだよな~。

本当に残念。

もう少しInputの時間を増やそうと思う。

それだけ。



2010年3月4日木曜日

増子輝彦副大臣の取材

先日、経済産業省にお邪魔して、

「学生と政治をつなぐ会」の取材として、


増子副大臣は、

「目標に向かって一直線!」

という感じの方でした。


今、取材原稿を作っていて、

学生へのメッセージの部分で、

「自分が進むべき道をみつけて欲しい」

というのがありました。


そこでふと、自分に戻って考えると、

僕はどこを目指して進んでるんだろう?

という疑問が沸いて来た。


たとえば、「学生と政治をつなぐ会」の代表をしている、

大学ではPCPの代表をしている、

あと、嘉治佐保子研究会(ゼミ)の内ゼミ代表にもなっている。

就職活動だってやってる。

結構頑張ってる。

おそらく、それを認めてくれる人も多い。

でも、それでどこへ向かってるんだろう?

と聞かれると、分からない。


僕は今まで、

①何かに興味を持つ
②そこへ向かって没頭する(絶頂期)

③ある程度成果を出す

④だんだんと慣れてくる、飽きてくる。(スランプ)

(その後、①へ)

という感じの繰り返しだったのかもしれない。

今は、④⇒①辺りかな?


それはともかく、僕のこのサイクルには

「どこへ向かいたいか」という長期ビジョンが無い。

増子副大臣は、小学生の頃から国会議員を目指していて、

そこへ向かって着々と進んできた方。

僕とは正反対なのかも。


原稿を作りながら、

そんな事を考えてしまいました。


Twitter論

最近の発信がTwitterになってきたけど、

やっぱり、ブログの方が良いな~と思う。

Twitterの場合「つぶやく」という言葉の通り、

何かInputがあった瞬間にOutputしたくなる。

電車の中でも、ケータイ開いてパッと投稿できるし。

しかも140字以内なので、

かなりどーでも良い内容でも、

細かい内容でも投稿してしまう。


Blog だと、

入ってきた情報を発信するのではなく、

それらを整理し、関連付け、

自分なりの気づきとして発信する。

だから、「金森らしさ」の要素が加わって、

僕にとっても、読者にとっても(?)

面白い内容になる事が多い。


Twitter上では、意見を発信するというより、

「絆」の弱さを強める手段な気がしてきた。

"Weak Bond"というと、身近ではなく疎遠な人という意味だけど、

僕がいいたいのは、人間と人間との関係がより薄っぺらになってくるという事。

140文字で、コミュニケーションしてる気がするけど、

実際は何もやりとりできてない、

なんてしょっちゅうある話。


Blogは、字数を気にせず、

自分の考えを、思いのまま自由に発信できる。

でも、ついついクセでケータイからTwitterを開いてしまう。

どーでもいい事を発信してしまい、

自分の中にとどめて熟成させないので、

考えが未熟のまま、どんどん流出していく。

もったいないな。