「頑張れ」という言葉は、
競争、弱肉強食の世界を前提とした上で、
現状よりももっと出来るだろう、と投げかけてるニュアンスがある。
大学3年までの僕は、
もっと上へ、もっと上へ、
とどこまでも向かいたがる性質があったけど、
最近はなんとなく、そういうのに疲れてるのかもしれない、とも思う。
今でも「頑張れ」と言われる事はあるけど、
たまにプレッシャーに感じる事もある。
そのプレッシャーが後ろにあるから努力ができるのであって、
もしそれがなかったら、留学だって来てないだろうし、
成績もボロボロになってると思う。
でも、こうして親元を離れ、全く新しい環境にいると、
ちょっと頑張るのに疲れる事がある。
その原因が、「自分を応援してくれてる人」の存在に気づきにくいからなのかもしれない、
と、この書評を読んで思った。
そうやな、俺はいつも他人に対して、
客観的に状況を見た上で「頑張れ」と声をかけてたけど、
もっと「応援してるよ」と人格から肯定できるような人間関係をつくってみようかな、と思った。
そんな事を思いながら、一人で自宅で夕飯。
なんとなく、自分の人生に不足していた感覚の存在に気づけた気がする。
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