2010年12月9日木曜日

頑張る事

この書評を読んでて、色々考えさせられた。

「頑張れ」という言葉は、

競争、弱肉強食の世界を前提とした上で、

現状よりももっと出来るだろう、と投げかけてるニュアンスがある。

大学3年までの僕は、

もっと上へ、もっと上へ、

とどこまでも向かいたがる性質があったけど、

最近はなんとなく、そういうのに疲れてるのかもしれない、とも思う。

今でも「頑張れ」と言われる事はあるけど、

たまにプレッシャーに感じる事もある。

そのプレッシャーが後ろにあるから努力ができるのであって、

もしそれがなかったら、留学だって来てないだろうし、

成績もボロボロになってると思う。


でも、こうして親元を離れ、全く新しい環境にいると、

ちょっと頑張るのに疲れる事がある。

その原因が、「自分を応援してくれてる人」の存在に気づきにくいからなのかもしれない、

と、この書評を読んで思った。


そうやな、俺はいつも他人に対して、

客観的に状況を見た上で「頑張れ」と声をかけてたけど、

もっと「応援してるよ」と人格から肯定できるような人間関係をつくってみようかな、と思った。


そんな事を思いながら、一人で自宅で夕飯。

なんとなく、自分の人生に不足していた感覚の存在に気づけた気がする。


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