2010年12月23日木曜日

試験の結果


という、授業のテスト結果が帰ってきた。

僕の成績は、46/60点。

ケルン大学の成績では2,3になり、ECTSだとBだ。

これが良いか悪いかは分からない。

慶應にTransferしたら、AかBかのギリギリのラインだと思う。


かなり小さなクラスで、留学生13名、ケルンの学生14名の計27名。

ケルンの学生の成績は細かに公表されないが、

僕は留学生13人中成績は3番目だった。

トップの子は49点、そこから3点差。

40点以上は3人だけ。

留学生13人中6人、

ケルンの学生は必修授業なのに14人中2人が30点未満しか取れず

結局単位を落としてる。

Tandem Partnerの子が

「ケルンで一番エグい授業の一つ」

と言うのも納得。


でも、だからといって全然満足ではない。

友達に「このエグイ授業でそのくらいの成績が取れたら凄い」

なんて言われるのも関係ない。

今日、模範解答と採点結果を見てみたら、
  • 問題を読み間違えて-4点
  • 問題の前提を勘違いし-2点
  • 暗記間違いがあり-3点
  • 本当に理解不足で点が取れなかったのは5点
という事が分かった。

つまり、テスト中、ちょっとだけ冷静さ維持できていればあと6点取れ、

52点でクラストップになりAが取れた。

あと、自信過剰になりすぎずに、暗記をもう一度確認すればさらに3点取れ、

これだと合計点は55点、正答率は95%越えて、ケルンでの成績は1,3になる。


試験で点が低かった時、人はたいていは「自分の勉強不足」を原因にする。

自分も今まではそうだったかも。

もっと時間を使えば良かった、という後悔の仕方をする。

でも、よく分析してみると、実際はそうでない事が分かる。

少なくとも今回の僕の場合は。


大事な試験の直前で、

「直前に勉強しなかった」という逃げを作りたくなり、

努力するより、勉強しない方が数倍楽なので逃げてしまい、

試験の直前では自信過剰になり、余裕をかまし過ぎ、

おっちょこちょいなミスをよくする。

よく考えてみると、こういうミスの仕方、今までもよくあったな~。

それでも、そこそこ良い成績が取れてしまったりなんかして、

なかなかそこを反省する機会が無い。

だから、敢えて今反省する。

直前の気持ちのコントロールはすごい大事。

という訳で、今回の試験、自分的には全然NGだな。

金森俊揮にしては、出来が悪すぎると思う。


ちなみに、慶應も、ケルン大学と同様に、

試験の結果を模範解答とともに公表すれば良いとも思った。

こういう制度があれば、何点以上がA、何点以上がB、とすれば、

「何でか分からんけどDだったわ~」って文句もなくなり、フェアになる。

そして、学生が自分の学習した内容を振り返る機会にもなる。

先生が見回りをし、

「この質問には、なぜこう解答すべきなのか」

といった質問を受ければ、

試験が終わったら、すぐ知識を忘れる、という事もない。


それにしてもこの授業、

たった2ヶ月間で、財務諸表の基礎を全て叩きこまれ、

本当に意義深い授業だった。

ケルンへ留学へ行く慶應の後輩には、是非この授業を受けて欲しいと思う。

この授業を受けるためにケルン大学に留学しに来た、

って言えるくらい良い授業だった。

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