2011年1月11日火曜日

結局

昨日、セメスターが始まったという事があり、

久々にドイツ留学中の友達に会った。

そして、自己表現が英語では全くできない、という事に気付いた。

年末の旅行の半分は、日本人の友達と旅してたからかな。


その友達と日本語で会話をしてると、

自分で気付かなかったような内面が言葉として出てきて、

新しい自分に気づく、といった事がある。

「自分」が活きてる気がする。

半分はその友達のおかげだと思う(大事にしたい人間関係)けど、

もう半分は日本語な気がする。


昨日、いつもいる友だちと一緒にいて気付いたのは、

自分、全く自己表現ができてない、という事。

要するに、会話を聞く一方になっていて、

自分から、そこに加えて何かを発信する事があまりできない。

英語力は十二分にあるはずなのに。

これは、言語のせいなのか、友達のせいなのか。


結局、自分の将来の事を考えた時に、

コアとなる人間関係には日本人かな、と思った。

くだらないテレビ番組のネタなんかが分かって、

「疲れたら風呂に入りたくなる」とか、

日本的な価値観をシェアしてる人。


ケルンでの留学生活、

ERASMUSを通じて色んな文化圏の人たちと知り合えたのは、

おそらく一生の宝だと思う。

色んな文化のあり方を経験した。

刺激にあふれた生活だった。


でも、毎日がこんな生活は、ちょっと疲れそう。

人生を長いスパンで考えた時、

仕事では色々刺激があった方が楽しいだろうけど、

帰るべき、安らげる家庭が欲しいな、と思った。


そう、これが今の自分に欠乏してる物。

きっと、日本でしか見つからないんだろうな~。

結局、自分はどこまで行っても日本人。

その事に気付いた。

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