2011年1月10日月曜日

男女で友情は成立するか?

バルセロナにいた時、友人のカップルがこんな事を考えてたので、

ちょっと自分も考えてみたいと思う。


結論から言うと、昔は成立すると思ってたけど、

今の自分ならNoと答えると思う。


そもそも「友情」とは何か、という事になると思う。

なんとなく一緒にいて楽しい、気があう、

話題が尽きない、お互いにお互いを理解しあえる、

という状態が友情なんだな、というのは、実は最近実感した事。

そういう深い関係の人間を何人作れるか?と考えると、

実は人生では1-2人が限度なんじゃないか、と思う。

そういう響き合える存在を「友情」と呼ぶんだと思う。


そういう仲間が「親友」であり、それ以外のなんとなく一緒にいる人達が「友達」

だから、日本語には、この二つ言葉があるんだと思う。

(英語には無いよね?日本的な考え方かな?)

友達にアドバイスを求めたりする事はあるだろうけど、

結局、自分の方向性を決める大事な決断をする時には、

親友に全てさらけ出して相談するか、自分一人で決める。

そういう違いがあるんじゃないか、と思う。


そして、この親友が異性だったら、

自然と次のステップに踏み出す気がする。

相手の事をもっと知りたい、と思ったら、

自然とキスするだろうし、体の関係もできると思う。

告白するとかしないとかそういう次元じゃなく。

それの瞬間から友情は愛情に変わる。

だって、男女は自然と惹きあう物だから。

そんな気がする。


だから、英語では"Boyfriend" "Girlfriend"(男の友達、女の友達)というし、

フランス語では"mon ami(e)"、ドイツ語では"mein(e) Freund(in)"(私の友達:カッコは女性の場合)となる。

要するに、友情が深まり、男女としてのかかわりが出てきたら、愛情になるのである。


例外のケースは、

例えば相手の女性にはもうパートナーがいて

自分がそのパートナーともそこそこの友達以上である場合。


愛情を経て友情になるケースはどうだろうなぁ~?

経験した事は無いけど、

でも、昔の色々があるから、難しいと思う。


理性で考える人間関係ではなく、

感性で進んでいく人間関係、というのは、

ドイツ留学で学び取った事の一つかも。

ドイツとは何も関係無いんだけどね。不思議。

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