2010年5月29日土曜日
スジが良い
「スジが良い」って英語で何ていうんだろう?
と、昨日の深夜に考えていた。
おそらく、これも日本的な表現の一つなのだろう。
高校時代に囲碁をやってた時、
プロ棋士と何局か打つ事があったけど、
プロの打つ手は、理にかなっていながら、美しくて、
これが「良い筋」という事か~
と何度も納得したことがあった。
プロの一手一手の裏には、
膨大な読み合い(相手との応酬の予測)があるんだけど、
それが、結果的にとても美しい形になる。
アマチュア最強クラスでも、
プロから言わせると「スジが悪い」ことがあるし、
アマチュア3~4段クラスでも「スジが良い」事はある。
そして、面白いのは、「スジが良い」人は、
強くなるのが早いという事。
***************
昨日、友達と話していて、
「金森はなぜ外銀とかコンサルとかは受けなかったの?」
(GEは商業銀行も世界6位くらいの規模でやってるのだが、ここでは投資銀行を指しているのでしょう)
って聞かれて、ちょっと考えてしまった。
ステレオタイプかもしれないけど、
「人間性が合わない」
って答え方をしたかな。
人的な魅力を感じる人が少なかった。
Entryの時点で接する人、特に。
最大の価値観がお金に摩り替わってるし、
頭おかしいほど仕事させられるし、
「人間的じゃないな~」って思ってた。
「やり方」を考える余裕がないくらい仕事量が多いと、
全てが我流になってしまう。
それは、「スジが悪い」という事なんだと思う。
つまり、First Careerで外銀とか外コンの人は、
囲碁でいうと、スジの悪い「アマチュア最強」クラスが多いんじゃないかな、
と思ってしまったのです。
根っからセンスがあって、「スジの良いやつは」
いつの間にか成長してるんだろうけど、
「スジが悪い」とちょっと苦しそう。
ベンチャーの社長さんに多いタイプかも。
僕が入社するGEも、
内定を辞退するABBも、
Corporate Valueとして「誠実さ」を掲げている。
純粋に「こういう感じの人になりたいなぁ~」
という印象を受けた。
内定をもらえなかったP&Gもそうだけど、
長期的に成長しそうな人って、誠実な人な気がする。
就職活動の志望動機で「人柄が良い」という言い方をするけど、
そこをさらにロジックでブレイクダウンすると、
仕事に対する「スジ」が身につきそうだから志望しました、
という事なんだと思う。
***************
僕が通ってたSFC中高は、
今になって考えてみると、
教員が「人間としてのスジのよさ」を重視して教育してくれてた気がする。
あの時は、色々な人生を幸せにおくるコツを教えてもらった。
でも、慶應大学では、教員が生活や勉強方法までは見てくれるはずもなく、
そこから我流で伸びる事がStartした。
ゼミやPCPでも、
経済学の知識は身についたけど、
「スジのよさ」みたいな観点は忘れてたかもしれない。
そういう観点から、高め合うことができる人は、
ほとんどいなかったかもしれない。
そして、来年の4月から僕はFMPとして、
色々なExecutiveのお話を聞く機会が与えられて、
どんどん「スジの良い」仕事の仕方・生活の方法、
を学ぶ機会が与えられる。
とても幸せな事だと思う。
良くも悪くも、GE色に染まる覚悟ができたんだと思う。
スジの良い、伸びる人間になろう。
それが、僕にとっても、世の中にとってもプラスになる。
2010年5月27日木曜日
2010年5月25日火曜日
PCP:白井さん
今日は、訳あって、
後輩が受けているPCP:Macroeconomics
の授業に少し顔を出した。
白井先生に久しぶりに会ったな~。
先生から、
と笑顔で一言。
去年は相当過激にやってしまって、
今となっては反省してるのだが、
(参照1、参照2、参照3:ここには書かれてないが
"According to the questionnaire, students think your English level is inssufficient"
とか教授に向かって言ったっけ。苦笑
今から考えると、若いな~という感じ。)
自分が起こしたアクションによって、
PCPがだんだん変っている事を聞くと、
とても嬉しい。
後輩から話を聞くと、
PCPは大変だけど面白い
という評判が、定着してきた。
グレーヴァ先生も、
相当、ってウワサだしな~。
いろいろ起こってるけど、
せっかくPCPという特殊な取り組みがあるので、
どんどん良くなっていって欲しいな~と願うばかりです。
後輩が受けているPCP:Macroeconomics
の授業に少し顔を出した。
白井先生に久しぶりに会ったな~。
先生から、
去年の意見を参考にして、今年は論文を読むことにしたんだ。教科書だけ読んでてもしょうがないもんな。
と笑顔で一言。
去年は相当過激にやってしまって、
今となっては反省してるのだが、
(参照1、参照2、参照3:ここには書かれてないが
"According to the questionnaire, students think your English level is inssufficient"
とか教授に向かって言ったっけ。苦笑
今から考えると、若いな~という感じ。)
自分が起こしたアクションによって、
PCPがだんだん変っている事を聞くと、
とても嬉しい。
後輩から話を聞くと、
PCPは大変だけど面白い
という評判が、定着してきた。
グレーヴァ先生も、
相当、ってウワサだしな~。
いろいろ起こってるけど、
せっかくPCPという特殊な取り組みがあるので、
どんどん良くなっていって欲しいな~と願うばかりです。
2010年5月24日月曜日
政策
経済学者でも、こんなレベルのところからコンセンサスが取れてないんだ、
と呆れてしまう点。
Mark Thoma is a better man than I am, dealing with the continuing know-nothingism about fiscal policy. Didn’t we have this debate last year?
Here’s how it went then, and seems to be going now.
1. Given the fact that monetary policy is up against the zero lower bound, a number of people call for temporary fiscal expansion.
2. Some economists denounce this as old-fashioned nonsense, saying that modern macro has proved that fiscal policy can’t work.
3. Uh, no it hasn’t, say those of us who’ve actually looked into the issue. It’s right there in Obstfeld and Rogoff; it’s straightforward to show that fiscal policy makes sense in New Keynesian models, say people like Eggertson and (pdf) Woodford.
4. The response: You’re so rude! You’re so arrogant!
ゼロ金利では、金融政策は無意味というところまでは皆さん一致。
そりゃ、利子率はこれ以上下がらないですからね。
でも、かなり初歩的な議論で止まってます。
金融危機後どうすれば良いのか?
財政政策をすれば良いのではないか?
いやいや、ルーカス批判後の現代マクロでは、
リカードの中立命題より財政政策は無意味だという。
でも、ケインジアン的なモデルを作れば、
財政政策は意味がある事が証明できるぞ!
さぁ、どっちだ。(笑)
本当にどうしようも無い議論。
こんなの、少なくとも10年は前の議論だと思ってた。
2010年5月23日日曜日
2010年5月20日木曜日
ギリシャ金融危機
Greg Mankiewがブログで、
"Lessons from Greece"というタイトルで、
リンクだけの投稿をしていた。
EU、今、やばいからなぁ~。
卒論は、共通通貨体制についてにしようかと思う。
ユーロみたいな国と国の間の共通通貨はもちろん、
アメリカみたいな州と州の間での共通通貨、
日本みたいな県と県の間での共通通貨みたいなのを考えながら、
どれくらいの規模・制度が必要なのかを考えようかと模索中。
ドイツ行く前に、
EU経済について勉強しなきゃ、
マクロ経済学も勉強しなきゃ、
日本について勉強しなきゃ、
ドイツ語勉強しなきゃ。
やる事はたくさん!
頑張ろう!
2010年5月18日火曜日
内定辞退
今朝、株式会社ABBの内定を辞退しに行きました。
これで、就職活動が本当の意味で終わりです。
日本GEにFMPとして就職します。
さてさて、内定辞退をしにいった時のことを少し。
ほかの企業の内定を辞退した友達からは、
めっちゃ怒鳴られた!
超怖かった!
と、いろいろと脅されましたが、
とても丁寧に対応していきました。
ABBは技術職中心で、
GEでファイナンスやる方が
僕は大学で学んだことを活かせるので、
というお話をした。
と思ったら、実は最終面接の時の面接官の方が、
「金森君は、ファイナンスが合いそう」
と思ってくださっていたらしく、
「Corporateでファイナンスをやらせられないか?」
というような議論がなされていたらしい。
だからなのか、人事の方も、
「良かったね~!」
とおっしゃってくださった。
結局、Financeをやる事になるのかぁ~
と思うと、Fiananceには縁を感じる。
きっと、適職なのだ。
あと、とても申し訳なかったと共に、嬉しかったのは、
と、フィードバックをいただいた事。
「誠実さかぁ~」
と少し考えさせられてしまった。
誠実に対応する事は、
実はとてもリスクをはらんでいる事を、
最近の経験から知っているからだ。
でも、なるべく誠実でありたいな~
と帰りに考えさせられた。
「相手が明らかに誠実でない場合、自分は誠実に対応すべきか?」
というのは、
今抱えている大きな問題のひとつ。
振り返ってみると、ABBはとても良い企業だった。
結果的には内定を辞退したけど、
ABBに就職したとしても、僕は幸せになれたんだと思う。
最後まで、誠実に対応してくださったABBに感謝!
このブログを見てる後輩は、
就職活動をする際に、
ABBという企業、
調べてみる価値はあると思う。
僕は、みん就での広告を見なきゃ気づかなかったけど、
もっと就職活動での知名度があって良い会社だと思う。
そして、これで就職活動は終了。
僕は日本GEにFMPとして就職します。
これで、就職活動が本当の意味で終わりです。
日本GEにFMPとして就職します。
さてさて、内定辞退をしにいった時のことを少し。
ほかの企業の内定を辞退した友達からは、
めっちゃ怒鳴られた!
超怖かった!
と、いろいろと脅されましたが、
とても丁寧に対応していきました。
ABBは技術職中心で、
GEでファイナンスやる方が
僕は大学で学んだことを活かせるので、
というお話をした。
と思ったら、実は最終面接の時の面接官の方が、
「金森君は、ファイナンスが合いそう」
と思ってくださっていたらしく、
「Corporateでファイナンスをやらせられないか?」
というような議論がなされていたらしい。
だからなのか、人事の方も、
「良かったね~!」
とおっしゃってくださった。
結局、Financeをやる事になるのかぁ~
と思うと、Fiananceには縁を感じる。
きっと、適職なのだ。
あと、とても申し訳なかったと共に、嬉しかったのは、
「もし内定を辞退する可能性があったなら、
もう少し誠実に対応できると良かったと思う。
『誠実さ』はABBのコアバリューだからね。
内定承諾の時点で、事情を相談するとか、
そういう配慮ができるようになると、もっと良いと思う。」
と、フィードバックをいただいた事。
「誠実さかぁ~」
と少し考えさせられてしまった。
誠実に対応する事は、
実はとてもリスクをはらんでいる事を、
最近の経験から知っているからだ。
でも、なるべく誠実でありたいな~
と帰りに考えさせられた。
「相手が明らかに誠実でない場合、自分は誠実に対応すべきか?」
というのは、
今抱えている大きな問題のひとつ。
振り返ってみると、ABBはとても良い企業だった。
結果的には内定を辞退したけど、
ABBに就職したとしても、僕は幸せになれたんだと思う。
最後まで、誠実に対応してくださったABBに感謝!
このブログを見てる後輩は、
就職活動をする際に、
ABBという企業、
調べてみる価値はあると思う。
僕は、みん就での広告を見なきゃ気づかなかったけど、
もっと就職活動での知名度があって良い会社だと思う。
そして、これで就職活動は終了。
僕は日本GEにFMPとして就職します。
2010年5月17日月曜日
No Free Lunch
今日は、Academic Writingの授業に、
Luke Schultzさん(The Collective Clothing)
が、Guest Speakerとして来て、
Entrepreneurshipについてのレクチャーをした。
アメリカの大学をこの間卒業したばかりの若い起業家の方で、
ビジネスについて、起業家に必要な資質について、
お話を伺う事ができました。
その後、Faculty Loungeにて昼食。
普段教職員専用のところも、
Schultzさんと教授が一緒なので入る事ができ、
しかも、お昼代は慶應から出る事になりました。
経済学はNo Free Lunchと教えてくれるのですが、
どうやら経済学は間違ってたみたいです。笑
3限はオフなので、中庭でPC広げて、
宿題やってる最中。
めっちゃSFC的だけど、
今日は晴れてるし気持ちいいな~と思う。
PC作業も、心地よい場所でやりたい。
さてさて、夕方にかけても授業がある。
今日は一日で4ヶ国語使う日。
頑張ろう!
2010年5月16日日曜日
本棚の整理
本棚の中の本の、上にも本があり、
しかも、その前にも本があり、
そして本棚の前にも本が積み重なっている、
という状況だったので、整理してみました。
だいぶ良くなったかな。
特に就職活動関連の本は、
すぐ使えそうな物が多いので、
欲しい人は言ってね!
- 人生を無駄にしない会社の選び方 (新田龍)
- 伝説の就活 黒 エントリーシート・履歴書 2010年版
- 世界業界マップ2009(ダイヤモンド社)
- 世界業界マップ2010(ダイヤモンド社)
- 2010年版 図解革命!業界地図ダイジェスト(一橋総合研究所)
他の主要図書、
<経済学>
- International Economics Theory & Policy (Krugman/Obstfeld)
- Economic Development (Todaro/Smith)
- ゼミナール ゲーム理論入門
<ビジネス>
- マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術
- キャズム(ムーア)
- 心を高める、経営を伸ばす (稲盛和夫)
- 個人投資家がマーケットで勝てない本当の理由(渡辺信一)
その他、色々あります。(笑)
2010年5月15日土曜日
リスクの取り方
今日は、リスクの取り方について学んだ。
①Market Value is correct in a relatively competitive market
贅沢な物を、安く手に入れられる!と思って飛びつくと、
自ずとリスクが発生する。
まれにそういうMarket Opportunityもあるけど、
基本的にはそういう機会は無い。
コネクションで手に入れた情報以外で、
Market Priceより大幅に低い物に接した場合は、
何かがおかしい、
どこかにリスクがあると思え。
②Always have a bottom plan
何か変な事が起こった時に、
最低限こうなる、というプランを予め用意しておく。
どこまでのリスクは許容できるのか、
相当程度予測し、考えておく必要がある。
③Carry as little risk as possible
②と似ているけど、
自分が個人的に抱えるリスク量を調整する事も大事。
自分がリスクを抱えた時に、
いかにそれを外部へ分散させるか、
というのも大事な能力。
自分のリスク管理能力の低さを痛感させられた日だった。
色々な面で大打撃だけど、
これも、授業料だと思って、
今後もめげずに頑張ろう!
2010年5月14日金曜日
2010年5月13日木曜日
Universität zu Köln
今日、ケルン大学への留学の面接を受けてきました。
学部長はじめ、5人の先生の前での面接。
結果はどうなるんだかね?
大学生活、残り一年。
面接の待ち時間の間、
中庭で、その場にいた仲間と話す機会があったんだけど、
大学最後だし、一緒にこういう事やろうよ~
っていう話が色々できた。
どうやら、ケルンに行ったとしても、
ケルンに行けなかったとしても、
結局は、色々うまく行って、
僕は大学生活最後の1年間を
とても有意義に過ごせる気がする。
とはいえ、ケルンに行った場合の方が、
不確実性が高くて、
何が起こるか分からない。
その分、未知の世界に飛び込んで、
自分の世界観を広げる事ができるという事。
だから、僕はApplyしてる。
まぁ、面接は終わったし、
あとは神様の言うとおり。
僕の人生は、うまくいくようにできているのだ。
学部長はじめ、5人の先生の前での面接。
結果はどうなるんだかね?
大学生活、残り一年。
面接の待ち時間の間、
中庭で、その場にいた仲間と話す機会があったんだけど、
大学最後だし、一緒にこういう事やろうよ~
っていう話が色々できた。
どうやら、ケルンに行ったとしても、
ケルンに行けなかったとしても、
結局は、色々うまく行って、
僕は大学生活最後の1年間を
とても有意義に過ごせる気がする。
とはいえ、ケルンに行った場合の方が、
不確実性が高くて、
何が起こるか分からない。
その分、未知の世界に飛び込んで、
自分の世界観を広げる事ができるという事。
だから、僕はApplyしてる。
まぁ、面接は終わったし、
あとは神様の言うとおり。
僕の人生は、うまくいくようにできているのだ。
2010年5月12日水曜日
目標の作りかた
今、友達が「人生の目標の作り方」
みたいな話をしてる。
Maslow's Pyramidとか、
Motivation=(技能多様性+タスク完結性+タスク重要性)/3 ×自立性×フィードバック
とか、
結構面白い話をしてる。
PCPとかで対話式な授業に慣れてるため、
途中であーだこーだ、言いたくてしょうがない。(笑)
さて、僕の個人の考えは、
「絶対的な目標を抱くな」
「仮の目標を常に持て」
ですかね。
なので、目標を立てる⇒そこに頑張って向かう
っていう考え方は、ちょっと間違ってると思う。
例えば、お金を儲けたい
⇒IBとかコンサルへ行きたい
とか思う人は多い。
でも、その過程が大変だったら、
本当にそれでHappyなの?と思う。
"How to keep your motivation to keep studying"
というような問いは間違っていて、
過程がHappyかどうかが相当重要なんだと思う。
だから、
"IBかっこいいな~"
よし、IBになろう!
IBやってみたら大変だな~
もっと違う事がしたいな~。
じゃあ・・・
というのは、とても人間的で良いと思う。
「意思が弱い奴」って馬鹿にされるんだろうけどね。
人生の目的は「幸せになる事」
これさえ外さなければ、
途中のMilestone(=世間的に言う「目標」)がどうであろうと、
良い人生が送れると思う。
ただ、「幸せって何だろう?」という永遠の問いに対する答えは分からないので、
仮の解を探しながら、
活動していましょうという事。
2010年5月11日火曜日
The Shanghai Award
ビジネスコンテストの一種で、
実はPCPの後輩と共に出てます。
嘉治さんの無茶振り、とも言うかも。笑
PCPの学生は、Economicsに関しては詳しくても、
Businessに関しては素人で、
ましてはBusiness Planなんか作った事もない、
という人たち。
にも関わらず、
PCPに入りたての学生に対して
「こんなんがあるよ~」と、
たびたびメーリスで流して、
「教授がメーリスで強調するから、出るべきなのかな~」
という日本人的な感覚によって、
多くの3年生の出場が決定したこの大会。笑
そんな、熱意に満ちた3年生から、
一緒にチームを組んで欲しいと言われて、
Businessとは何か、Marketingとは何か、
なんて教えたりしながら、
2週間でBusiness Planを作りました。
明日提出ですが、ほぼ完成してます。
後輩は、世間知らずで、
5,000-6,000wordsという字数制限を「余裕っしょ」と言ったり、
⇒実際、結構苦しんでました
Business Planの案としてPolicy Recommendationを持ってきたり、
⇒・・・。(笑)
本当に何も分かってないだけど、
でも、「何とかやりたい」っていう熱意があった。
だから、めっちゃ厳しく接してみたら、ぐんぐん伸びた。
「マーケティングの案を2,500 word書いてこい」とか、
結構な無茶振りにも応えてた。
Contest向けのミーティングを英語にしても頑張ってついてきた。
結構大変だったと思う。
でも、彼らはこの2週間でBusinessの概要をほぼ掴めた、と思う。
後輩が育ってるのは、見てて嬉しい。
しかも、彼らと一緒に近い将来ビジネスをやるかもしれない。
なんか、これから、楽しくなりそうだ。
PCPでBusinessの勉強会とかやったら面白いかな、なんて思った。
嘉治さんの嫌いなMarketingも、学べばきっと面白い。(笑)
2010年5月9日日曜日
時間は有限
この間、経済学部からケルン大学へ留学に行くプログラムができて、
応募する事になりました。
かなり突然だったのですが、
インドネシアにいる親父と相談したところ、
OKを出してもらえました。
一か月前から、プログラムの存在を伝えていて、
5月に入ってから詳細が決まり募集が開始し、
メールを何通かやりとりしての承認。
それも、僕からは何十通もメールを送りましたが、
親父からはたったの4通
母親とはSkypeを通じて、相当に話し合ったらしいのですが。
応募後、実際に採用されるかは神のみぞ知る、
ですが、
僕の希望を叶えてくれようとしてくれる家族には、
本当に感謝。
そういえば、リーダー塾に参加する時も、
パリに行く時もそうだった。
自分で希望しておきながら、
こんな莫大な額の学費、どうしよう、
とたまに、荷が重く感じてしまう事がある。
でも、その元を取れるくらい勉強して、
将来的には、
自分の下の世代にも、同じように投資してあげられる親になって、
かつ、できたら親に利子付きで返す、
くらいの事をやってのけたい。
もちろん、お金だけじゃないけどね。
実は、ケルンに応募するかも、
という事を考え始めた時から、
慶應三田キャンで勉強するのもあと数か月、
というLimitが見えてきた。
と同時に、時間がとても貴重な物に感じられてきて、
自分の一つ一つの行動に重みが出てきた。
少し眠い朝も起きられるし、
色々、やりたい事が出てきた。
一言一言、一瞬一瞬の濃度が上がった。
これって、実は凄い事。
やらなければならない事はたくさんある。
その中で、少しずつ成長して、
新しい世界に到達できれば良いな~と思う。
最近思った事、起こった事。
Twitterで、
「ケルン応募します。」とか
「時間は有限」とか
「親に感謝」とかつぶやくのではなく、
Blogで文章としてまとめないと伝わらない事。
twitterとBlog
友人がブログで、Twitterについて考えていたので、
僕も考えてみました。
僕は最近、30秒でも空き時間があると、
twitterを見るというクセがついていました。
何でだろうね?
それが、昨日・一昨日とKeitai webの調整が悪いのか、
なかなかつながらなくて、
twitterにアクセスしようとするたびにイライラしてしまって、
それで、ようやくtwitterに依存してた事に気づかされました。(笑)
さて、Twitterを利用する「正当な目的」
については、友人のブログに書かれている物で異論はありません。
ただ、それはEntryでの理由であって、
継続してる理由はもっと別のところにあると思います。
人間は、思った事・考えた事を発信したい欲があって、
その一番の手軽なツールだからです。
現代社会は、人と人とのつながりが希薄になっているので、
「Responseに飢える」
というような状態になってるんだと思います。
Twitter上のつながりは、
Network Theoryで言うところのWeak Ties(弱い絆)を構成で、
相手が見えないながらに、「社会的なつながり」を校正している。
会った事もない、「Responseに飢えている人同士」が、
互いを慰めあうようにRT(Retweet)する。
ただし、マジで反応しあうのは面倒なので、
手軽に、軽く接触しあう。
これがTwitterだと僕は思っています。
ただ、問題があって、思考がだんだん低下してくる。
特に、深い思考が。
140文字(だっけ?)という制限の中なので、
深い議論は組み立てられない。
ここがTwitterの弱点だと思います。
社会に向けて、友人に向けて自分の考えを発信したいなら、
Blogの方が良いはず。
それをRSS Readerのようなもので友人同士束ねていった方が、
よっぽど、友人の思考・性格が分かる。
僕のブログには、
リアルでのつながりを持つマジな読者が推定50-60名くらいいて、
彼らはこのブログを読みながら、
「金森はこんな事考えてるのか~」
と思う。
何かレスポンスがあれば、
コメント欄が字数制限なしの公開チャットになるので、
Twitterより有用なはず。
または、Blogの内容が直接会った時の話題になる事もある。
深い議論をしたいならね。
ただし、現代人は深い議論を面倒と感じる傾向がある。
だから、140字以内という制限を作り、
浅いところで反応しあう。
これがTwitterかな、と思う訳です。
ちなみにちなみに、
Twitterにも良い事はあって、
ニュースの見出しのように、色々な情報の概要だけ知れたり、
自分が知らなかったニッチ情報が手に入ったり、
超大物に向かって情報を発信できたりします。
これは、良い点です。
でも、それ以上に有害となる点も多いので、
しばらくTwitterは政治家と同じような使い方をしようかな。
「金森は今後こういう事をします」
のような発信意思だけ。
自分の中で、しっかりした意見を作り、
Blogにて発信する方が良い。
未来の僕が見た時に、
あの頃はこんな事考えてたんだ~
となるはずです。
それが、とても楽しみ。
公開日記みたいなもん。
かねてから、色々な人に圧力をかけられてるけど、
このブログでは、何も隠さずに発信したいな、
と思っています。
改めて決表明でした。
2010年5月8日土曜日
友達のブログにて
とても面白い事が書いてあったので、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
引用します。
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。
そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、
日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。
どうだい。すばらしいだろう」
2010年5月6日木曜日
2010年5月2日日曜日
六本木ヒルズに来てる
GWだけど、勉強中です。
マクロをしっかり勉強したいと思って、
結構難しい物を読んでます。
大学1年生の時に、
これを読めばマクロは完璧でしょ、
と友人に言われた一冊です。
Advanced Macroeconomics | |
McGraw-Hill/Irwin 2005-08-17 売り上げランキング : 13550 おすすめ平均 中級でも上級でも読める こちらで読むのもあり. Amazonで詳しく見る by G-Tools |
1年生の時から本棚に入れていたのですが、
ようやく読む時が来ました。
とても難しいし、数式も高度だけど、
少しずつ噛み砕きながら、前に進んでます。
最近、体系的に知識を身につける事の重要性をひしひしと感じます。
経済学以外の分野も、卒業前に少しだけかじって、
さらなる知識量を増やしたいな、なんて思う。
とりあえず、頑張ろう。
今日は晴れてるので、
東京の景色もきれいだ。
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