今日の授業中は、教室の一番後ろに座って、
経済学に関する英語の文章を読んでました。
読んでいたのは、
John B. Taylor の"Interviews about Research in the 1990s"
Tobis Adrian, Hyun Song Shin の"Liquidity, Monetary Policy and the Financial Crisis"
などなど。
昨日、色々な教授とミーティングをする中で、個人的に紹介していただいた物です。
インターネット上に公開されている論文にも色々面白い物はあって、
そういう事を教えてもらえたのは、昨日の大きな収穫。
PCPは、ゼミとは違い、色々な教授と関わりを持てるので、
そういう所から活路を見出してゆくしかないんだな、って感じています。
なんせ、PCPを辞めたら、同期のゼミ員が3名の小さなゼミだけが勉強機会になるし、
しかも、そのゼミにも居られなくなる空気なんで・・・。苦笑
PCP学生代表だからって、PCPの授業を全部くそ真面目に受ける必要もなくて、
ただPCPに関連する仕事をこなし、
u_others(x)<u_inf
とならない範囲内に無難に収まるように管理するだけ。
そして、そんな中で、僕はいつも通りMax u(x) をするだけ。
ところで、どうやらこのブログの読者の中には、
日吉の経済学部の学生・慶應大学を目指す受験生などもいるみたいです。
昨日の書き込みは反響が大かったのか、色々な方からメールをいただきました。
多くの問い合わせは、
「ここに書かれた事は、本当に正しいのか。」
という内容でした。
昨日は個別に対応したのですが、
おそらく彼ら、彼女らはまだ見ていると思うので、
一人の人間として伝えたい事があります。
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「正しいのか?」という問いを立てる事に意味は無いと思います。
ここに書かれている事は、少なくとも僕の主観からしてみれば「正しい」事です。
PCPの他の学生は別の意見を持っているでしょうし、教授は教授で全然別の意見を持っているかもしれません。
各人が考えている事は、「自分なりには正しい」内容でしょう。
また、各人の考えている事は、おそらく食い違う事がかなりあるでしょう。
昨日の例でも、教授同士、学生同士でかなり食い違っていました。
ここから分かるように、「どれが本当に正しいか」という問いには、意味がありません。
あなたが本当に知りたがっている事は、
「どれが、私にとって正しいのか」という問いの答えでしょうが、
あなた以外は誰も答える事ができないのです。
今年度はPCPの説明会が3回日吉で開催されて、そこでPCPのイメージをある程度掴む事ができます。
これは、素晴らしい機会なので、是非利用すると良いでしょう。
ただし、これは教授陣の許可した「表向きな情報」しか流れません。
PCPのホームページにも多くの「公式情報」が載っていますし、
誰でもPCPコーディネーターへメールを送る事だってできます。
僕は、もともと嘘をつくのが嫌いな性格なので、このブログには、僕が感じている事を100%そのまま書きます。
(あまりに個人的な事は避ける場合もありますが)
この内容は、あなたにとって「正しい」かもしれないし、「正しくない」かもしれない。
どう解釈するかは、皆さん次第です。
ただ、一学生の考えとして、読んでもらえれば嬉しいです。
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昨日も書いたけど、
もともとPCPに入った時から定義・目的が曖昧なのには気づいていて、
良い方向で変えようと「PCPバッシング」的に動いてきたのですが、
今は、「PCPパッシング」な状態です。
そのうち、「PCPナッシング」になる事に関しては、多くの教授から釘を刺されているのですが・・・。
でも、色々な教授に紹介してもらった論文を読むのは、本当に勉強になった。
それが、今日の一番の収穫。
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