2009年9月25日金曜日

AIBC二日目

今日は、AIBCの二日目(最終日)でした。

前多教授の姿は何故か見当たらなかったのですが・・・。笑

さて、講演が続いて、

しかもIB特有の専門用語が多くて、

かなり苦戦したというのが正直なところです。

IBの分野は、

興味ある学生はアホみたいに勉強してるから、

強烈な学生と一般の学生との知識差が大きく開く分野のひとつ。

僕は、大学1・2年生の時に興味を持っていたので、

例えば、「デューデリジェンス」とか、

「プロジェクトファイナンスにおけるSPC」とか、

そういう単語は大丈夫だったんだけど。

AIBC参加者の7割くらいはIB志望者だったけど、

残りの3割は撃沈してた印象。笑


ただ、勉強バカって感じの人も多くて、

講師の方も、「教科書的ですね・・・」

と渋い顔をしてたような。笑笑


今日の僕のレッスンは一つ。

「日本はアジアなのか?」

という点。

講師がAsiaと言う時、

パワポのスライドには、
Asia excludes Australia and Japan
なんて書いてあります。

日本はアジアでしょ、

って考えてた身からすると、不思議。

"Asia is not homogenious"

なんて主張しながら、

"Japan is a little different than Asia"

なんて言われるから不思議。笑

アジア諸国の学生によれば、

「地理的にはアジアだけど西洋に近いよね」

という認識。

西洋の学生によれば、

「文化的には西洋を取り入れているけど、所詮アジアだよね」

という認識。

ちなみに日本人の認識はというと、おそらく、

対欧米には、

「我々はアジアだけど、アジアの中でも特別な存在だよね」

対東洋には、

「我々はやっぱりアジアだよね~」

という感じじゃないのかな?

とりあえず、グローバルに見ると、

日本がポジション取りができていないのが気になりました。


最後にJ.P. Morganの日本人の方が講師でいらしたので、

"Asia Investment Banking Conference"の

"Aisa"の中に日本も入ってる~

とホッと安心したのですが。笑


にしても、位置取りが不明確すぎますね。

このままだと、リージョナリゼーションの流れに取り残されて、

本当に孤立しそう。

そういう現実を思い知らされました。


とりあえず終了。

IBを目指してて、バックグラウンドが欲しい人にとっては、

最適の環境だったんだと思う。

でも、僕はIBに向いてないかな、

と感じた会議だったかも。

と、深夜に振り返ってみる。


騒ぐ人達(2人)はクラブへ行って、

疲れてフラフラな人はホテルへ帰り、

僕はパソコンへ向かって経験を振り返る。

うん、なんか、妙に性格を現してるような気がする。

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