深い事を色々と考えてれば、
自分は優秀だと思っていた。
そしてある日、
それを発信する必要があると気づいて、
自分の考えを上手く話をして、
相手と交渉・説得する能力がある事が、
頭の良い証拠だと思っていた。
そのために、
「会話術」とか「交渉術」とか、
「上手く意見をまとめる方法とか」
そういう本をたくさん読んでた。
そして最近、
世の中は「理性」だけでは無いと気づき、
どーでもいいと思ってた会話が、
予想の他に重要な物である事に気づいた。
そして、
心理学の本を何冊か読み、
その事に確信を持った。
上手く話を聞ける人が、
一番素晴らしいんだなと思った。
そこで、
心理カウンセラーがやるような、
傾聴術の本から学び、
まだまだ不十分だけど、
相手の話を上手く聞く方法を、
少しずつ身につけてる。
でも、そこを意識してしまうと、
自分がやっている事は、
「人と会話をしている事」
なんだか、
「人をコントロールしている事」
なのか、
分からなくなる事がたまにある。
これは、少し分かりにくいかも。
人間にとって「聞いてもらう」という行為は、
欲求の一つであるけれども、
かなりの中毒性を持っている。
あと、相手が深い話を自分にする時、
つまり、自分の弱さをさらけ出す時、
相手の人が、
僕の発言に抵抗する強さを失ってしまい、
盲目的に受け入れてしまう事もある。
「会話」という事を学問的に捉えてしまうと、
何も考えない「楽しい会話」ではなくて、
「会話」は少し恐ろしい物になってしまう。
と、少し深く考えてみる。
ところで、勝間和代が「Giveの五乗」
とか言ってたけど、
考えてみたら単純なお話ですね。
自分が5回Giveしてしまうと、
相手の予定表と自分の予定表が似てきて、
良い意味でも、
相手が自分に依存してしまうんだよね。
だから、相手が「良い」事を持っていると、
それが自分にGiveされやすくなる。
つまり、リターンがやってくる、という訳。
なんか、支配に近いかもね。
でも、まぁお互いにそれでHappyならば、
それはそれで良いかな、
と少し考えてみる。
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