2009年8月31日月曜日

Ein Jungling Liebt Ein Madchen

数日前、友達と恋愛の話をしてて、思わず漏らしてしまった一言。

人生って実は死ぬほど辛くて、

楽しい事よりも辛いことの方が数倍多くて、

その中でお互いを励ましあい、

喜びを少しでも増幅させ、

辛い事を少しでも少なく見せて、

半々くらいな感覚で生きるために、

恋人っていう存在が必要なんじゃないかな・・・?

思わず本音が出てしまってビックリしたけど、

多分、間違いないんだろうな。

「人生に生きる価値は無い」のは間違いないんだけど、

それをそのまま受け入れて死のうとするのは「失敗」で、

上手く支えあいながら生きていく人たちが「成功」なのかもしれない。

「支えあう人」というのは、恋人だけでなく、

家族・友達とか、色々いて良いと思うけど。


ただ、何せこの時に話していた相手はまだ大学1年生。

こんな「超現実」で「夢の無い」ような事を

大学一年生に伝えてしまって良かったのだろうか、

と未だに迷う、というか伝えてしまったからしょうがないんだけど、

結構な勢いで後悔してる。

でも、間違いなく真理なんだろうな~。


世の中って何でもそう。

知らない方が幸せな事ばっかりなんだけど、

いずれ知る事になる事ばかり。

Matrixの最初の場面で、

"Do you want to take the blue pill or the red pill?"

っていうのを思い出します。

このシーン。



僕は、このシーンが結構好きで、

よくお話の中で引用するんだけど、

どうやら、色んな人が色んな考察をしてるみたいです。

例えば、コレとか

でも、成長するためには通らなきゃいけない過程だもんね。

僕は、少なくとも若いうちは、Red Pillを取る人なんだと思う。

そこでBlue Pillを取った瞬間に、「老い」が来たんだと思う。

良いとか悪いではないけど、「老い」が来るにはまだ早いかな。笑



さて、この投稿のタイトルですが、

ハイネの『詩人の恋』の中の詩のタイトルです。

シューマンがこんな歌にしてますね。(下のYoutube参照)

英語の字幕が付いてるので、意味は分かると思いますが、

分からない方は、こちらを参照




曲調がかなりシュールですね。

でも、Wunderlichの声は好きです。笑


最近の僕の恋愛観ですが、

一番最初にQuoteしたみたいに、

キラキラした、ウキウキでドキドキな恋愛というより、

必要な、安定した、日常に直結した恋愛に、

大きく変化したのかも。

だいぶ年を取ったな~と感じた、寝起きでした。笑

2 件のコメント:

Midnight Sunfish さんのコメント...

だいぶ変わったよね。記事の内容で分かる。(笑)

金森 俊揮 さんのコメント...

うん、ブログを見返すと、自分って変わっていってるなぁ~って実感するわ。
「進歩」なのか「後退」なのかは分かんないけど、毎日毎日、自分が向いた方向(=「前」)にしっかり進んでるつもりだよ。