ルーブル行った時に、フェルメールが 《au Japon》ってなってたのが非常に残念で、悔しさを胸に上野へ行く予定でした。
でも、東京で乗り換える時に、散歩がしたい気分になったので、結局皇居から歩いていく事にしたんです。
丸の内の界隈はビル街に見えて、皇居を眺めながら少し休めるカフェがあったりなんかして、ゆっくりしてる人たちがたまにいる。
フランスっぽいな~とか思ったり。
そして、皇居の東御苑は無料な割によく整備されてて、観光目的の外国人が多い。
日本に外人が訪れるような観光スポットあるんだ~って感じました。
緑が豊かで、色んな鳥が飛んでて、都会の真ん中にいるとは思えない感じでした。
向こう側はビルなんだけどね、パリも良かったけど東京もいいのかな、なんて考えてしまいました。
途中で東京国立近代美術館という物があるのを見つけてぶら~っと寄ってみて、
菊池芳文の「小雨ふる吉野」とか、河合玉堂の「行く春」なんかを見ながら、屏風って面白いな~と感じ
東山魁夷の「道」を見ながら、日本の芸術も面白い、と感じました。
7月からゴーギャンの有名な
《D'où venons nous? Que sommes-nous? Où allons-nous?》
という作品が来るので、見てみると良いと思います。
それが、平日の昼間だというのに、人がいっぱいなんです。
日本人も芸術を大事にするんだ、と思って安心してると、彼らの会話は、
「この額縁がキレイ」「ルーベンスって有名じゃないよね?」「ディズニーランドにありそうな感じの絵だね。」
とか、どーでもいー事しか話してないんです。芸術の知識がある人は無いんですかね?笑
絵に共感するでもなくしないでもなく、一つずつ絵を番号順に眺めていき、最後まで行くと「あ~疲れた」と行って帰る。
美術館来て楽しいのかな?と思ってしまいました。笑
ルーブルみたいに、写生してる学生とかいたら面白いのにな~。笑笑
僕はバロック~フランス古典派あたりの絵画は特に好きなので、色々楽しみました。
クロード・ロランの絵はロンドンでも見れたので、結構色々見れてる気がして嬉しいです。
精密に書かれてるのに、光の描かれ方によってピントが上手くぼけたように見える感じが大好き。
企画展は人がいっぱいだったけど、訪れる価値がありそうです。
その後常設展を見たのですが、人が少なくてがっかりでした。
クールベ、ゴーギャン、コロー、モネ、ルノワールなど、思った以上にいい作品はあるので見てみる価値ありです。
ちなみに、前庭にはロダンのカレーの市民があります。
これも、多くの人がスルーするんですよね。
パリから帰ってきてから、一番パリっぽい日を過ごしました。
東京でも、案外まったりスポットはあるみたいです。
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